東京外国語大学言語文化学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東京外国語大学言語文化学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

東京外国語大学言語文化学部の偏差値は、専攻言語によって異なりますが60.0~65.0程度です。大学入学共通テストにおいては、7~8割程度得点することが合格の目安となります。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.1~2.5倍で、ポーランド語専攻/チェコ語専攻/ウルドゥー語専攻/ヒンディー語専攻/ベンガル語専攻が最も高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

東京外国語大学言語文化学部の入試は、一般選抜・学校推薦型選抜・帰国生等特別推薦選抜・私費外国人留学生選抜の4種類があります。一般選抜は、前期日程のみで大学入学共通テストを5教科6~7科目受験する必要があります。個別学力検査では、英語スピーキング試験とリスニングを含む英語の学力試験、そして日本史もしくは世界史のどちらかを選択して受験します。英語試験の難度が非常に高く、配点に占める割合も大きいため、重点的に学習しましょう。

 

東京外国語大学言語文化学部の科目別傾向と対策

英語の試験傾向と対策

・英語スピーキング試験

タブレット端末を用いて十数程度のスピーキング試験が課されます。試験説明や動作確認の時間も含め、試験時間は40分となります。英語4技能検定に似た試験となっているため、実際に検定を受けてみて試験の雰囲気に慣れておくこともおすすめです。また、HPに解説ページが掲載されているため、確認しておきましょう。

 

・英語

例年、試験時間120分で、大問5~6題構成となります。前半の大問は長文読解問題、後半の大問3題はリスニング試験となっています。1,000語を超える長文に対する読解力、大問3題分のリスニング力、リスニング内容の要約と意見論述をそれぞれ200語程度で記述する表現力が問われる非常に難度の高い試験となります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向を把握しておきましょう。

 

〈国際社会学部・国際日本学部と同様〉

地歴公民の試験傾向と対策

・世界史

試験時間60分で、近世以降からの出題、設問形式は一問一答式が中心となります。論述問題が2題出題され、年度によって1題は400~600字、1題は30~100字と字数制限が異なります。難易度は標準レベルとなるため、教科書内容をしっかりと身につけておきましょう。論述問題は頻出テーマを中心に、何度も演習を行い、記述力を養うことが大切です。

 

・日本史

試験時間60分で、近現代史からの出題、設問形式は一問一答式が中心となります。難易度は標準レベルとなるため、基礎知識を身につけて確実に得点できるようにしましょう。また、400字と100字の論述問題が1題ずつ出題されます。過去問にも取り組み、頻出テーマの事象や歴史的背景、影響などについてしっかりと理解しておくことが大切です。論理的に述べる練習を行い、減点されない解答を心がけましょう。

 

〈国際社会学部・国際日本学部と同様〉

 

東京外国語大学言語文化学部基本情報

公式サイト

東京外国語大学言語文化学部:http://www.tufs.ac.jp/education/lc/

基本情報

創立年

2012年

生徒数

1,649人(2023年05月時点)

教育理念

言語文化学部は、世界諸地域の言語と文化に精通し、言語や文化の壁を越えたコミュニケーション能力とコーディネート能力を備え、国内外において言語間・文化間の架け橋となり、新たな価値観の創成に寄与する人材を育成することを目的とする。

引用元:教育情報の公表|情報公開|大学案内|東京外国語大学

東京外国語大学言語文化学部の特徴

東京外国語大学言語文化学部は、世界の架け橋として活躍する国際教養人の養成を目標に掲げ、世界の様々な地域の言語や文化の学習に重点を置いた教育を実践しています。入学時に、専攻言語(スペイン語、ドイツ語、ヒンディー語な全27言語から選択)と専攻地域(北西ヨーロッパ・北アメリカ、中央アジアなど13地域から選択)を決め、高度な語学運用能力とその国の文化に対する豊かな知識を養います。3年次からは、専門領域の学びを深化させるため、「地域コース」と「超域コース」という2つのコースのいずれかを選択し勉強を進めます。

 

東京外国語大学言語文化学部キャンパス情報

府中キャンパス

学部:言語文化学部・国際社会学部・国際日本学部

住所:〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

 

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