東京都の高校入試情報・受験対策

東京都の公立高校受験概要

入試制度

一般推薦

(1) 選考は、各都立高校があらかじめ定めた選考方法に基づき、調査書、個人面接、小論文又は作文等の検査を総合した成績(以下「総合成績」という。)、入学願書による志望及び都立高校長が必要とする資料(自己PRカードを含む。)により行う。
(2) 全ての都立高校で、調査書における各教科の観点別学習状況の評価(全27観点)又は評定(9教科)のどちらか一方を調査書点として点数化する。ただし、エンカレッジスクールとして指定された都立高校は、観点別学習状況の評価を用いる。
ア 観点別学習状況の評価を用いる場合は、各都立高校の特色に応じて、特定の観点の配点を高くするなどして活用する。
イ 評定を用いる場合、特定の教科の評定に比重をかけることは行わない。
ウ 観点別学習状況の評価や評定に斜線 /(スラッシュ)のある調査書の各教科の学習の記録の処理方法については、各都立高校が適切に定める。
エ 「A」と朱書された調査書により調査書点を算出する際には、受検者に不利にならないように扱う。
(3) 個人面接、小論文又は作文等の検査の結果については、各都立高校が適切に基準を定めてそれぞれ点数化する。
(4) 自己PRカードは、点数化しない。
なお、個人面接に当たっては、自己PRカードを面接資料として活用する。
(5) 選考に当たっては、一般推薦書(様式1)の〔推薦理由〕欄にも十分配慮する。
(6) 選考のための順位を定めるに当たり、総合成績が同点である場合は、都立高校長が必要とする資料(自己PRカー
ドを含む。)を用いて、同順位が出ないように配慮する。

特別推薦

(1) 選考は、各都立高校があらかじめ定めた選考方法に基づき、総合成績により行う。
(2) 選考に当たっては、各都立高校が自校の教育活動の実績や特色などに基づいて適切な基準を定める。個人面接又は集団面接及び実技検査のほか、小論文又は作文等の検査を適宜組み合わせ、選考資料として用いる。
なお、個人面接や集団面接に当たっては、自己PRカードを面接資料として活用する。
(3) 調査書における各教科の観点別学習状況の評価又は評定の扱いは、一般推薦の扱いと同様に各都立高校が適切に定める。
(4) 受検者のうち、各都立高校が定めた基準に達していると認められた者の中から入学許可予定者(以下「合格者」という。)の候補者(以下「合格候補者」という。)を決定する。
(5) 選考に当たっては、文化・スポーツ等特別推薦書(様式2)の〔推薦理由〕欄にも十分配慮する。
(6) 選考のための順位を定めるに当たっては、同順位が出ないように配慮する。

特別推薦(理数)

(1) 選考は、各都立高校があらかじめ定めた選考方法に基づき、総合成績により行う。
(2) 選考に当たっては、各都立高校が自校の教育活動の実績や特色などに基づいて適切な基準を定める。個人面接及び研究実績報告書に関する口頭試問、小論文の検査を組み合わせ、選考資料として用いる。
なお、個人面接に当たっては、自己PRカードを面接資料として活用する。
(3) 調査書における各教科の観点別学習状況の評価又は評定の扱いは、一般推薦の扱いと同様に各都立高校が適切に定める。
(4) 受検者のうち、各都立高校で定めた基準に達していると認められた者の中から合格候補者を決定する。
(5) 選考に当たっては、理数等特別推薦書(学校所定の様式)の〔推薦理由欄〕にも十分配慮する。
(6) 選考のための順位を定めるに当たっては、同順位が出ないように配慮する。

東京都立国際高等学校国際バカロレアコース入学者選抜

(1) 選考は、当該都立高校があらかじめ定めた選考方法に基づき、調査書、小論文及び個人面接を総合した成績(以下「総合成績」という。)により行う。
なお、英語運用能力検査及び数学活用能力検査は、IBコースで行われる授業に必要な力の有無(適・不適)の判定のみに使用し、英語運用能力検査及び数学活用能力検査の得点は総合成績には含めない。
(2) 選考に当たっては、当該都立高校が全ての検査について、自校の教育活動の特色やDP(ディプロマ・プログラム)の履修に必要な能力などに基づいて適切な基準を定める。
(3) 受検者のうち、当該都立高校が定めた基準に達していると認められた者の中から入学許可予定者(以下「合格者」という。)の候補者(以下「合格候補者」という。)を決定する。
なお、全ての検査のうち、一つでも基準に達しない検査があった場合は選考の対象としない。
(4) 選考のための順位を定めるに当たっては、同順位が出ないように配慮する。
日本人生徒募集及び外国人生徒募集それぞれの募集人員に相当する人員を、当該都立高校が定めた基準に達していると認められた者について、日本人生徒募集及び外国人生徒募集それぞれの総合成績の順により決定し、合格候補者とする。
なお、外国人生徒募集の募集人員が充足しない場合、当該都立高校が定めた基準に達していると認められた者のうち、合格候補者となっていない日本人生徒募集の受検者の中から充足する。

