東邦大学理学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東邦大学理学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

東邦大学理学部の偏差値は、学科や入試方式によって異なりますが45.0~47.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、6~7.5割程度の得点率が求められます。2023年度の入試競争倍率は、総合入試(A)が1.80倍、総合入試(B)が1.73倍、一般入試(A)が1.84倍、一般入試(B)が1.79倍、一般入試(C)が4.80倍、共通テスト利用入試(前期)が1.88倍、共通テスト利用入試(前期+)が2.19倍、共通テスト利用入試(後期)が2.00倍となります。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

東邦大学理学部の入試は、総合入試・推薦入試・一般入試の大きく3種類となります。一般入試は、(A)~(C)の3種類と共通テスト利用入試(前期・前期+・後期)に分かれています。共通テスト利用入試は、大学入学共通テストの成績を利用して合否判定を行うため、個別試験の実施はありません。入試日程や学科によって試験科目が異なるため、必ず募集要項で詳細を確認しておきましょう。

 

東邦大学理学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

試験時間90分の大問4題構成で、一般入試Bの生物分子化学科と生命圏環境科学科でのみ選択可能となります。大問1.2が長文読解問題、大問3.4が知識問題となります。長文読解問題はどちらも論説的文章からの出題で、選択や抜き出し、説明記述などで内容の正確な理解が問われます。さまざまなテーマの文章に触れ、速読力や精読力などを磨きましょう。知識問題では、ランダムに配置された語句を正しい一文になるように並び替える問題と、一部ひらがなで記載されている表現や熟語の傍線部を漢字で示したうえで、正しい意味を4つの選択肢から選ぶ問題となります。毎日コツコツ学習し、ことばの知識を身につけましょう。

数学の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

・一般入試A

試験時間90分で、大問3題構成となります。大問1.2は解答のみの記入、大問3は計算過程や途中の説明が必要です。数学Ⅰ(数と式、二次関数、図形と計量)・Ⅱ・A・B(数列、ベクトル)から出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。

 

・一般入試B

〈必須〉

試験時間90分で、大問4題構成となります。生物学科・生物分子科学科・物理学科・情報科学科・生命圏環境科学科を志望する場合は、大問1~3が必須で大問4の回答は不要です。化学科を志望する場合は、大問1.2が必須で大問3.4は選択となります。大問1.2は解答のみの記入、大問3.4は計算過程や途中の説明が必要です。数学Ⅰ(数と式、二次関数、図形と計量)・Ⅱ・A・B(数列、ベクトル)から出題されます(大問4は数学Ⅲからの出題)。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。

 

〈選択〉

物理学科と情報科学科では、必須解答が必要な数学とは別に英語と数学の問題が同時配布され、どちらか1科目を選択して受験する選択数学があります。試験時間70分で、大問3題構成となります。大問1.2は解答のみの記入、大問3は計算過程や途中の説明が必要で、数学Ⅲの全範囲から出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。

 

・一般入試C

試験時間60分の大問3題構成で、すべて解答のみの記入となります。数学Ⅰ(数と式、二次関数、図形と計量)・Ⅱ・A・B(数列、ベクトル)から出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。

英語の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

試験時間70分の大問4題構成で、解答形式はマークシート方式と記述式の併用となります。大問1.2が長文読解問題、大問3が語彙・文法問題、大問4が整序英作文となります。長文読解問題では内容一致などの文脈や論旨の正確な把握力が問われるほか、部分和訳などの記述問題も出題されます。自然科学系を含むさまざまなテーマの英文を読み慣れておくことが大切です。語彙・文法問題では空所補充形式で問われるオーソドックスな問題となるため、基礎知識をしっかりと身につけて高得点を狙いましょう。整序英作文は示された日本文に合うように英文を並び替え、指定された空所に当てはまる語句を解答する問題となります。難問や奇問は出題されないものの、実力差が現れやすいため、ケアレスミスなどをしないよう、丁寧な解答を心がけましょう。

理科の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

一般入試A・Bでは、生物・化学・物理の順に各3題、計9題出題され、9題の中から任意に3題を選んで解答します(4題以上の選択は不可)。化学科は、大問4~6の化学分野の得点のみ合否判定に採用され、それ以外の問題は0点として取り扱われるため注意しましょう。一般入試Cでは、生物・化学・物理の順に各2題、計6題出題されます。生物選択者は大問1.2、化学選択者は大問3.4、物理選択者は大問5.6を解答する必要があります(科目を跨ぐ問題選択は不可)。

それぞれの科目は、幅広い分野から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。知識問題だけでなく計算問題なども含まれるため、高校で習う基本事項をしっかりと身につけておきましょう。

 

東邦大学理学部基本情報

公式サイト

東邦大学理学部:https://www.toho-u.ac.jp/sci/index.html

基本情報

創立年

1950年

生徒数

1,975人(2022年05月時点)

教育理念

自然・生命・人間を探究する過程を通して、社会に貢献する「科学人」を育てることを目的とする。

引用元:学部の特色・目的|理学部|東邦大学

東邦大学理学部の特徴

東邦大学理学部は、【化学科】【生物学科】【物理学科】【生物分子科学科】【情報科学科】【生命圏環境科学科】からなり、専門性と人間性を備えた研究者、科学技術者を育成しています。各分野の基礎から応用までを講義・演習・実験実習を通してバランス良く学ぶことができます。キャンパス内には、最新の設備や機器が揃っており、各学科における最先端のテーマを扱える研究環境を実現しています。また、理系総合大学である強みを生かした連携教育も行われており、特に生命科学分野では、通常の理学部では困難な医科学系の基礎研究を行っています。

 

東邦大学理学部キャンパス情報

習志野キャンパス

住所:〒274-8510 千葉県船橋市三山2-2-1

 

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