大学入試情報・受験対策
京都橘大学文学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
京都橘大学文学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
京都橘大学文学部の偏差値は、学科や入試方式によって異なり40.0~45.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、6割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.5~2.8倍で、前期C日程と後期日程の歴史遺産学科が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
京都橘大学文学部の一般選抜は、前期日程(A~C)と後期日程の計4日程実施されます。前期A日程は3科目型、それ以外の日程は2科目型となります。日本語日本文学科書道コースは前期B日程でのみ選択することが可能となっており、選択科目1科目と書道実技が課されます。判定方式はすべて合計得点で上位者を決定するスタンダードとなります。すべての日程で英語が必須科目(日本語日本文学科書道コース除く)となり、試験日程と必要科目数に応じて残りの科目を選択して受験します。また、英語資格・検定試験「みなし得点」制度を採用しており、取得級やスコアに応じて得点換算し、英語の得点とみなし得点のいずれか高い方で合否判定を行うため、資格取得することもおすすめです。
京都橘大学文学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜A日程》
例年、大問4題構成で、長文読解問題2題と国語常識問題が2題出題されます。解答形式は、すべてマークシート方式となります。長文読解問題は論説文からの出題で、内容把握に関する設問のほか、接続詞に関する知識も問われます。日ごろから読書などを通して、速読力や精読力を養いましょう。国語常識問題では、文学史や語彙、文法などに関する問題が出題されます。それぞれ5問ずつ出題されるため、国語便覧なども活用し、しっかりと対策を行いましょう。
〈国際英語学部・発達教育学部・総合心理学部・経済学部・経営学部・工学部(建築デザイン学科)・看護学部・健康科学部と同様〉
数学の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜A日程》
◎数学Ⅰ・A
例年、大問4題構成で、大問1が小問集合、大問2以降が単元ごとの問題となります。解答形式はすべてマークシート方式となるため、計算ミスやマークミス、マーク漏れなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。小問集合では式の計算やデータの分析、整数の性質の活用、2次方程式、空間図形、集合、三角関数など、単元ごとの問題では確率、一次方程式、2次関数、平面図形、場合の数など幅広い範囲から出題されます。苦手分野を作らないようバランスよく学習しましょう。
〈国際英語学部・発達教育学部・総合心理学部・経済学部・経営学部・工学部(建築デザイン学科)・看護学部・健康科学部と同様〉
◎数学Ⅰ・Ⅱ・A・B
例年、大問4題構成で、大問1が小問集合、大問2以降が単元ごとの問題となります。解答形式はすべてマークシート方式となるため、計算ミスやマークミス、マーク漏れなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。小問集合では三角形の面積、場合の数、整数の性質、複素数、等比数列、三角比、二進法、2次関数、数列など、単元ごとの問題では平面上のベクトル、平面図形、空間図形、積分法、確率、対数関数など幅広い範囲から出題されます。苦手分野を作らないようバランスよく学習しましょう。
〈国際英語学部・発達教育学部・総合心理学部・経済学部・経営学部・工学部・看護学部・健康科学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜A日程》
例年、大問4題構成で、長文読解問題2題と語彙・文法問題が2題出題されます。解答形式はすべてマークシート方式となるため、マーク漏れやマークミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。長文読解問題では、空所補充や同意語句の選択、内容の真偽に関する問題が出題されるため、日頃からさまざまなテーマの文章を読み、読解力や精読力を身につけることが大切です。語彙・文法問題の対策としては、単語の意味や文法、イディオムなどの基礎を固めておくことが重要となります。複数年分の過去問にも取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。
〈国際英語学部・発達教育学部・総合心理学部・経済学部・経営学部・工学部・看護学部・健康科学部と同様〉
地歴公民の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜A日程》
◎日本史
例年、大問3題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。古代~近現代までの幅広い時代の政治・社会・文化について問われます。大問ごとにリード文が与えられ、適語補充や一問一答形式で各時代の出来事に関する問題が出題されます。教科書だけでなく、資料集や年表などにも目を通し、時代の流れや背景をしっかりと理解しておきましょう。
◎世界史
