大学入試情報・受験対策
鹿児島大学教育学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
鹿児島大学教育学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
鹿児島大学教育学部の偏差値は、コースによって異なり45.0~50.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、5~6割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の競争倍率は、学部小計で前期日程が1.67倍、後期日程が2.87倍となっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
鹿児島大学教育学部の入試は、一般選抜、学校推薦型選抜、国際バカロレア選抜、私費外国人学部留学生選抜の大きく4種類となります。さらに一般選抜は、前期と後期の2日程実施され、どちらも大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があります。個別学力検査等について、前期日程では受験するコースによって〈国語・数学・英語〉から指定された科目数を受験し、さらに面接も課されます。また、全コースで面接も実施され、その他に、楽典や実技試験が課されるコースもあります。後期日程は、初等教育コースと特別支援教育コースのみの募集となり、〈小論文・面接〉が課されます。大学入学共通テストでは、受験するコースや日程によって科目数が異なり、5~6教科7~8科目の受験が必要となります。詳細は必ず募集要項で確認しておきましょう。
鹿児島大学教育学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
試験時間90分の大問3題構成で、現代文・古文・漢文からそれぞれ1題ずつ出題されます。現代文では、設問の中に漢字の書き問題が含まれるため、日頃からコツコツと学習し、漢字の知識を身につけましょう。現代文では指定された字数内で説明する問題、古文では現代語訳や説明する問題、漢文では傍線部の読み方を記す問題、現代語訳、書き下し文にする問題と、すべて記述問題となっています。全体的な難易度は標準レベルとなるため、基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問で演習を重ねましょう。
※中等教育コース音楽/美術/保健体育を除く
〈法文学部と同様〉
数学の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
試験時間90分の大問3題構成で、大問1が必須、大問2が2-1、2-2から1題、大問3が3-1、3-2、3-3から1題を選択して解答します。試験当日に問題を見て、自分の得意な問題を選択することができます。出題範囲は選択問題によって異なりますが、2次関数や微分積分、数列、ベクトル、確率など数学の全範囲を満遍なく学習しておくことが大切です。全体的な難易度は、基礎〜標準レベルとなります。基礎的な知識をしっかりと固め、出題傾向や形式に慣れておくためにも複数年分の過去問に取り組みましょう。
英語の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
試験時間90分の大問5題構成で、長文読解問題が2題、空欄補充形式の文法・語彙問題が1題、和文英訳問題が1題、自由英作文が1題出題されます。長文読解は説明問題が中心となっているため、記述量が多く時間配分に注意が必要です。文法・語彙問題は標準レベルとなるため、基礎から丁寧に学習しておきましょう。和文英訳と英作文は、合否を分ける重要なポイントとなります。しっかりと対策をして試験に挑むことが大切です。出題傾向や形式に慣れておくために、複数年分の過去問に取り組みましょう。
※中等教育コース音楽/美術/保健体育を除く
〈法文学部・医学部・歯学部・共同獣医学部と同様〉
小論文の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 後期日程》
試験時間90分で課題文を読み、設問2問に解答します。設問内容は、本文の内容を踏まえて100字以内で説明する問題と、筆者の主張に対する自分の意見を含ませた上で自分の考えを600~1,000字で述べる問題となります。本文の主旨を踏まえ、適切な情報を選択し表現できるか、自らの考えを論理的に説明できるかが問われます。広く人間や社会・文化などについての知識を身につけるとともに、複数年分の過去問で実際に書く練習を行いましょう。
面接の試験傾向と対策
《一般選抜》
前期日程は全コースで面接が課され、学校教員となることへの意欲や自分の考え、意見をまとめ、表現する力などが評価されます。後期日程では、初等教育コースと特別支援教育コースのみ面接が課され、学習意欲や社会への関心度、学校教育又は特別支援教育に対する意欲と適正などが評価されます。先生や家族の協力を得て、何度も模擬面接で実践的な練習を行いましょう。
鹿児島大学教育学部基本情報
公式サイト
鹿児島大学教育学部:https://www2-edu.edu.kagoshima-u.ac.jp/
基本情報
創立年
1949年
生徒数
848人(2022年5月時点)
教育理念
<教育学部の教育目標>
鹿児島大学の教育目標や教育学部の目的をうけて,教育学部では,次のような人材の育成を目標とする。
学校教育を取り巻く諸課題に対して,理論的かつ実践的に探究することのできる高度な専門性と豊かな人間性を兼ね備えた教育者
引用元:教育学部 3ポリシー
鹿児島大学教育学部の特徴
鹿児島大学教育学の学生は、全員〈学校教育教員養成課程〉に所属し、入学時より〈初等教育コース〉〈中等教育コース〉〈特別支援教育コース〉に分かれて学びます。学校実習を重要な科目と位置づけており、1年次の「学校体験」、2年次の「参加観察実習」、3・4年次の「事前・事後研究」、「教育実習」と段階を踏んで実施しています。
鹿児島大学教育学部キャンパス情報
郡元キャンパス
学部:法文学部・教育学部・理学部・工学部・農学部・共同獣医学部
住所:〒890-8580 鹿児島県鹿児島市郡元1丁目21番24号
オンライン家庭教師WAMの鹿児島大学教育学部受験対策
鹿児島大学教育学部の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、鹿児島大学教育学部の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。