東京音楽大学付属高等学校の高校入試情報・受験対策

※2026年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東京音楽大学付属高等学校は、音楽を専門的に学びたい中学生にとって有力な進学先のひとつです。1932年に創立された歴史を持ち、日本の私立音楽大学の中で最も古い東京音楽大学の付属校として、専門的な音楽教育と一般科目を両立できるカリキュラムが整えられています。

一般的な高校入試とは異なり、英語・国語などの学科試験に加えて、専攻実技、楽典、聴音、コールユーブンゲン、面接、作文、自己PRなど、音楽高校ならではの対策が必要になります。特に東京音楽大学付属高等学校の入試では、志望する専攻やコースによって試験内容が異なります。実技に自信がある受験生でも、楽典や聴音、学科試験の準備が不足していると、入試本番で実力を十分に発揮できない可能性があります。

この記事では、東京音楽大学付属高等学校の2027年度入試に向けて、入試概要、偏差値、難易度、科目別の出題傾向、専攻別実技対策、推薦入試・面接・作文対策、学習スケジュールまで詳しく解説します。実技練習と学科対策をどのように両立すればよいか不安な方は、ぜひ参考にしてください。

東京音楽大学付属高等学校に合格するための対策ポイント

合格するためには、偏差値や学科試験だけで判断せず、実技・楽典・聴音・学科・面接を総合的に対策することが大切。志望する専攻やコースによって試験内容が異なります。

POINT 01

専攻・コース別に対策

声楽/器楽/作曲/音楽総合/セルフデザインで試験内容が異なります。

POINT 02

楽典・聴音は早期着手

短期間で伸ばしにくいため、毎日の習慣化が重要。中学音楽の範囲では不足することも。

POINT 03

英検準2級で英語免除

一般入試では英検準2級以上で英語試験が免除。他科目に時間を回せます。

東京音楽大学付属高等学校の入試で押さえるべきポイント

東京音楽大学付属高等学校の入試で最初に押さえたいのは、志望する専攻・コースによって必要な対策が変わる点です。声楽・器楽・作曲専攻を目指す場合は、専攻実技に加えて楽典、聴音、コールユーブンゲンなどの音楽基礎力が求められます。

一方で、音楽総合コース・セルフデザインクラスを受験する場合は、英語・国語に加えて作文、自己PR、面接の準備が重要になります。自分が受ける入試方式とコースを早めに確認し、必要な科目を整理しておきましょう。

一般的な高校入試と音楽高校入試の違い

一般的な高校入試では、英語・数学・国語・理科・社会などの学科試験が中心になります。しかし、東京音楽大学付属高等学校の入試では、音楽に関する専門的な力も評価されます。

たとえば、専攻実技は短期間で仕上げることが難しく、日々の練習の積み重ねが必要です。また、楽典や聴音は中学校の音楽の授業だけでは十分に対応しにくい内容もあるため、早めに基礎を固めておく必要があります。

実技・楽典・聴音・学科のどれを優先すべきか

POINT
優先順位の考え方
  • 専攻実技:毎日の練習が欠かせない
  • 楽典・聴音:短期間で急に伸ばしにくいため早めに習慣化
  • 英語・国語:基礎問題で失点しないよう、実技の合間に短時間でも継続

実技に自信がある受験生ほど、学科や楽典の対策が後回しになりやすいので注意。

今日から優先して対策すべき内容

まずは、志望する専攻・コースの入試科目を確認し、自分に必要な対策を一覧にしましょう。そのうえで、次の3つを今日から始めることをおすすめします。

  • 英・国の基礎確認(実技で時間を取られる分、学科時間を固定)
  • 楽典・聴音の弱点チェック(音程・調性・和音・リズム・旋律聞き取り)
  • 専攻実技の本番想定練習(普段のレッスン+通し演奏・歌唱)

2027年度 東京音楽大学付属高等学校の入試概要

2027年度の東京音楽大学付属高等学校の入試では、推薦入学試験、一般入学試験、海外帰国子女特別入学試験・外国人特別入学試験が予定されています。推薦入試は2027年1月22日〜23日、一般入試は2027年2月10日〜11日に実施予定です。

ただし、2027年度募集要項や出願書類は後日発表予定とされているため、出願前には必ず最新の募集要項を確認してください。

募集専攻・コースの概要

東京音楽大学付属高等学校では、声楽、器楽、作曲、音楽総合コース、音楽総合コース・セルフデザインクラスが募集対象となっています。器楽には、ピアノ、ピアノ演奏家コース、ピアノ・創作コース、ピアノ演奏家コース特別特待奨学生、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ハープ、クラシックギター、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、サクソフォーン、ホルン、トランペット、トロンボーン、テューバ、ユーフォニアム、アコーディオン、打楽器が含まれます。

声楽専攻では、歌唱力だけでなく、音程、リズム、発声、表現力、言葉の扱い方などが重要になります。副科ピアノやコールユーブンゲンも関わるため、歌の練習だけに偏らず、音楽基礎力を総合的に整えることが大切です。

