北海道教育大学教育学部旭川校に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年10月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

北海道教育大学教育学部旭川校に合格するための受験対策

偏差値・難易度

北海道教育大学教育学部旭川校の偏差値は、専攻によって異なり42.5~47.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、4~6割程度の得点率が求められます。2022年度の入試競争倍率は1.10~2.45倍で、数学教育専攻が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

北海道教育大学教育学部旭川校の入試は、一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜・特別選抜の大きく4種類となります。一般選抜は、前期日程と後期日程(芸術・保健体育教育専攻を除く)に分かれており、大学入学共通テストと個別学力検査等の両方が課されます。試験内容は、芸術・保健体育教育専攻の大学入学共通テストが5~6教科7~8科目、個別学力検査等が実技と面接となります。その他の専攻は、5~6教科7~8科目の大学入学共通テストと、前期日程が国語・数学・英語から2教科選択、後期日程が面接のみ課されます。配点は、大学入学共通テストの方が高めに設定されているため優先的に学習すると良いでしょう。複数年分の過去問にも取り組み、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

 

北海道教育大学教育学部旭川校の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間90分の大問1題構成で、長文読解問題となります。解答形式は一部選択式となりますが、大半が記述式です。現代文の長文の中で、和歌や漢詩についての記述があり、その内容についても問われます。設問内容は、漢字の書き取りや四字熟語の意味、説明記述、古文の現代語訳、古典文法、漢文の現代語訳、書き下し文、論述問題となります。配点は200点満点ですが、そのうちの50点分は240~300字以内で具体例を挙げながら自分の意見を論述する問題となるため、しっかりと得点できるよう読解力や記述力、表現力を身につけておく必要があります。また、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくと良いでしょう。

〈教育学部札幌校・教育学部釧路校と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間90分の大問3題構成で、解答形式はすべて記述式となります。出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)で、2023年度は三角比や微分法、ベクトルに関する問題が出題されました。大問ごとの配点に大きな差はないため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。それぞれの分野の基礎知識をしっかりと身につけた上で複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。

〈教育学部札幌校・教育学部釧路校と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間90分の大問4題構成で、解答形式は一部選択式を含みますが、大半は記述式となります。長文読解問題2題、英作文問題1題、空所補充問題1題が出題され、読解力や思考力、談話能力、表現力、語彙・文法能力などが見られます。大問1の長文読解は英問英答形式となるため、形式に慣れておく必要があります。大問2の長文読解は日本語による出題となりますが、設問内容の大半が40~80字程度の説明記述問題となり読解力や記述力が必要となります。英作文は、相手の話に対して50~70語で応答を考えて記述する問題、空所補充問題では図示された内容を参考に、文中に2~6語の適切な語句を入れる問題が出題されます。単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけておくことが重要となります。また、出題傾向や形式、時間配分などを把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

〈教育学部札幌校・教育学部釧路校と同様〉

 

 

北海道教育大学教育学部旭川校基本情報

公式サイト

北海道教育大学教育学部旭川校:https://www.hokkyodai.ac.jp/asa/

 

基本情報

創立年

1949年

生徒数

1,147人(2023年5月1日時点)

教育理念

1 先進の人間教育

教育の活動は、人が育ち成長することへの飽くことなき関心と情熱から始まる。北海道教育大学の教育は、現代の人間と子どもについての先進的で深い知見と体験を根底に置き、人を育てることの喜びと尊さの自覚を不断に醸成する。

 

2 行動する教養

21世紀の社会と教育は、文理融合の複合的な教養、他者と積極的に関わり共存する柔軟な人間性を求めている。そのためには、芸術やスポーツを含めた多様な実践と体験に基づく、豊かで、社会に広がりをもつ人間性の育成が不可欠である。北海道教育大学の教育は、創造し行動する教養を旗印として現代の教養教育を展開する。

 

3 高い志の涵養

教育には、人のために生きる高い志が不可欠である。現代の教師には、子どもたちが抱える困難をわがこととして受け止める感受性が求められる。21世紀の地域と国際社会の諸課題への挑戦にも、同様の志が求められる。北海道教育大学の教育は、その全体を通して高い志の涵養をめざす。

 

引用元:北海道教育大学憲章|国立大学法人 北海道教育大学

 

北海道教育大学教育学部旭川校の特徴

北海道教育大学教育学部旭川校の教員養成課程には、〈教育発達専攻〉〈国語教育専攻〉〈英語教育専攻〉〈社会科教育専攻〉〈数学教育専攻〉〈理科教育専攻〉〈生活・技術教育専攻〉〈芸術・保健体育教育専攻〉と8つの専攻が設置されてます。教科教育に重点を置いているのが特徴となっており、中学校(高校)の教員養成をメインとするキャンパスになります。〈教育発達専攻〉では、教育学、教育心理学、幼児教育、特別支援教育を学ぶことができ、北海道教育大学の中で幼稚園の教員免許状が取得できる唯一の課程となっています。

 

 

北海道教育大学教育学部旭川校キャンパス情報

旭川校

住所:〒070-8621 北海道旭川市北門町9丁目

 

 

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