一般選抜(第一次募集・分割前期募集)

内申点(65点)、学力検査点(500点)、その他の検査の成績も加えて、各高校により傾斜。
(1) 選考は、調査書、学力検査(面接、小論文又は作文及び実技検査を実施する都立高校にあってはそれらを含む。)を総合した成績(総合成績)、入学願書による志望及び都立高校長が必要とする資料により行う。
なお、面接実施校においては、自己PRカードを面接資料として活用する。ただし、自己PRカードは点数化しない。また、第2-7-3に定める面談を実施する都立高校にあっては、面談は点数化しないが、選考に当たっては、面談の結果にも十分配慮する。
(2) 学力検査の得点(学力検査を実施した教科の得点の合計。ただし、傾斜配点を行う教科については、傾斜配点を行った得点とする。)と調査書の各教科の学習の記録を点数化したもの(以下「調査書点」という。)の比率については、次のとおりとする。
ア 全日制は、7:3とする。ただし、芸術及び体育に関する学科は6:4とする。
イ 定時制は、7:3又は6:4のどちらかとする。
なお、学力検査の得点と調査書点の合計( 以下「 総合得点」 という。 ) は、1000点を満点とする。
(3) 各都立高校は、選考に当たり次の項目を適切に定める。
ア 面接の結果を点数化したもの(以下「面接点」という。)の満点
イ 小論文又は作文の結果を点数化したもの(以下「小論文点」又は「作文点」という。)の満点
ウ 実技検査の結果を点数化したもの(以下「実技検査点」という。)の満点
(4) 面接、小論文又は作文及び実技検査の結果については、各都立高校が適切に基準を定めて、それぞれ点数化する。
(5) 所定の書類が一部整わない者については、参考にできる資料を活用して、選考を行う。
(6) 調査書中の各教科の学習の記録を点数化する際は、受検者から提出された調査書の各教科の評定数値を当該受検者の在学する中学校から提出された成績一覧表において確認した後、学力検査を実施する教科は評定数値を1倍、学力検査を実施しない教科は評定数値を2倍して調査書点を算出する。ただし、在学する中学校から成績一覧表が提出さ
れていない受検者、成績一覧表の除外人員となっている受検者及び評定を行うことができずに評定が斜線 / (スラッシュ)となっている教科のある受検者については、学力検査の得点等の参考にできる資料を活用して当該都立高校が調査書点を求める。また、「A」と朱書された調査書(実施要綱第4-6-3(7)アを参照)により調査書点を算出する際には、受検者に不利にならないように扱う。調査書の記載内容に疑義がある場合は、都立高校長は当該中学校長に問い合わせ、内容を確認する。
なお、エンカレッジスクールとして指定された都立高校においては、各教科の観点別学習状況の評価を用いて調査書点を算出する。
※エンカレッジスクールとして指定された都立高校の選考
(1) 選考は、別表4(101ページ)に基づき、調査書、面接、小論文又は作文(実技検査を実施する都立高校にあってはこれらに加え、実技検査)の結果を総合した成績(総合成績)、入学願書による志望及び都立高校長が必要とする資料(自己PRカードを含む。)により行う。
なお、面接に当たっては、自己PRカードを面接資料として活用する。
(2) 調査書、面接、小論文又は作文(実技検査を実施する都立高校にあってはこれらに加え、実技検査)の結果は点数化する。それぞれの満点については、各都立高校が適切に定める。

一般選抜(分割後期募集・第二次募集)

【一般選抜(第一次募集・分割前期募集)】を準用する。ただし、学力検査の得点と調査書点の比率は、全日制は6:4とする。
※エンカレッジスクールとして指定された都立高校の選考も【一般選抜(第一次募集・分割前期募集)】を準用する

 

入試日程

推薦選抜(一般推薦・特別推薦・特別推薦〈理数〉東京都立国際高等学校国際バカロレアコース入学者選抜)


出願受付:2022年1月12日(水)〜1月17日(月) ※
学力検査:2022年1月26日(水)・1月27日(木)
合格発表:2022年2月2日(水)
※願書は郵送による受付。出願受付期間中に必着
※国際高校の国際バカロレアコースは1月20日(木)・1月21日(金)の2日間の間に学校へ願書を持参

一般選抜(第一次募集・分割前期募集)

出願受付:2022年1月31日(月)〜2月4日(金) ※
学力検査:2022年2月21日(月)
面接及び実技検査:2022年2月21日(月)以後、各都立高校が定める日時
合格発表: 2022年3月1日(火)
※願書は郵送による受付。出願受付期間中に必着

