女子美術大学付属高等学校の高校入試情報・受験対策

※2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

女子美術大学付属高等学校の受験対策

偏差値・難易度

女子美術大学付属高等学校は東京都杉並区にある私立女子中高一貫校で、偏差値は53程度となります。2022年度の入試競争倍率は、推薦入試が1.0倍、一般入試が2.38倍です。卒業生は、推薦入学制度により女子美術大学、短期大学部へ進学することができます。また、武蔵野美術大学や多摩美術大学などの他の美術系大学へも進学しています。

入試の特徴・勉強のポイント

女子美術大学付属高等学校の入試は、推薦入学試験と一般入学試験の2種類となります。推薦入学試験は、10分程度の個別面接のみとなります。一般入学試験では、国語・英語・数学の3科目受験と、実技、面接が課されます。学科試験は科目ごとの配点の差が無いため、バランスよく学習する必要があります。実技は水彩と鉛筆デッサンからの選択となるため、自分の得意とする方を選択しましょう。面接は、事前に模擬面接を行っておくことが大切です。

 

 

 

 

女子美術大学付属高等学校の入試情報

【生徒募集案内】

【推薦入学試験】
●募集人員:32名

●試験科目:面接[個別,10分程度]

 

【一般入学試験】
●募集人員:33名

●試験科目
国語[50分,100点]
英語[50分,100点]
数学[50分,100点]
実技(美術)[120分,150点/出願時に水彩またはデッサンを選択]
面接[1人3分程度]

 

参照:女子美術大学付属高等学校 2023年度 高等学校生徒募集案内

 

 

女子美術大学付属高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問4題構成で、大問1は小問集合、大問2は文章題、大問3以降が応用問題となります。小問集合や文章題では、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。応用問題では1次関数や2次関数、図形の証明問題が出題されます。証明問題は記述式となっているため、筋道立てて分かりやすく述べる練習を行いましょう。また、複数年分の過去問演習で出題傾向を把握しておくことも大切です。

国語の傾向と対策

例年、小説または随筆文から1題と、説明的文章1題が出題されます。心情の読み取りや要旨の把握など、正確な読解力が問われます。記述式問題も出題されるため、内容を簡潔にまとめ、自分の言葉で説明する表現力が必要です。また、知識問題として漢字の読み書きや語句の意味、慣用的表現などが出題されるため、毎日コツコツと学習し知識の理解を深めましょう。

英語の傾向と対策

例年、大問3題構成で、長文読解問題・文法問題・英作文(並び替え)が出題されます。いずれも中学の学習範囲内からの出題となるため、単語やイディオム、文法などの基礎知識の定着が問われる問題となります。長文問題では速読力と読解力、英作文では表現力が必要となるため、過去問を用いてしっかりと対策を行いましょう。

美術の傾向と対策

例年、水彩もしくは鉛筆デッサンからの選択で、試験時間は2時間となります。どちらも構図や形体を捉える力が問われ、水彩はさらに色彩表現の基礎力も必要となります。鉛筆デッサンは明暗や質感表現を中心とした基礎的な描写力が必要です。

 

 

 

 

女子美術大学付属高等学校基本情報

公式サイト

女子美術大学付属高等学校:http://www.joshibi.ac.jp/fuzoku/

基本情報

創立年

1915年

生徒数

630名(2021年4月時点)

女子美術大学付属高等学校所在地情報

〒166-8538 東京都杉並区和田1-49-8

教育理念

我が国の文化に貢献する有能な女性を育成する

引用:女子美術大学付属高等学校・中学校|教育理念

高校の特徴

女子美術大学付属高等学校は、日本で唯一の美術大学付属の女子校です。美術を中心にして感性を磨き、世界へのまなざしを向けた文化の担い手となる「創造性豊かな人間の育成」を目指しています。また、世界で活躍できる人材(=ARTIST)を育成するため、アートを英語で表現したり、アートに関するオンライン英会話を実践するなど、美術を通して英語を学ぶ「アート・イングリッシュ」が展開されています。国際理解のため、「パリ、イル・ド・フランス研修旅行」や「イタリア美術研修旅行」、オーストラリアへの語学研修旅行など様々なプログラムが用意されています。

 

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