大学入試情報・受験対策
法政大学法学部・学科の入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
法政大学法学部の受験対策
偏差値・難易度
法政大学法学部の偏差値は学科により異なりますが57.5~60程度で、法政大学の学部内では標準的な難易度となります。また法学部内では法律学科の難度が最も高くなっています。
入試の特徴と勉強のポイント
法政大学法学部の入試問題は、社会の範囲でやや難しい内容も出題されますが、全体的には標準レベルとなります。T日程、A方式では英語の配点が高くなっているため重点的に学習しましょう。
法政大学法学部の科目別傾向と対策
国語の傾向と対策
《個別日程A方式》
例年、大問3題構成でマーク式と記述式の併用となります。現代文と古文からの出題で、難易度は標準レベルとなります。字数制限のある記述式問題が頻出なので、文脈を正確に読み取り要約する訓練を重ねることが大切です。漢字や単語、文法などの基本事項は確実に得点できるよう演習しましょう。
数学の傾向と対策
《個別日程A方式》
例年、大問3題構成で解答形式は記述式のみとなっています。難易度は標準レベルとなっていますが、計算量の多い問題や途中式の記述が必要な問題、融合問題なども出題されるため基礎知識をしっかり身につける必要があります。場合の数、二次関数、確率が頻出となっていますので、重点的に対策を行いましょう。
英語の傾向と対策
《個別日程A方式》
例年、大問4題構成で解答形式はマーク式のみとなっており、空欄補充問題や語句整序問題が頻出です。単語や文法など基本事項をしっかり押さえましょう。また、試験時間に対して問題数が多めで、全大問600語前後の長文問題となっているため時間配分を意識し、過去問演習に取り組むことが大切です。
※経営学部・人間環境学部・国際文化学部と同様
地歴公民の傾向と対策
《個別日程A方式》
世界史:例年、大問3題構成のマーク式と記述式の併用となります。難易度は標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれます。地理に関する問題も出題されるので、地図帳や用語集なども活用し基本知識の理解を深めましょう。
日本史:例年、大問4題構成のマーク式と記述式の併用となります。幅広い時代の内容が問われるため、まんべんなく学習する必要があります。それぞれの語句を暗記するだけでなく、時代背景や流れなどを把握するため教科書と併せて資料集も確認しておきましょう。
地理:例年、大問3題構成のマーク式と記述式の併用となり、出題難易度はやや難しめとなります。地名を答えるような基本的な問題は確実に得点できるよう基礎を固めましょう。様々な種類の図表問題が頻出です。論述問題も出題されますので、過去問演習で傾向に慣れておきましょう。
公民:例年、大問4題構成のすべてマーク式となります。難易度は基本~標準レベルですが、一部細かい知識を問う難度の高い問題も含まれます。時事問題、憲法、地域紛争等に関する問題が頻出となるため、重点的に対策を行いましょう。
※文学部・経営学部・人間環境学部・国際文化学部と同様
法政大学法学部基本情報
公式サイト
法政大学法学部:https://www.hosei.ac.jp/hogaku/
基本情報
創立年
1949年
生徒数
3430名(2021年5月)
教育理念
日本最古の私立法律学校として発足して以来、法政大学法学部は、優れた研究実績と自由な学風で知られる。社会的秩序の形成・維持にかかわる法律学と、人間の共存の技術としての政治学の研究・教育を車の両輪として、本学部は、法曹・公務員はもとより、民間企業の法務部門等で活躍し、広くわが国と世界に貢献する、リーガル・マインドや政治的交渉能力のある人材の育成を行ってきた。 こうした伝統の上に立ちながら、新しい時代の課題に応えるため、一層実践的かつ政策的な法学・政治学教育を展開することが本学部の目的である。
引用元:法政大学 法学部 理念・目的
法政大学法学部の特徴
法政大学法学部は、1880年に創立した日本最古の私立法学社「東京法学社」の伝統を受け継ぐ歴史ある学部で、リーガルマインドと政治的交渉能力を持った人材の育成を目標としています。現在法律学科、政治学科、国際政治学科の3学科が設置されており、全体の7割をそれぞれの学科の専門科目、残りの3割を学科共通のILAC科目と呼ばれる科目群から履修するカリキュラムとなっています。ILAC科目群は人文科学・社会科学・自然科学・情報科学・外国語・保健体育の分野から構成されており、各分野をバランスよく学ぶことで幅広い知識と柔軟な思考力などを養います。また学科専門科目は他学科の学生も履修することが可能で、学生は興味のあるテーマを法律・政治・グローバルの視点から学ぶことができます。
法政大学法学部の学科情報
法律学科
「裁判と法コース」「行政・公共政策と法コース」「国際社会と法コース」などガイドライン型の6つのコース制を導入しています。1年次は「法学入門」や少人数教育の「法学入門演習」などの入門科目を中心に履修します。2年進級時に自分の興味や目指す進路に合わせて6つのコースから1つを選択し、それぞれのコースに沿った履修科目を学びます。必要に応じて3・4年次にコース変更をすることも可能です。
政治学科
科目は「必修」「学科基礎」「政治学基本」「展開」「選択」の科目群に大別され、1年次から履修できる専門科目が多数配置されているため、早い段階から専門的な内容を学ぶことが可能となっています。主な授業として、政治理論Ⅰ・Ⅱ、比較福祉国家Ⅰ・Ⅱ、まちづくり論などがあります。また、1年生を対象とした少人数ゼミ形式の「政治学入門演習」では、大学生として必要な基礎能力を養い、政治学について具体的なイメージを持つことを目的としています。
国際政治学科
「地球共生社会」の実現を目指し、国際的な視野で物事を考え、社会で活躍できる人材を育成しています。2年次から2つのコース(アジア国際政治、グローバル・ガバナンス)に分かれて専門分野を追究します。実践講座科目として「Global Internship」が開講されており、海外の企業やNGOなどの現場でのインターンシップを体験し、国際社会の現実に触れることができます。
法政大学法学部キャンパス情報
市ヶ谷キャンパス
学部:法学部・文学部・経営学部・国際文化学部・人間環境学部・キャリアデザイン学部・デザイン工学部・GIS(グローバル教養学部)
住所:〒102-8160 東京都千代田区富士見2-17-1
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