大学入試情報・受験対策
立正大学地球環境科学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
立正大学地球環境科学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
立正大学地球環境科学部の偏差値は、学科やコース、入試方式によって異なりますが35.0~40.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、5~5.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.0~2.0倍で、地理学科が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
立正大学地球環境科学部の入試は、総合型選抜・学校推薦型選抜・特別選抜・全学部一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜の大きく5種類となります。全学部一般選抜は、R方式・2月試験(前期・後期)・3月試験に分かれています。どの日程も3科目で合否判定を行い、外国語は必須科目となります。『国地公型受験』『国数型受験』『地歴公民受験』『数学受験』『理科受験』のいずれかのパターンで、方式や日程によって選択可能科目が異なります。募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。
立正大学地球環境科学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜(R方式)》
試験時間は2科目合わせて80分の大問2題構成です。国語総合(現代文)からの出題で、それぞれの大問につき2文ずつ読み、設問に解答します。総解答数は19問で、解答形式はすべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。内容把握に関する問題が中心となりますが、語句の意味や接続詞に関する問題など、一部知識問題も含まれます。毎日コツコツ学習し、ことばの知識をしっかりと身につけましょう。また、出題形式に慣れるため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
《2022年度 一般選抜(2月前期)》
試験時間60分の大問3題構成で、大問1.2が必須、大問3はア~ウから1つ選択して解答します。大問1.2は現代文、大問3のアが現代文、イが古文、ウが漢文で、自分の得意科目を選択することができます。解答形式はすべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。現代文の問題文は比較的長めとなっているため、さまざまなテーマの文章で演習を重ね、速読力や精読力を養いましょう。古文と漢文は、それぞれ文法などの基礎知識をしっかりと身につけておく必要があります。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。
〈仏教学部・文学部・経済学部・経営学部・法学部・心理学部・社会福祉学部・データサイエンス学部と同様〉
数学の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜(R方式)》
試験時間は2科目合わせて80分です。大問2題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(確率分布と統計的な推測は除く)からの出題となります。穴埋め形式で問題数が少ないため、計算ミスなどで失点しないよう丁寧な解答を心がけましょう。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
《2022年度 一般選抜(2月前期)》
試験時間60分で、大問3題構成となります。数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(確率分布と統計的な推測は除く)の幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、解答形式はすべてマークシート方式となるため、計算ミスやマーク漏れ、マークミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。各分野の基礎知識をしっかりと身につけた上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。
〈データサイエンス学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜(R方式)》
試験時間60分の大問5題構成となります。総解答数は40問で、すべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。語彙・文法問題、短文読解問題、会話文問題、長文読解問題などが出題されます。読解問題は設問文も英文となっているため、形式に慣れておく必要があります。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけた上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。
《2022年度 一般選抜(2月前期)》
試験時間60分の大問6題構成となります。総解答数は45問で、すべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。語彙・文法などの知識問題では、適切な語(句)の選択、適切でない語(句)の選択、空所補充、和文英訳などさまざまな形式で知識の定着が問われます。長文読解問題では、語句の意味や内容把握に関する問題が出題されます。基礎知識をしっかりと身につけ、さまざまなテーマの文章で演習を重ね、読解力や精読力を養いましょう。
〈仏教学部・文学部・経済学部・経営学部・法学部・心理学部・社会福祉学部・データサイエンス学部と同様〉
地歴公民の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜(R方式)》
試験時間は2科目合わせて80分で、解答形式はすべてマークシート方式となります。
・日本史
