大学入試情報・受験対策
金沢工業大学バイオ・化学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
金沢工業大学バイオ・化学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
金沢工業大学バイオ・化学部の偏差値は37.5程度で、大学入学共通テストにおいては、5割程度の得点率が求められます。2023年度一般試験の倍率は、試験Aが1.1〜1.2倍、試験Bが1.0倍となっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
金沢工業大学バイオ・化学部の入試は、目的志向型入学(AO入学)、専門高校特別選抜、推薦試験、一般試験、大学入学共通テスト利用の大きく5つの試験区分があります。さらに一般試験は、「一般試験A」と「一般試験B」、「一般試験B・共通テストプラス」に分かれており、試験Aは4日程から試験日を選択します(4日間出願可能)。試験科目について、試験A・Bともに3科目の学力試験が課され、どちらも〈数学・英語〉が必須、試験Aが〈物理・化学・生物・国語〉から1科目を選択、試験Bは〈物理・化学・国語〉から1科目を選択して受験します。一般試験B・共通テストプラスは、一般試験Bと大学入学共通テストの合計得点で選考されるため、試験Bの受験が必要です。また、一般試験Aは全国26の会場、一般試験Bは全国14の会場で実施されるため、最寄りの試験会場で受験することができます。その他の試験区分などの詳細は、必ず入学試験要項で確認し、受験する区分に合った対策を行いましょう。
〈工学部/情報フロンティア学部/建築学部と同様〉
金沢工業大学バイオ・化学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2023年度 一般試験》
試験Aは試験時間60分、試験Bは試験時間70分で、どちらも配点は100点満点です。理科との選択問題で、解答形式は試験Aがマークシート式、試験Bが記述式となります。出題範囲は、国語総合(古文・漢文を除く)と現代文Bとなっており、評論文などを題材とした読解問題が出題されます。漢字問題などの語彙力や、空欄補充問題、内容正誤問題など内容を正しく把握できているかが問われます。日頃から多くのジャンルの文章を読み、速読力や精読力を養いましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことも大切です。
〈工学部/情報フロンティア学部/建築学部と同様〉
数学の試験傾向と対策
《2023年度 一般試験》
試験Aは試験時間60分の100点満点、試験Bは試験時間90分の150点満点で、いずれも大問4題構成です。解答形式は試験Aがマークシート式、試験Bが記述式となりますが途中式などの計算等は評価されません。数学Ⅰ・Ⅱ・Aの全範囲と、数学B(数列・ベクトル)の範囲から満遍なく、基本レベルの問題が出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。一部応用問題も含まれますが、教科書やテキストなどの標準レベルの問題を確実に解けるように演習を重ねましょう。また、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことも大切です。
〈工学部/情報フロンティア学部/建築学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《2023年度 一般試験》
試験Aは試験時間60分、試験Bは試験時間70分で、どちらも大問5題構成の配点は100点満点です。解答形式は試験Aがマークシート式、試験Bが記述式となり、文法問題、対話文問題、長文読解問題が出題されます。全体的に基本~標準レベルの問題ですが、試験Aの読解問題では、前後の文脈から推測する文脈選択問題という特有の問題が含まれます。英語の基本的な語彙力を身につけ、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分を確認しておきましょう。
〈工学部/情報フロンティア学部/建築学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《2023年度 一般試験》
国語との選択問題で、試験Aは〈物理・化学・生物〉から1科目を選択、試験Bは〈物理・化学〉から1科目を選択することが可能となっています。試験時間は試験Aが60分、試験Bが70分、解答形式は試験Aがマークシート式、試験Bが記述式となります。
・物理
試験A・Bともに大問3題構成で、物理基礎・物理の範囲から出題されます。力学や波動、原子、熱など実験を題材とした問題となっているため、典型的な実験の流れをしっかりと押さえておく必要があります。基本知識や実験の流れを確実に押さえ、標準レベルの問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。
・化学
試験Aが大問3題、試験Bが大問4題で構成されており、化学基礎・化学の範囲から出題されます。全体的な難易度は基礎~標準レベルですが、問題量が多いため試験時間には注意が必要です。基本的な知識や公式、解法などを確実に押さえ、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねることが大切です。
・生物
試験Aのみ実施され、大問3題構成で生物基礎・生物の範囲から出題されます。各分野を満遍なく学習し、苦手分野を作らないようにすることが大切です。教科書を活用して基本的な知識を確実に押さえ、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。
〈工学部/情報フロンティア学部/建築学部と同様〉
金沢工業大学バイオ・化学部基本情報
公式サイト
金沢工業大学バイオ・化学部:https://www.kanazawa-it.ac.jp/gakubu_daigakuin/bio_kagaku/index.html
基本情報
創立年
2008年
教育理念
グローバル化とともに、生命・資源・エネルギー・環境に関わる諸問題を解決するためには、地球規模での取り組みが必要になっている。本学部では、脳科学・遺伝子工学・微生物工学をはじめとする最先端のバイオ技術に加え、生命工学・新素材・環境・エネルギーなど広範囲にわたるバイオ・化学技術の基礎と応用を学ぶ。実験を重視した探求型の学習により科学的思考力、深い洞察力、柔軟な応用力を身につけ、バイオ・化学分野で活躍できる人材を育成する。
金沢工業大学バイオ・化学部の特徴
金沢工業大学バイオ・化学部は、【応用化学科】と【応用バイオ科】で構成されています。
【応用化学科】〈環境化学〉〈エネルギー機能化学〉〈バイオ・機能化学〉の3つの領域について学ぶことができます。化学的課題を解決するために欠かせない「分析・測定する」「物質をつくる」「方法を考える」という3つのプロセスに重点を置いたカリキュラムを展開しています。
【応用バイオ科】〈バイオ工学〉〈脳科学〉〈遺伝子工学〉の3分野について学ぶことができます。1年次から興味のある研究室で指導を受けることができる研究室体験プログラムが用意されています。
金沢工業大学バイオ・化学部キャンパス情報
扇が丘キャンパス
学部:工学部/情報フロンティア学部/建築学部/バイオ・化学部
住所:〒921-8501 石川県野々市市扇が丘7-1
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