大学入試情報・受験対策
東邦大学薬学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
東邦大学薬学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
東邦大学薬学部の偏差値は50.0程度で、大学入学共通テストにおいては7割以上の得点率が求められます。2023年度の入試競争倍率は、推薦入試（公募制併願制、指定校制平均）が1.79倍、一般入試（共通テスト併用含む）が3.80倍、共通テスト利用入試が3.60倍となります。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
東邦大学薬学部の入試は、同窓生子女入試・総合入試・社会人入試・編入学試験・推薦入試・一般入試の大きく6種類となります。一般入試は通常の一般入試のほか、共通テスト利用入試と一般入試（共通テスト併用）の3種類に分かれています。一般入試では、理科・外国語・数学の3科目の筆記試験が課されます。共通テスト利用入試は、大学入学共通テストを利用して合否判定を行うため、個別試験は実施しません。一般入試（共通テスト併用）は、大学入学共通テストの数学・外国語の成績と、個別試験の理科の成績を併用して合否判定を行います。募集要項で詳細を確認し、受験する方式に合った対策を行いましょう。
東邦大学薬学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《2022年度 一般入試》
試験時間70分の大問2題構成で、数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bから出題されます。解答形式は、マークシート方式と記述式の併用で、出題分野は整数の性質や2次関数、場合の数と確率、微積分、位置ベクトル、数列などとなります。全体的な難易度は基本～標準レベルとなるため、各分野の基本事項をしっかりと身につけることが重要です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。
英語の試験傾向と対策
《2022年度 一般入試》
試験時間60分の大問4題構成で、適語句選択と対話文完成がそれぞれ1題ずつと長文読解問題が2題出題されます。解答形式は、マークシート方式と記述式の併用となります。知識問題では、比較表現や関係詞、副詞・前置詞・接続詞、時制・仮定法などの語彙・文法をしっかりと学習しておく必要があります。長文読解問題では、文脈や論旨の把握だけでなく、部分和訳や「ほぼ同じ意味で用いられている」文の選択など様々なタイプの小問が出題されます。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分を確認しておくと良いでしょう。
理科の試験傾向と対策
《2022年度 一般入試》
・化学
試験時間80分の大問4構成で、解答形式はマークシート方式が1題と記述式が3題の併用となります。マークシート方式の1題は、理論・有機・無機の各分野から10問程度の小問が出題されます。計算問題も含まれるため、計算ミスやマーク漏れ、マークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。記述式は2題が理論分野、1題が有機分野となります。全体的な分量や難易度は標準レベルとなるため、基礎学力の定着は必須です。また、出題傾向や形式、時間配分などを確認するために、複数年分の過去問に取り組みましょう。
東邦大学薬学部基本情報
公式サイト
東邦大学薬学部：https://www.toho-u.ac.jp/phar/index.html
基本情報
創立年
1950年
生徒数
1,489人（2022年05月時点）
教育理念
教育に関しては、高い倫理観、豊かな人間性、自他ともに高め合う態度、基礎薬学並びに医療薬学に関するバランスのとれた豊富で正確な知識・技術及び問題解決能力を育成し、チーム医療に資するためのコミュニケーション能力及び実践的能力を醸成する。
東邦大学薬学部の特徴
東邦大学薬学部では、6年制の薬学教育で薬の専門家として必要な高度な知識や技術の修得はもとより、高い倫理観やチーム医療に必要なコミュニケーション能力などを身につけることができます。また、臨床に強い薬剤師の育成に取り組んでおり、医学部と付属病院を擁する利点を生かして、病院実習・薬局実習による充実した臨床教育を展開しています。授業時間は1時限70分とし、作業の継続性を重視して実習は午後の3時限とまとまった時間を確保するなど、効果的な学びを可能にする仕組みを導入しています。さらに、薬剤師国家試験の受験サポートとして、基礎学力・応用力を向上させるため、専門教員による「薬学総合教育部門」を設置しており、きめの細かい学習指導の他、過去問の分析や模擬試験の実施など、全員の合格を目指しています。
東邦大学薬学部キャンパス情報
習志野キャンパス
住所：〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1
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