慶應義塾大学文学部・学科の入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

慶應義塾大学文学部の受験対策

偏差値・難易度

慶應義塾大学文学部人文社会学科の偏差値は、およそ65.0と高い難易度を誇っています。慶應義塾大学の中では偏差値は低く、倍率もそこまで高くありません。

入試の特徴・勉強のポイント

慶應義塾大学文学部の入試は、外国語・地理歴史・小論文の3科目で行われます。各科目の配点は外国語のみ150点となり、地理歴史と小論文は100点です。外国語では、英語とドイツ語のみ電子辞書を除き2冊まで辞書の持ち込みが可能となっています。入試問題の難易度は非常に高く、過去問を解いて出題傾向を把握する必要があります。

 

慶應義塾大学文学部の科目別傾向と対策

英語の傾向と対策

英語は例年大問1題のみの構成ですが、約2,000字程度の長文読解となっています。問題数が少ないため、1問の配点が高くなっています。試験時間は120分あり辞書の持ち込みが可能ですが、内容が非常に難しく読解スピードはもちろんですが、正確に読み解く力が必要となります。例年120字程度の内容説明問題が出題されています。基礎を身につけたうえで、過去問を分析し、類似問題に必ず取り組んでおきましょう。

地歴公民の傾向と対策

世界史B:例年大問4題で構成され、記述式の問題となっています。標準レベルの問題がほとんどですが、中には難解問題も出題されます。教科書レベルの基礎は必ず押さえておきましょう。例年設問が50問程度となっているので、時間配分に気を付けて、過去問に取り組み、出題傾向を分析する必要があります。

日本史B:例年大問5題で構成され、選択・記述・論述問題が出題されています。日本史も問題数が多く、時間配分が重要となります。選択問題のレベルは教科書レベルですが、記述・論述問題の難易度は高くなっています。史料の穴埋め問題が必ず出題されているため、史料問題の対策が必要です。必ず過去問を分析し、対策しておきましょう。

 

慶應義塾大学文学部基本情報

公式サイト

慶應義塾大学文学部:https://www.flet.keio.ac.jp/

基本情報

創立年

1890年

生徒数

3,545人(2021年05月時点)

教育理念

文学部(人文社会学科)は、本塾建学の精神に則り、哲学、史学、文学、図書館・情報学、人間関係学にかかわる理論と応用を研究教授し、文化の創造と社会の発展に資する幅広い教養と深い学識および知的・倫理的・実践的能力を有した人物を育成する。すなわち「文(ことば)」にかかわる広大な領域を対象として、創立者福澤諭吉の「実学の精神」に基づき、実証的に真理を解明し問題を解決してゆく科学的な姿勢と知識および能力を培うことをめざす。

引用元:ディプロマ・ポリシー

慶應義塾大学文学部の特徴

慶應義塾大学文学部は1890年に設立され、130年以上の歴史を有します。文学部の特徴は「学問の自由」です。1年次では幅広い分野の基礎科目を少人数制の授業で学び、1年間で自分の進みたい専攻を見定めることができます。2年次から17ある多彩な専攻分野のいずれかに所属して、専門的でより深い知識を身につけていきます。また文学部は、国内屈指の研究体制を誇っています。

慶應義塾大学文学部の学科情報

人文社会学科

5学系17専攻(哲学専攻、日本史学専攻、国文学専攻、図書館・情報学専攻、社会学専攻など)と、自然科学及び諸言語の2部門で構成されています。第1学年は専攻を決めずに幅広く学び、第2学年から選択した1専攻の専門教育科目中心の学修を行います。少人数教育が特色であり、ゼミや各種演習科目をはじめ、多くの授業が小規模で開講されています。

 

慶應義塾大学文学部キャンパス情報

日吉キャンパス

学部:文学部1年次
住所:〒223-8521 神奈川県横浜市港北区日吉4丁目1の1

三田キャンパス

学部:文学部2〜4年次
住所:〒108-8345 東京都港区三田2丁目15の45

 

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