一般選抜(分割後期募集・第二次募集)

出願受付:2022年3月4日(金)
学力検査:2022年3月9日(水)
面接及び実技検査:2022年3月9日(水)以後、各都立高校が定める日時
合格発表: 2022年3月15日(火)

 

配点

推薦選抜(一般推薦・特別推薦・特別推薦〈理数〉)

一般推薦:面接
小論文又は作文、実技検査、その他学校が設定する検査(以下「小論文又は作文等の検査」という。)のうちから、当該都立高校長が定めたいずれか一つ以上の検査を実施する。
特別推薦:志願者全員に個人面接又は集団面接及び実技検査を実施し、その他の検査の内容については当該都立高校長が定める。
※特別推薦と同時に一般推薦を志願する者については、一般推薦において実施する個人面接及び小論文又は作文等の検査についても課すものとする。
特別推薦(理数): 研究実績報告書に関する口頭試問、個人面接及び小論文の検査を実施する。

東京都立国際高等学校国際バカロレアコース入学者選抜

ア 英語運用能力検査
イ 数学活用能力検査
ウ 小論文
エ 個人面接
なお、イからエまでは日本語又は英語による。また、検査のうち、一つでも受検しなかった者は、受検を放棄したものとみなす。ただし、正当な事由により、一部を受検できなかった者は、受検したものとみなす。

一般選抜(第一次募集・分割前期募集)

学力検査の得点と調査書の各教科の学習の記録を点数化したもの比率については次のとおりとする。
全日制は、7:3とする。ただし、芸術及び体育に関する学科は6:4とする。
学力検査の得点を700点に、調査書点数を300点に換算して1,000点満点。
国語 100点(50分)
数学 100点(50分)
外国語(英語) 100点(40分+リスニングテスト10分)
社会 100点(50分)
理科 100点(50分)
合計500点満点→700点満点(換算後)
※一部の高校で傾斜配点を実施。
※ただし、芸術及び体育に関する学科については、国語、数学及び外国語(英語)の3教科とする。
※エンカレッジスクールとして指定された都立高校においては、学力検査を実施しない。
※都立高校長は、別に定めるところにより、令和2年度以前の中学校卒業者である受検者を対象として、入学後の学校生活に対する意欲等を確認するための面接(以下「面談」という。)を行うことができる。ただし、面接を検査教科等の実施内容として定めている都立高校を除く。
面談を実施する場合、都立高校長は、対象とする受検者に面談を実施することを個別に通知しなければならない。 なお、面談の対象となる受検者は、出願時に自己PRカードを提出する。

内申点の算出方法》
1年生 -
2年生 -
3年生 5教科×5段階評定+実技4教科×5段階評定×2倍=65点
合計65点満点
※総合成績時には300点満点に小数点以下切り捨てて換算し計算する。

 

一般選抜(分割後期募集・第二次募集)

学力検査の得点と調査書の各教科の学習の記録を点数化したもの比率については次のとおりとする。
全日制は、6:4とする。
学力検査の得点を600点に、調査書点数を400点に換算して1,000点満点。
国語 100点(50分)
数学 100点(50分)
外国語(英語) 100点(50分)
合計300点満点→600点満点(換算後)
※一部の高校で傾斜配点を実施。
※エンカレッジスクールとして指定された都立高校においては、学力検査を実施しない。

内申点の算出方法》
1年生 -
2年生 -
3年生 5教科×5段階評定+実技4教科×5段階評定×2倍=65点
合計65点満点
※総合成績時には300点満点に小数点以下切り捨てて換算し計算する。

 

 

東京都の公立高校受験対策

東京都の公立高校入試は、一部の高校では、国語・数学・英語(リスニングは除く)の学力検査問題をそれぞれの高校が作成し出題します。英語のリスニング、理科、社会は共通問題です。また全体的に文章量が増え幅広い分野の学習が必要となります。
英語は、文法問題の大問がなく、リスニング以外の大問は全て長文読解になっています。時間配分に気を付けながら読解するスピードが必要となります。数学では、大問1の小問集合の配点が大きくなっているため、基本をしっかりと押さえ得点を取りこぼさないようにしましょう。国語は長文読解の出題が多く、長文を早く読み内容を理解できるように練習が必要となります。また長文記述も出題されやすいため、自分の言葉で考えを記述できるように対策をしておきましょう。理科は、物理・化学・生物・地学の4つの範囲から満遍なく出題されますが、基本的な問題が多くなっているため、基本をしっかりと押さえておきましょう。社会では、資料や地図の読み取りの問題が出やすく、記述問題も増えているため、問題の意図を素早く正確に理解し、文章での解答ができるように練習が必要となります。

 

東京都の私立高校受験対策

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