早稲田実業学校高等部の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年1月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

早稲田実業学校高等部の受験対策

偏差値・難易度

早稲田実業学校高等部は、東京都国分寺市にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は75程度と東京都内トップクラスとなります。2022年度一般入試の倍率は、男子が約3.1倍、女子が約4.7倍となっています。卒業生の大半が、推薦を受けて早稲田大学各学部に進学しているほか、東京大学や慶應義塾大学など他大学への合格実績もあります。

 

入試の特徴勉強のポイント

早稲田実業学校高等部の入試は、一般入試と推薦入試の2種類となります。一般入試は、英語・国語・数学の3科目の学力検査が課され、面接はありません。帰国生徒は、一般入試と同一日時に同一の問題での試験となります。推薦入試は、課題作文と面接(本人のみ)、大会・コンクール等の実績、出身学校長の推薦書、調査書で選考が行われます。学力検査は3科目とも配点に差はないため、バランスよく学習し、苦手科目を作らないようにしましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。

 

 

早稲田実業学校高等部の入試情報

【一般入試】

《選考方法》

英語(70分/100点)

国語(60分/100点)

数学(60分/100点)

面接:なし

※帰国生徒 一般の受験者と同一日時に同一問題で試験が行う。

 

参照:2023年度募集要項 高等部一般入試

 

【推薦入試】

スポーツ分野・文化分野

※両分野の併願不可

 

《選考方法》

課題作文

面接(本人のみ)

大会・コンクール等の実績ならびに出身学校長の推薦書

調査書

 

参照:2023年度募集要項 高等部推薦入試

 

 

早稲田実業学校高等部の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、試験時間60分の大問5題構成です。大問1は計算問題を含む小問集合、大問2は図形や文章題などの小問集合、大問3以降は各単元からの出題となります。複数の単元が融合された問題も出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。また、全体的に難易度が高く、問題数も少なくないことから試験時間に余裕はありません。全問解答を目指すのではなく、解ける問題から確実に解答する必要があります。

 

国語の傾向と対策

例年、試験時間60分で、長文読解問題(小説・論説文)2題と古文1題の大問3題構成です。読解問題の中に漢字が含まれるため、普段からコツコツと学習し、多くの漢字を身に付けておくことが大切です。全体的に文章量が多いため、速読力・精読力を養い、過去問や類似問題で演習を重ねましょう。また、記述問題も出題されるため、日頃から文章を読んで自分の考えを指定された文字数でまとめる練習を行う必要があります。

 

英語の傾向と対策

試験時間70分で、問題数や出題形式は年度によって異なりますが、長文読解や英訳、適語補充、整序、リスニング問題などが出題されます。全体的に高い英語力が求められるため、基本事項は徹底的に固め、標準レベルの問題集などでしっかりと演習を重ねましょう。リスニングは集中力の切れやすい試験後半に実施されます。普段の学習にリスニングを取り入れるなど、事前対策をしっかりと行いましょう。

 

 

早稲田実業学校高等部基本情報

公式サイト

早稲田実業学校高等部:https://www.wasedajg.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1984年

生徒数

1,139名(2022年5月時点)

早稲田実業学校高等部 所在地情報

〒185-8505 東京都国分寺市本町1-2-1

教育理念

教育方針

「豊かな個性と高い学力と苦難に打ち勝つたくましい精神力を兼ね備えた人物を育成する」

 

参照:校長挨拶|早稲田実業学校

 

高校の特徴

早稲田実業学校高等部は、「豊かな学識と表現力を持つ次世代のタフなリーダー」の育成に取り組んでいます。教科横断的な探究活動や協働学習、体験学習を行う「総合的な探究の時間」を核とした独自の教育課程を編成し、豊かな学識と表現力を身につけることを目指します。早稲田大学との高大連携による教育を実施しており、各学部の教授による模擬講義や正規授業を聴講できる高校生特別聴講制度などさまざまな取り組みを行っています。

 

 

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