日本大学医学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年2月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

日本大学医学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

日本大学医学部の偏差値は67.5程度と高い難易度を誇っています。医学部は共通テストの利用はありません。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

日本大学医学部の一般選抜は、N全学統一方式のみとなっています。一次試験では、数学・理科・外国語を受験し、各科目の配点は数学・外国語が100点、理科が200点となっています。二次試験では、数学・外国語を受験し、各科目の配点は60点です。また二次試験では面接も行われます。入試問題の難易度は他学部に比べて非常に高いため、しっかりとした対策が必要です。過去問で入試傾向を分析し演習を重ねましょう。

 

 

日本大学医学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

[一次試験]
大問6題で構成されています。全体的な難易度はやや易しい〜標準レベルとなっています。全分野から満遍なく出題されるため、教科書を用いて基礎事項を徹底的に理解しておきましょう。数学Ⅲの微分積分は頻出傾向で、融合問題としても出題されています。全体的に問題量が多く、試験時間に余裕はありません。ケアレスミスを減らし、高得点を目指しましょう。
[二次試験]
大問5~6題で構成され、全て記述式です。大問1・2は小問集合問題、後半の大問では数学Ⅲの微分積分問題からの出題が多い傾向にあります。全体的な難易度は、一次試験よりは難しくなっています。問題量はやや多めですが、時間配分に注意しながら慎重に正確に解答しましょう。

英語の試験傾向と対策

[一次試験]
大問7題で構成され、全てマーク式です。文法問題、発音問題、会話問題、空欄補充問題、長文問題など幅広い問題が出題されます。全体的な難易度は基本~標準レベルとなっています。長文問題では、設問が全て英語による内容一致問題が出題されます。基礎を徹底して学習しておきましょう。
[二次試験]
大問4題で構成され、全て長文問題となっています。問題形式は年々変化しており、対策には注意が必要です。扱われる題材は、医学関連が多くなっています。基礎を徹底的に押さえるほか、医学関係の語彙や知識も身につける必要があります。時間配分を意識しながら、素早く正確に読解する力をつけておきましょう。

理科の試験傾向と対策

物理:大問5題で構成され、全てマーク式です。力学、熱力学、電磁気、波動、原子から出題されています。難易度は標準レベルですが、やや難しい問題も出題されます。基礎を身につけ、応用問題にも取り組んでおきましょう。

化学:大問6題で構成され、全てマーク式です。理論化学を中心に、無機化学、有機化学から幅広く出題されます。全体的に基礎レベルとなっており、満点を目指すことも可能です。基本事項を徹底的に身につけ、ケアレスミスをなくしましょう。

生物:大問5題で構成され、全てマーク式です。全分野から満遍なく出題されますが、遺伝や代謝、植物、細胞と分子などが出題傾向となっています。全体的な難易度は標準~やや難しめです。基本事項を徹底的に身につけ、ケアレスミスをなくしましょう。

 

 

日本大学医学部基本情報

公式サイト

日本大学医学部:http://www.med.nihon-u.ac.jp/index.html

 

基本情報

創立年

1925年

生徒数

730人(2021年05月時点)

教育理念

醫明博愛
– 解説
醫は手技的療法・薬を表し,医療の根幹を表す字義があり,明(みょう)には「あかるい」「あかるくなる」「あきらかにする」「あける」などの漢字として意義があります。
以上より,
醫療により病める患者に光をあて「あかるくする」
醫学の疑問に対し研究をかさね「あきらかにする」
醫学を学ぶ者(医学生)に熱意ある教育によりその門を「あける」
の三点から,本学の教育目標をふまえ,「醫明」とすることで3つ意味を持たせています。つまり,醫明博愛とは,博愛すなわち「すべての人を平等に愛し,自己犠牲・献身を惜しまない」心を持って「醫明」につとめることを意味します。


引用元:医学部の教育理念

 

日本大学医学部の特徴

日本大学医学部は1925年に設立され、人間性に溢れた良き臨床医、優れた医学研究者の育成を目的としています。入学後はまず一般教育と基礎医学を融合したカリキュラムによって医学を学ぶために必要な知識を身につけます。2~4年次では臨床医学を学びます。提示された症例に対して6~8名程度で話し合いを行い、学生自身で問題点や解決方法を見つけるPBLテュートリアルという授業を導入しています。4年次では社会医学を学び、患者の病状だけでなく衛生学や公衆衛生学、法医学についても身につけることができます。共用試験(全国共通の学力認定試験)に合格後、4年次後期〜6年次で臨床実習(BSL)を行います。実際の医療現場で直接患者に接し、診断や治療法を学ぶことが可能となっています。

 

  

日本大学医学部キャンパス情報

医学部キャンパス

学部:医学部
住所:〒173-8610 東京都板橋区大谷口上町30の1

 

 

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