大問3題構成で、総解答数は20問程度となります。日本史Bで学ぶ幅広い時代について、用語や用語の意味、年代、出来事の内容、地図を用いた問題などが出題されます。苦手分野を作らないよう各時代について、バランスよく学習することが大切です。教科書だけでなく資料集や地図帳、年表などにも目を通して、知識の理解を深めましょう。
・世界史
大問2題構成の総解答数25問程度で、世界史Bの範囲から出題され、大問1が近世のヨーロッパ、大問2が中華人民共和国の北京市の歴史に関する問題となります。大問2はさらに、時代ごとにA~Dの4つのセクションに分かれています。出題傾向や形式を把握するための複数年分の過去問演習が重要となります。
・地理
大問3題構成で、総解答数は20問程度となります。地理Bで学ぶ幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。地理院地図や世界地図、模式図、グラフ、図表などさまざまな資料を用いた問題が出題されるため、学習する際は教科書だけでなく、資料集や地図帳にも目を通しておきましょう。
・政治経済
大問2題構成の総解答数は20問程度で、問題は会話文形式となります。公害や現代の企業経営に関する条約や原則などの重要語句や語句の意味を問う問題が出題されます。地図やグラフなどの資料を用いた問題も含まれるため、資料から内容を正確に読み取る力が必要です。
《2022年度 一般選抜(2月前期)》
試験時間60分で、解答形式はすべてマークシート方式となります。
・日本史
大問4題構成で、総解答数は40問程度となります。日本史Bのすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。すべて選択式ですが、用語や地域、理由説明、語(句)の組み合わせ、年代など内容は多岐にわたります。史料を用いた問題も含まれるため、教科書以外に用語集や史料集にも目を通しておくと良いでしょう。
・世界史
大問4題構成で、総解答数40問程度となります。出題範囲は世界史Bで古代オリエントやローマ世界、インドの古典文明、東アジアなどに関する問題が出題されます。苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。地名や人名は間違いやすいため、確実に答えられるようになっておきましょう。
・地理
大問4題構成で、総解答数は33問程度となります。出題範囲は地理Bで、日本国内だけでなく、ヨーロッパやアフリカの地域に関する問題、気圧帯に関する問題などが出題されます。地形図や図表、グラフ、地図などを用いた問題も含まれるため、教科書だけでなく、資料集や地図帳、用語集にも目を通して知識の理解を深めておきましょう。
・政治経済
大問4題構成で、総解答数は40問程度となります。第二次世界大戦後の日本政治、人権保障、金融のしくみ、バブル経済期以降の日本経済などに関する問題など、出題範囲は多岐にわたります。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、用語だけでなく、各用語の意味までしっかりと理解しておきましょう。
〈仏教学部・文学部・経済学部・経営学部・法学部・心理学部・社会福祉学部・データサイエンス学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《2022年度 一般選抜(2月前期)》
試験時間60分で、解答形式はすべてマークシート方式となります。
・物理
大問4題構成の総解答数20問で、原子を除くすべての範囲から出題されます。力学や熱力学、波動、電気など出題分野は多岐にわたるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、計算問題も複数出題されるため、計算ミスやマーク漏れ、マークミスなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。
・化学
大問4題構成の総解答数22問で、化学基礎・化学のすべての範囲から出題されます。基本問題や計算問題、実験に関する問題など、さまざまな問題形式で、知識の理解が求められます。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。
・生物
大問4題構成で、総解答数は30問程度となります。生物の体内環境の維持や植物の環境応答、生態と環境など、出題範囲は多岐にわたるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが重要となります。また、実験に関する問題も含まれるため、図表を正確に読み取る力も身につけておきましょう。
・地学
大問3題構成で、総解答数は35問程度となり、他の理科分野に比べて解答数が多くなっています。大気の構造と運動や大循環、地球の変遷、太陽系と宇宙などさまざまな分野から出題されます。グラフや図表の読み取り問題や計算問題も含まれるため、各分野の基礎知識をしっかりと身につけた上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておきましょう。
〈データサイエンス学部と同様〉
立正大学地球環境科学部基本情報
公式サイト
立正大学地球環境科学部:http://ris-geo.jp/
基本情報
創立年
1998年
生徒数
709人(2023年度時点)
教育理念
人材養成に関する目的およびその他の教育研究上の目的
地球環境科学部は、地球と地域の環境問題の解決に貢献できる有為な人材を養成することを、人材養成に関する目的およびその他の教育研究上の目的とします。
立正大学地球環境科学部の特徴
立正大学地球環境科学部は、地球環境科学分野における「モラリスト×エキスパート」を養成しています。環境問題を解決するための幅広い視野と専門的な知識や技術を身につけることができる「環境システム学科」と、地理的な知識を修得し、その『場所の個性』を地域の発展に結びつける手法を学ぶ「地理学科」が設置されています。「環境システム学科」には、〈生物・地球コース〉と〈気象・水文コース〉があり、入学時にどちらかを選び所属します。
立正大学地球環境科学部キャンパス情報
熊谷キャンパス
住所:〒360-0194 埼玉県熊谷市万吉1700
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