大学入試情報・受験対策
群馬大学情報学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
群馬大学情報学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
群馬大学情報学部の偏差値は50.0程度で、大学入学共通テストにおいては、6~7割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の受験倍率は、前期が2.6倍、後期が4.6倍となり、後期の志願倍率は12.1倍と非常に高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
群馬大学情報学部の入試は、特別選抜と一般選抜の大きく2種類となります。さらに一般選抜は、前期と後期の2日程実施され、大学入学共通テストと個別学力試験等を受験する必要があります。個別学力試験等では、前期が〈数学・英語〉のいずれか1科目、もしくは2科目の学力試験、後期が〈小論文〉となります。大学入学共通テストでは、前期・後期ともに5~6教科7~8科目の受験が必要です。必要科目などの詳細は必ず生徒募集要項を確認し、受験する選抜に合った対策を行いましょう。
群馬大学情報学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
試験時間120分の大問6題構成で、大問1~4は必須、大問5.6はいずれかを選択して解答します。選択しなかった問題の解答欄に「選択しない」と記入する必要があり、この記入が抜けている場合や両方を解答した場合は、両方の答案が0点となることがあるため注意が必要です。出題範囲は、大問5を選択した場合が数学Ⅰ・Ⅱ・A・B、大問6を選択した場合が数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・Bとなります。分野に偏らず幅広く出題されるため、苦手分野を作らないようにすることが大切です。全体的な難易度は標準レベルのため、基礎知識をしっかりと身につけ、問題集や過去問など多くの問題で演習を重ねましょう。
英語の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 前期日程》
試験時間120分の大問3題構成で、すべて記述式の問題となります。長文読解問題2題と英作文が出題されており、英語のコミュニケーション能力や表現力を含む多角的な能力が問われます。基本的な知識をしっかりと身につけ、どんな形式の問題が出題されても対応できるようにしておきましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことが大切です。
小論文の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜 後期日程》
試験当日に文系型または理系型のいずれかを選択して解答します。試験時間は120分です。
・文系型
大問1題構成の設問2問で、文章を読み、本文の内容を参考に特徴を説明する問題(400字程度)と、問題点を指摘しながら自分の考えを述べる問題(600字程度)が出題されます。現代社会に関する諸問題への関心度と理解度、勉学に必要な長文読解力、論理的思考力、文章表現力が問われます。複数年分の過去問などで実際に書く練習を行い、先生から添削指導を受けることで文章の精度を上げておきましょう。
・理系型
大問2題構成の設問11問で、文章や規則を読み、計算問題や根拠を記述する問題、証明問題、説明記述問題が出題されます。事象を数理モデル化し、必要なデータを活用して合理的な解を得て、その解や解の導出過程を筋道立てて論理的に説明する能力が問われます。出題傾向や形式を把握するためにも、複数年分の過去問に取り組むことが大切です。
群馬大学情報学部基本情報
公式サイト
群馬大学情報学部:https://www.inf.gunma-u.ac.jp/
基本情報
創立年
2021年
生徒数
353人(2022年5月1日現在)
教育理念
本学部は, 高度情報化社会において, 情報と結びつく多様な分野を融合した学問体系としての情報学の創造に基づいて、情報技術の創出と利活用を可能とする知識基盤を備え,持続可能でインクルーシブな社会の発展と課題解決に寄与できる人材を養成し, 地域社会や国際社会に貢献することを目的とする。
引用元:大学の教育研究上の目的
群馬大学情報学部の特徴
群馬大学情報学部では、情報を軸とした文理横断型の教育を通し、Society 5.0を支え、IoT、ビッグデータ、統計的解析手法等のスキルを持ち、人文科学、社会科学、自然科学の知識を有した人材を育成しています。〈人文情報プログラム〉〈社会共創プログラム〉〈データサイエンスプログラム〉〈計算機科学プログラム〉が設置されています。3年次には融合型PBL(問題解決型学習)を取り入れており、人文情報プログラムまたは社会共創プログラムの学生と、データサイエンスプログラムまたは計算機科学プログラムの学生がグループを作って課題解決に取り組みます。
群馬大学情報学部キャンパス情報
荒牧キャンパス
学部:共同教育学部・情報学部
住所:〒371-8510 群馬県前橋市荒牧町4丁目2
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