例年、大問4題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。古代~現代までの幅広い時代の古代ローマ市、ヨーロッパ史、アジア史、イラン史や政治史、宗教史、文化史に関する問題が出題されます。出題範囲は多岐にわたるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。地図や写真などの資料も含まれるため、教科書だけでなく史料集にも目を通しておきましょう。
◎政治・経済
大問4題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。国会・内閣、民主主義の基本原理、世界の政治体制、少子高齢化と社会保障、雇用と労働、世界の経済体制・課題などに関する問題が出題されます。大問ごとにリード文が与えられ、適語補充や組み合わせ、内容説明、不適当なものの選択など様々な設問形式で、内容の理解が問われます。苦手分野を作らないようバランスよく学習しましょう。
〈国際英語学部・発達教育学部・総合心理学部・経済学部・経営学部・工学部・看護学部・健康科学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜A日程》
◎物理
例年、大問4題構成で、物理基礎・物理のすべての範囲から出題されます。解答形式はすべてマークシート方式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。大問1は物理基礎の範囲の小問集合で、直線運動や摩擦力、熱運動、熱量の保存、気柱の共鳴、音波の性質、抵抗の接続など、大問2以降は単元ごとの問題で、物体の運動、弦の振動、光の干渉、コンデンサー回路など、出題範囲は多岐にわたります。苦手分野を作らないようバランスよく学習し、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。
◎化学
例年、大問4題構成で、化学基礎・化学のすべての範囲から出題されます。解答形式はすべてマークシート方式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。大問1は小問集合で、混合物の分離、同位体、原子量の計算、原子の構造、化学反応式の量的関係、元素の周期表、電子配置に関する問題が出題されます。大問2以降は理論・無機・有機の各分野から出題され、内容は酸化・還元反応や中和滴定、ハロゲンの性質・反応、単体・化合物の性質・反応・製法、芳香族化合物など多岐にわたります。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組みましょう。
◎生物
例年、大問4題構成で、生物基礎・生物のすべての範囲から出題されます。解答形式はすべてマークシート方式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。大問1は小問集合で、脊椎動物の特徴、細胞内共生説、植生の遷移、窒素循環、酵素のはたらき、生態系のバランス、エネルギーの流れなど、大問2以降は単元ごとの問題で自然免疫と適応免疫や植生の垂直分布と水平分布、遺伝暗号の解読、遺伝情報の発現、窒素同化、植物の環境応答、動物の反応と行動など出題範囲は多岐にわたります。各分野の基礎知識を身につけ、どの分野から出題されても対応できるようにしっかりと対策しておきましょう。
〈国際英語学部・発達教育学部・総合心理学部・経済学部・経営学部・工学部・看護学部・健康科学部と同様〉
京都橘大学文学部基本情報
公式サイト
京都橘大学文学部:https://www.tachibana-u.ac.jp/faculty/let/index.html
基本情報
創立年
1967年
生徒数
1,004人(2023年5月1日現在)
教育理念
教育研究上の目的(学則)
文学部は、幅広い教養や専門的知識を身につけ、社会で活躍するための人材を養成する。文学部日本語日本文学科は、日本語日本文学および書道の各分野において専門的な知識や技術を身につけ、知性と感性を磨き、自らの考えを豊かに表現できる人材を育成することを目的とする。
京都橘大学文学部の特徴
京都橘大学文学部は、【日本語日本文学科】【歴史学科】【歴史遺産学科】の3学科からなり、京都をフィールドに文化・歴史に関する多彩で高度な研究を展開しています。
【日本語日本文学科】〈日本語日本文学コース〉〈書道コース〉が設置されており、日本のことばや文学、表現について深く学ぶことができます。
【歴史学科】〈日本史コース〉〈世界史コース〉〈オプショナルコース(文化交流史、女性史、現代史)〉が設置されており、歴史から人間の本質を掘り下げ、実社会で役立つ力を修得することを目指します。
【歴史遺産学科】〈歴史遺産コース〉〈考古学コース〉〈美術工芸史コース〉が設置されています。文化遺産を中心に歴史的な背景や継承の意義を理解するとともに、正しく後世に伝えるための知識や保護の方法を学びます。
京都橘大学文学部キャンパス情報
キャンパス
住所:〒607-8175 京都府京都市山科区大宅山田町34
オンライン家庭教師WAMの京都橘大学文学部受験対策
京都橘大学文学部の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、京都橘大学文学部の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。
日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。
合格に必要な学力を効率的に得ることができます。