島根大学総合理工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

島根大学総合理工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

島根大学総合理工学部の偏差値は学科によって異なりますが、45.0~50.0程度です。共通テストでは、5割~7割得点することが合格の目安です。建築デザイン学科の難易度が高く、物理・マテリアル工学科、物質化学科の難易度が低い傾向にあります。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

島根大学生物資源科学部の個別学力試験は学科により様々な入試方式があります。「物理・マテリアル工学科/前期」「物質化学科/前期」は、理科の配点が高いため優先的に学習する必要があります。「地球科学科/前期」「数理科学科/前期」「知能情報デザイン学科/前期」「建築デザイン学科/前期」は1科目で行われるため、選択した科目の内容を幅広く勉強し、確実に点数を取れるような対策が必要になります。「機械・電気電子工学科/前期」は各科目の配点に偏りはないため、基礎をしっかりと身につけバランスよく学習しましょう。「物理・マテリアル工学科/後期」「物質化学科/後期」「地球科学科/後期」「機械・電気電子工学科/後期」「建築デザイン学科/後期」「知能情報デザイン学科/後期」は家族や先生などに協力してもらい、面接の対策をすることが重要です。「数理科学科/後期」は参考書を活用し、小論文の書き方を身につけておきましょう。

 

島根大学総合理工学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

数理科学科:大問4題構成で、すべて記述問題となり、数学Ⅲの微分・積分に関する大問は毎年出題されます。与えられた関数について、微分を用いてグラフの増減表を作成してグラフの概形を描いたあと、積分を用いてその直線と曲線に囲まれた部分の面積を求めるパターンが定番となります。その他にも、整数問題、確率、図形と方程式が頻出範囲のため、確実に解けるようにしておきましょう。
※医学部・総合理工学部(数理科学科)

数理科学科以外の学科:大問3題構成で、すべて記述問題となっています。数学Ⅲの微分・積分に関する大問は毎年出題されるため、確実に解けるようにしておきましょう。しかし、微分・積分の問題以外は毎年出題傾向が異なるため、幅広く学習する必要があります。

英語の試験傾向と対策

長文2題、自由英作文1題、英語訳1題の大問4題構成です。長文2題は5、6個程度の設問が与えられ、日本語訳する問題や日本語による内容説明の論述問題などが出題されます。自由英作文では、60語程度の英作文問題が出題されるため、参考書や演習などを活用し正確な語法、文法力を身につけておきましょう。
※法文学部・人間科学部・総合理工学部・生物資源科学部と同様

理科の試験傾向と対策

物理:力学1題、波動2題、熱力学1題、電磁気学1題の大問4題構成です。幅広い分野から出題されるため、基礎問題だけでなく応用問題も確実に解けるようにしておきましょう。

化学:理論・無機分野、有機分野が出題される傾向にある大問4題構成となっています。化学反応式や分子構造を記述する問題や計算の過程を求める計算問題も出題されるため、過去問などを活用して類似問題を繰り返し解く学習をしておきましょう。

生物:大問4~5題構成で記述問題、選択問題、論述問題が出題されます。難易度は標準レベルですが、幅広い分野から出題されるため、教科書全範囲を学習しておく必要があります。

地学:大問が6~7題出題され、3題は必答、残りの3~4題から2問を選択し解答する形式になります。幅広い分野から記述問題、選択問題、論述問題が出題されるため、教科書全範囲を学習しておきましょう。
※生物資源科学部・総合理工学部と同様

 

島根大学総合理工学部基本情報

公式サイト

島根大学総合理工学部:https://www.riko.shimane-u.ac.jp/

基本情報

創立年

1949年

生徒数

1706人(2021年05月時点)

教育理念

21世紀の知識基盤社会においては、新たな知の創出と知の活用による更なる科学技術の発展が求められています。総合理工学部は,理学、工学の教育・研究を基盤に,従来の枠組みを超えた分野間の有機的な連携を図り,新たな視点に立った理工融合型の教育・研究を推進します。これにより総合的視野をもった想像力豊かな人材の育成を目指すと共に,新たな科学技術の開拓を通して社会の持続的発展に寄与します。

引用元:総合理工学部の理念・目的

島根大学総合理工学部の特徴

島根大学総合理工学部は「物理・マテリアル工学科」「物質化学科」「地球科学科」「数理科学科」「知能情報デザイン学科」「機械・電気電子工学科」「建築デザイン学科」の7学科で構成されおり、基礎科学から先端応用技術まで幅広い分野の教育と研究を行っています。1~2年次から研究を始めることができる「理工特別コース」や、通算6年または5年で博士前期課程を修了し、修士号を取得できる「学部・博士前期一貫プログラム」などが用意されています。また、様々な不安を抱える新入生の不安を解消するための修学サポートプログラムがあり、各学科・分野ごとの専門基礎教育科目に対応して学習室が開設されています。各学習室には大学院生や学部4年生の先輩がティーチングアシスタントやメンターとして決まった時間帯・曜日に常駐しており、新入生が抱える学習面での不安、大学生活での疑問、就職や大学院についての話などを親身になってサポートしてくれます。  

 

島根大学総合理工学部キャンパス情報

松江キャンパス

学部:法文学部・教育学部・人間科学部・総合理工学部・生物資源科学部
住所:〒690-8504 島根県松江市西川津町1060

 

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