獨協医科大学医学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年10月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

獨協医科大学医学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

獨協医科大学医学部の偏差値は62.5程度で、大学入学共通テストにおいては、8割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は15.88倍、志願倍率は40倍近くなっており、非常に人気が高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

獨協医科大学医学部の入試は、総合型選抜、学校推薦型選抜、大学入学共通テスト利用選抜、一般選抜の大きく4種類となります。一般選抜は、前期と後期の2日程あり、どちらも第1次試験と第2次試験の2段階選抜が行われます。第1次試験は、外国語・数学・理科(物理・化学・生物から2科目)の3教科4科目の学力試験、第2次試験は、第1次試験合格者に対して小論文と面接が課されます。地域枠選抜は一般選抜(前期)を出願し、栃木・埼玉・茨城・新潟県地域枠のいずれかに申し込みが可能となり、選抜方法は一般選抜(前期)に準じます(栃木県地域枠のみ県の面接試験も実施)。一般選抜の詳細やその他の選抜方式などは、必ず学生募集要項を確認し、自分に合った選抜方法を選択して受験しましょう。

 

 

獨協医科大学医学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《一般選抜》

2021年度以降、試験時間60分の大問4題構成が続いており、数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(数列・ベクトル)・Ⅲの幅広い分野から出題されます。解答形式は全てマークシート方式となるため、マークミスやマーク漏れ、計算ミスなどのケアレスミスには注意が必要です。マーク式ではあまり出題されない数学的帰納法による証明問題や平均値の定理が出題されたこともあります。苦手分野を作らないように、バランスよく学習しておきましょう。基本学習をしっかりと行い、参考書や問題集などで典型的な問題の演習を重ねることが大切です。また、試験時間が非常に短いため、解答する問題を取捨選択する必要があります。必ず複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。

 

英語の試験傾向と対策

《一般選抜》

2021年度以降、試験時間60分の大問4題構成が続いています。読解問題と文法・語彙問題がそれぞれ2題ずつですが、大問1の読解問題はAとBに分けて2つの長文が出題、大問2の読解問題はA、B、Cの3つに分かれているため、実質大問7題と言えるでしょう。解答形式は全てマークシート方式のため、マークミスやマーク漏れなどケアレスミスをしないよう注意が必要です。全体的な難易度は標準~やや難レベルとなりますが、読解量が非常に多いため、試験時間に余裕はありません。基本事項を身につけ、問題集や過去問などを活用して演習を重ね、速読力を養いましょう。また、試験時間を考慮して、大問3.4の文法・語彙問題をできるだけ素早く、確実に解答することが大切です。

 

理科の試験傾向と対策

《一般選抜》

物理・化学・生物から2科目選択して受験します。試験時間は2科目合わせて120分で、解答形式は全てマークシート方式となります。

 

・物理

大問5題構成で、物理基礎・物理の全範囲から偏りなく出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習する必要があります。全体的な難易度は標準~やや難レベルとなります。定義や公式などの基礎をしっかりと固め、標準レベルの問題集や複数年分の過去問などを活用して演習を重ねましょう。

 

・化学

大問5題構成で、理論・有機・無機の各分野から出題されますが、理論が重視されており、無機の出題は少ない傾向にあります。計算問題は頻出のため、しっかり練習しておく必要があります。教科書レベルの基本を確実に押さえ、標準レベルの問題集で演習を重ね、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

・生物

大問5題構成で、遺伝子や動物の反応など医学部頻出単元以外からも幅広く出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習する必要があります。全体的な難易度は標準~やや難レベルですが、計算や考察問題など時間のかかる問題も含まれるため、試験時間に余裕はありません。過去問に取り組む際は、出題傾向や形式と合わせて時間配分も確認しておくことが大切です。

 

面接の試験傾向と対策

《一般選抜》

面接では、獨協医科大学で医学を学ぶにあたっての志望動機や意欲、社会に向き合う態度、基本的なコミュニケーション能力、医学に対する志、個性や才能などが評価されます。先生や家族の協力を得て何度も模擬面接に取り組み、面接の雰囲気や緊張感に慣れておくことが大切です。

 

 

獨協医科大学医学部基本情報

公式サイト

獨協医科大学医学部:https://www.dokkyomed.ac.jp/dusm/

 

基本情報

創立年

1973年

生徒数

743人(2023年5月1日現在)

教育理念

患者及びその家族、医療関係者をはじめ、広く社会一般の人々から信頼される医師の育成。

 

引用元:教育理念・4つのポリシー|獨協医科大学

 

獨協医科大学医学部の特徴

獨協医科大学医学部は、全国医科大学・医学部共通の医学教育モデル・コア・カリキュラムを軸に、参加型臨床実習を充実させた学びを展開することで、確かな医学知識を持ち、正しい診療技能や医療安全への配慮などを実践できる医師を育成しています。また、高い見識や倫理観、国際的視野等を身に付けられるよう、人間形成に資する学修機会を低学年から高学年まで設ける6年間一貫のクサビ型教育を展開しています。海外研修を積極にサポートしており、フィリピン(国立フィリピン大学、フィリピン保健省)、アメリカ(City of Hope)、ドイツ(ミュンスター大学/レーゲンスブルク大学)での海外研修を就学カリキュラムに合わせて企画しています。

 

 

獨協医科大学医学部キャンパス情報

キャンパス

学部:医学部・看護学部

住所:〒321-0293 栃木県下都賀郡壬生町大字北小林880

 

 

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