高校入試情報・受験対策
岩手県の高校入試情報・受験対策
岩手県の公立高校受験概要
入試制度
推薦入学者選抜
すべての高校・学科(学系・コース)で実施し、通学区の制限がないので県内のどの高校にも出願できます。募集枠は原則として、募集定員の10%以内ですが、体育系学科・学系・コース、芸術学系は50%以内です。応募資格は事前に発表される各高校の示す推薦基準を満たしていることが条件となります。
選考は、調査書(内申書)、志願理由書、面接のほか、高校・学科(学系・コース)により小論文または作文、適性検査などの結果をもとに判定します。
推薦入学者選抜の合格者に対して、一般入学者選抜の学力検査実施日に5教科(国語、数学、社会、英語、理科)の学力調査を実施します。得点が合否に影響することはありませんが、正当な理由なしに学力調査を欠席した場合は、合格を取り消されることがあります。
一般入学者選抜
2022年度の一般入学者選抜は、学力検査(500点満点)と調査書(内申書)(440点満点)、一部の高校・学科等が実施する適性検査(実技等)(60点満点)などの結果をもとに総合的に判定します。その際、「学力検査の成績」:「調査書の学習の記録(内申点)・適性検査等の評価」の比率によりA・B・Cの3つの選考が用いられます。A選考は5:5の均等型、B選考は3:7の調査書(内申書)・適性検査等重視型、C選考は7:3の学力検査重視型です。A選考は最初の選抜で必ず実施しますが、B選考、C選考の実施の有無や順序は各高校が決めます。
調査書(内申書)
一般入学者選抜の調査書の学習の記録(内申点)は、中一から中三までの9教科を5段階評定したものが対象です。
5教科の5段階評定を、中一は2倍、中二は4倍、中三は6倍に、実技4教科の5段階評定は、中一は3倍、中二は6倍、中三は9倍にそれぞれ換算し、中一:中ニ:中三の比率は1:2:3です。これらの合計660点に2/3をかけた440点が調査書の学習の記録(内申点)の満点となります。
推薦入学者選抜での換算方法は高校によって異なります。
入試日程
推薦選抜
出願受付:2022年1月 12 日(水)~1月 17 日(月)
面接等:2022年1月 26 日(水)
合格内定:2022年2月2日(水)
一般選抜
一般出願受付:2022年年2月4日(金)~2月 10 日(木)
出願調整期間等
:2022年2月 15 日(火)~2月 21 日(月)
学力検査:2022年年3月8日(火)
追検査:2022年3月 14 日(月)
(感染者及び濃厚接触者である疑いがなくなった者、濃厚接触者となった
者、感染者となった者で3月 13 日(日)までに治癒した者)
合格発表:2022年3月17日(木)
配点
英語 100点(40分+リスニングテスト10分)
数学 100点(50分)
国語 100点(50分)
理科 100点(40分)
社会 100点(40分)
学力検査(5教科各 100 点満点) 500 点
調査書(9教科の1・2・3年の評定) 440 点
小論文又は作文(実施する学科(学系・コース)は別表のとおり) 60 点
合計1000点
【調査書の学習の記録の換算点】
ア 1 年生(110 点満点)
ア 国語、社会、数学、理科、英語の評定は 2 倍する。
イ 音楽、美術、保体、技・家の評定は3倍する。
イ 2 年生(220 点満点)
ア 国語、社会、数学、理科、英語の評定は 4 倍する。
イ 音楽、美術、保体、技・家の評定は6倍する。
ウ 3 年生(330 点満点)
ア 国語、社会、数学、理科、英語の評定は 6 倍する。
イ 音楽、美術、保体、技・家の評定は9倍する。
エ ア~ウの合計 660 点を 440 点に圧縮して調査書換算点とする。
岩手県の公立高校受験対策
岩手県の公立高校入試は、基礎学力をしっかりと身に着け、基本問題を落とさず得点することが必要となります。
英語は、英作文が複数ありますので、自分の考えを自分の知っている表現で答えらえるよう練習しましょう。数学は、基本的な計算問題や図形問題が多く、ミスの無いよう全問正解を目指しましょう。国語は、文章量が多く記述問題も出題されるため、時間配分を意識しながら解く練習が必要です。理科は、それぞれの分野について原理を理解する学習を心掛け、応用問題も対策しておきましょう。社会は、資料やグラフ・地図などから読み取る問題が多いため、日頃から資料集を使った学習をしておきましょう。
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