大学入試情報・受験対策
聖学院大学人文学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年10月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
聖学院大学人文学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
聖学院大学人文学部の偏差値は35.0程度で、大学入学共通テストにおいては3.5~4.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の競争倍率は1.0~4.0倍で、一般選抜C日程の日本文化学科が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
聖学院大学人文学部の入試は、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜・特別選抜の4種類となり、各選抜の中で複数の入試方式に分かれています。一般選抜では、A日程(3科目型方式・ベスト2科目型方式)・B日程(2科目型方式)・C日程(2科目型方式・高得点1科目型方式)・D日程(2科目型方式・高得点1科目型方式)・大学入学共通テスト利用選抜(前期・中期・後期)があります。A日程では、国語総合と英語、選択科目(日本史B・世界史B・数学ⅠA・数学Ⅰから1科目選択)の3科目を受験した上で、3科目型は3科目の合計、ベスト2科目型は高得点の2科目の合計で選考が行われます。B~D日程は国語総合と英語の2科目を受験し、B日程は2科目の合計、C・D日程は2科目合計での判定に加えて、得点の高い1科目の得点でも選考が行われます。大学入学共通テスト利用選抜では、大学の独自試験はなく大学入学共通テストにおいて大学が指定する教科・科目を受験する必要があります。試験時間や配点、その他の入試方式については入試要項で確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。
〈政治経済学部・心理福祉学部と同様〉
聖学院大学人文学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2023年度 一般入学試験》
試験時間60分の100点満点で、大問2題構成となります。どちらも長文読解問題で、古文・漢文からの出題はありません。課題文は近代以降の説明文を中心とした文章となり、それぞれ10問の設問が用意されています。設問は、漢字や文学史、語句の意味、成語などの知識問題や、理由説明、内容説明、内容合致などの内容理解に関する問題がバランスよく出題されます。さまざまなテーマの文章に触れ、精読力や速読力を養いましょう。知識問題は確実に得点できるよう、毎日コツコツ学習することが大切です。
〈政治経済学部・心理福祉学部と同様〉
数学の試験傾向と対策
《2023年度 一般入学試験》
試験時間60分の100点満点で、出題範囲は数学Ⅰまたは数学Ⅰ・Aのいずれかとなります。大問5題構成で、大問1~3が必須解答で数学Ⅰの範囲、大問4が数学Ⅰ、大問5が数学Aからの出題で、大問4.5のいずれかを選択して解答します。解答形式はすべてマークシート方式となるため、計算ミスやマークミス、マーク漏れなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。2023年度は2次関数、図形と計量、データの分析、集合と命題、場合の数と確率から出題されました。全体的な難易度は易~標準レベルで、高等学校で習う基本的な内容と簡単な計算力が問われます。各分野の基礎知識をしっかりと身につけた上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。
〈政治経済学部・心理福祉学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《2023年度 一般入学試験》
試験時間60分、100点満点の大問5題構成で、大問1が400~500語程度の長文読解問題、大問2が対話文問題、大問3が資料の読み取り問題、大問4が語法や慣用表現の空所補充問題、大問5が並び替え問題となります。知識問題が複数出題されるため、単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけておく必要があります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。
〈政治経済学部・心理福祉学部と同様〉
地歴公民の試験傾向と対策
《2023年度 一般入学試験》
・日本史B
試験時間60分の100点満点で、大問3題構成となります。近世と現代史(戦後史)を除く原始~近代史の政治史や外交史を中心に、文化史や社会史、経済史に至るまで幅広く出題されます。基本的な知識から思考力が必要な問題が大半となるため、教科書に記載のある歴史的な出来事について、しっかりと理解しておくことが重要となります。特に、「時期」を正しく把握しておくことが大切です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。
・世界史B
試験時間60分の100点満点で、大問3題構成となります。世界史Bのすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが重要となります。2023年度はイベリア半島、中国史、ヨーロッパ史、文化史、アメリカ合衆国史、インド史などに関する問題が出題されました。地域別に出来事を整理し、「縦の歴史」と「横の歴史」の2つの視点から、歴史を理解すること大切です。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問にも取り組みましょう。
〈政治経済学部・心理福祉学部と同様〉
聖学院大学人文学部基本情報
公式サイト
聖学院大学人文学部:https://www.seigakuin.jp/faculty/hmn/
基本情報
創立年
1992年
生徒数
879人(2023年5月1日付)
教育理念
人文学部の設置理念
人文学部は、プロテスタント・キリスト教の文化伝統を受け継ぐ聖学院大学にあって、古い伝統を有する「人文(フマニタス)」と呼ばれる学問領域を継承する学部である。聖学院大学人文学部は、この「フマニタス」をその本来的な意義において理解し、特にキリスト教文化における「人間学(anthropology)」の伝統を継承する中で文化を教育と連結させることによって、現代における「人間学的な文化形成」の実現を目指している。即ち、近代世界の成立と展開に独自の貢献を果たし、現代社会においても固有の責任を負っているプロテスタント・キリスト教の役割を基底とし、心理の探究と成熟した人間形成を希求する様々な教育と研究の営みを通じて、日本はもとより他国の人々をも含む人類全体の文化の進展に寄与する人材を育成することを教育並びに研究の目標としている。
こうした深い「人間理解」に根差す人文学部は、欧米文化の研究的教育的継承を課題とする欧米文化学科と、日本文化の全体像を新しい視点から研究し教育する日本文化学科、さらには児童学を基盤に文化と教育の課題に取り組む子ども教育学科とにより、人文学部としての重要課題である「教育と文化の連結」について、特に「言葉」を重視する教育の中でこれを深化させ、強化する学部である。
引用元:人文学部|聖学院大学
聖学院大学人文学部の特徴
聖学院大学人文学部は、【欧米文化学科】【日本文化学科】【子ども教育学科】で構成されています。
【欧米文化学科】歴史、思想、芸術などアメリカ・ヨーロッパの社会・文化について学びます。また、少人数のきめ細やかな外国語教育が実施されており、言語やコミュニケーションを学ぶことができます。
【日本文化学科】「文学・語学」「歴史・思想」「文化論・比較文化」を切り口に、日本文化の本質を探究します。日本史関連、文学関連、国語科教職関連の授業が充実しています。
【子ども教育学科】子どもの言葉、行動、心理などを理解し、一人ひとりの個性を尊重する保育・教育の心を養います。保育・教育に関わるどの資格・免許状取得を目指すのかを学びながら考えることができます。
聖学院大学人文学部キャンパス情報
さいたま上尾キャンパス
住所:〒 362-8585 埼玉県上尾市戸崎 1-1
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