学習院大学文学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

学習院大学文学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

学習院大学文学部の偏差値は、およそ57.5~60.0です。共通テストにおいても確実に合格を勝ち取るには8割近くの得点率が求められるレベルとなっています。

 

入試の特徴と勉強のポイント

学習院大学文学部の一般選抜は、学科によってコア試験とプラス試験があり、難易度としてはそこまで高くなく、基礎から標準レベルの問題となります。教科書の内容をしっかりと理解した上で、演習問題をこなし解答スピードと正答率を上げる訓練を行いましょう。

 

学習院大学文学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

国語は例年、漢字の読み書き問題と現代文、古文、漢文で構成されており、マーク式問題が大半を占めています。漢字の書き取りはやや難度が高いため対策が必要となります。現代文は約2,000~4,000字の評論文となっており、選択肢がややこしい問題の出題が多くなっています。古文は他の学部と比較するとより深い部分の文法や古文常識、読解力が問われます。難度が高いため、単語や文法など基礎知識は徹底的に身につけておきましょう。漢文は標準レベルの問題が中心となり、書き下しや内容解釈の問題が出題されています。時間配分を意識しながら過去問に取り組みましょう。

※コア試験のみ

 

数学の試験傾向と対策

〈コア試験〉
数学は、Ⅰ・A・Ⅱ・Bから出題されます。
基本レベルの問題が多く、確率や整数、三角関数、図形問題などが頻出となっています。教科書を用いて基礎を徹底的に身につけ、過去問に取り組みましょう。また試験時間に少し余裕があるため、慌てずに問題を解きしっかり見直すことも大切です。

※法学部・経済学部・国際社会科学部と同様

 

〈プラス試験〉
数学の出題範囲は、数学Ⅲまで含まれています。数学Aの確率と数学Ⅲの体積・面積が頻出となっています。全分野を満遍なく勉強した後に、頻出分野を重点的に学習することが大切です。時間配分を意識しながら過去問に取り組み、問題の傾向を把握しておきましょう。

※理学部と同様

 

英語の試験傾向と対策

英語は試験時間90分の、大問7題構成が続いています。内容はそこまで難しくありませんが、やや文章が長い読解問題が2題出題されます。正確な読解力が必要ですが、あまり時間はかけられません。空所補充や正誤問題では、単語や熟語、文法など正確な英語知識が必要となります。基本的な会話表現も身につけておくと良いでしょう。英作文は書き出しの英語が指定されているため、過去問で出題形式を把握しておきましょう。

※法学部・経済学部・理学部・国際社会科学部と同様

 

地歴公民の試験傾向と対策

日本史は、私立大学の中で最難関と言われるほど、難度が高くなっています。教科書を用いて基礎を徹底的に身につけた上で、用語集などでより細かな知識を確認しましょう。史料問題やテーマ史の分野は重点的に対策をしておくとよいでしょう。

 

世界史は、時代や地域に偏りなく出題され細かな知識まで問われるため、難度が非常に高くなっています。教科書を用いて基礎知識を完璧に理解し、失点を減らすために苦手分野を作らないようにしましょう。過去問や問題集などでしっかり演習に取り組みましょう。

 

地理は、難度がやや高くなっています。教科書レベルの内容を理解して、基礎的な問題を確実に解答できるように演習を繰り返し、応用問題にも取り組むと良いでしょう。地理に関する時事問題も出題されるため、普段から新聞やニュースで情報を入手しておきましょう。

 

政治・経済は非常に難度が高く、広範囲から地理や歴史などの知識が問われる問題が出題傾向にあります。基礎知識を徹底的に身につけ、標準問題での失点を減らす必要があります。時事問題への対策として、普段から新聞やニュースで情報を入手し、過去問で出題形式を把握しておきましょう。

 

※コア試験のみ
※法学部・経済学部と同様

 

理科の試験傾向と対策

物理は、標準レベルの問題を中心に一部難問も含まれており、力学と電磁気が頻出分野です。基本的な知識を身につけて、計算力を鍛えておきましょう。論述やグラフなどの描写問題といった特徴的な問題も出題されるため、過去問に取り組み出題傾向に慣れておく必要があります。

 

化学は、全分野から満遍なく出題され、難易度は標準レベルです。化学式が必須項目のため、教科書に載っている重要な化学式は覚えておく必要があります。基礎を徹底的に身につけ、問題集で演習に取り組み高得点を目指しましょう。

 

生物は難度が高く、基本的な知識では対応できない問題が多くなっています。遺伝子の単元が頻出となっており、計算や論述、描図などさまざまな形式の問題が出題されるため、必ず過去問を用いた対策を行いましょう。苦手分野をなくし、応用問題にも取り組む必要があります。

 

※プラス試験のみ
※理学部と同様

 

 

学習院大学文学部基本情報

公式サイト

学習院大学文学部:https://www.gakushuin.ac.jp/univ/let/top/

 

基本情報

創立年

1952年

生徒数

2824人(2021年05月時点)

教育理念

文学部の行う教育の目標は、人文科学諸分野の研究内容を理解し、研究方法を取得した学生自らが、人文科学研究の創造を行うところにあります。文学部各学科で文化創造の経験をさせることによって、社会の一員として、社会全体の文化を考え、文化を支え、文化を創造する担い手を育てることを目的としています。

 

引用元:学習院大学 文学部 文学部について

 

学習院大学文学部の特徴

学習院大学文学部は、哲学科・史学科・心理学科など8学科で構成された学部です。各学科とも基礎教育を重視しており、学生はまず自身の研究領域における基本的な考え方や知識を習得し、土台を作ったうえで専門的な研究に取り組みます。外国語も重視されており、2カ国語以上の学習が必修となります。また幅広い教養・知識の習得も推奨されているので、専攻学科以外の科目も自由に履修することが可能となっています。

 

 

学習院大学文学部キャンパス情報

目白キャンパス

学部:法学部・経済学部・文学部・理学部・国際社会科学部
住所:〒171-8588  東京都豊島区目白1-5-1

 

 

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