器楽専攻では、志望する楽器ごとの課題や演奏上の完成度が重視されます。ピアノ、弦楽器、管楽器、打楽器など、楽器によって準備内容が異なるため、課題曲や演奏条件を早めに確認しましょう。

作曲専攻では、作曲実技に加えて、楽典や聴音などの音楽理論の理解が重要になります。発想力だけでなく、楽譜として正確に表現する力も求められるため、日頃から楽典と作曲を結びつけて学習しましょう。

音楽総合コースでは、専攻実技だけでなく、楽典やソルフェージュなど、幅広い音楽基礎力が必要になります。声楽・器楽・作曲のように専攻が明確な受験生だけでなく、音楽を総合的に学びたい受験生にも向いたコースです。

セルフデザインクラスでは、作文、自己PR、面接が重要になります。自分がどのように音楽と関わってきたのか、入学後に何を学びたいのか、将来どのような表現や活動を目指したいのかを、具体的に言語化しておく必要があります。

2027年度入試の変更点・注意点

2027年度入試では、出願期間、試験日程、試験科目、課題曲、提出書類などを必ず確認する必要があります。特に専攻別実技や副科ピアノ、作文、自己PRの有無は、受験する専攻・コースによって異なります。

現時点で公開されている情報を確認したうえで、正式な募集要項が発表されたら、内容に変更がないか再度チェックしましょう。

各入試方式の違い

東京音楽大学付属高等学校の入試方式は、推薦入学試験、一般入学試験、海外帰国子女特別入学試験・外国人特別入学試験に分かれます。

推薦入学試験では、作文、面接、専攻別実技が入学試験科目として示されています。出願期間は2027年1月15日〜17日、試験日程は2027年1月22日〜23日、合格発表は2027年1月24日の予定です。
推薦入試を検討する場合は、実技の完成度に加えて、志望理由や入学後に学びたいことを作文・面接で伝えられるように準備しておきましょう。

一般入学試験では、声楽・器楽・作曲専攻の場合、英語、国語、楽典、聴音、コールユーブンゲン、面接、専攻別実技が課されます。さらに、声楽・作曲専攻のみ副科ピアノが加わります。
音楽総合コースでは、英語、国語、楽典、ソルフェージュ(コールユーブンゲンまたは聴音のどちらかを選択)、面接、実技が対象です。セルフデザインクラスでは、英語、国語、作文、自己PR、面接が示されています。
一般入試を受ける場合は、学科試験と音楽系科目をバランスよく準備することが重要です。

海外帰国子女特別入学試験・外国人特別入学試験を希望する場合は、事前問い合わせが必要とされています。対象条件や試験内容は個別に確認が必要になるため、早めに学校へ相談しましょう。

試験日程・出願期間・合格発表

項目 推薦入試 一般入試
出願期間 2027/1/15〜1/17 2027/1/25〜2/4
試験日 2027/1/22〜1/23 2027/2/10〜2/11
合格発表 2027/1/24 2027/2/12

受験直前は、実技練習、学科対策、面接準備、出願書類の確認が重なります。出願期間から逆算して、12月までに過去問演習と実技の仕上げを進めておくと安心です。

英語試験が免除されるケース

POINT
検準2級以上で英語免除

東京音楽大学付属高等学校の入試では、実用英語技能検定準2級以上の資格を有する場合、英語の試験が免除されるとされています。

英検準2級以上を取得している受験生は、募集要項で条件を確認したうえで、英語以外の科目に学習時間を回す戦略も考えられます。ただし、資格の提出方法や有効条件は必ず最新情報を確認してください。

募集要項で必ず確認すべき項目

募集要項では、出願資格、入試方式、出願期間、試験日程、試験科目、課題曲、提出書類、英語免除条件、面接や作文の有無を確認しましょう。

特に音楽高校の入試では、課題曲や実技試験の条件が重要です。受験直前に見落としがあると準備が間に合わない可能性があるため、保護者と受験生の両方で確認しておくことをおすすめします。

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東京音楽大学付属高等学校の偏差値と合格難易度

東京音楽大学付属高等学校の偏差値は、目安として52前後と考えられます。複数の高校受験情報サイトで偏差値52程度として示されています。偏差値は算出方法や模試の母集団によって差が出るため、あくまで学科面の目安として捉えましょう。

偏差値の目安

東京音楽大学付属高等学校の偏差値は、一般的な高校受験情報では52前後がひとつの目安です。ただし、音楽高校の入試では、偏差値だけで合格可能性を判断することはできません。

英語・国語の学科試験で基礎力を安定させることはもちろん、専攻実技、楽典、聴音、面接などの準備状況も重要です。偏差値が目安に届いていても、楽典や聴音で苦戦する場合は早めの対策が必要です。

偏差値だけで合格可能性を判断しにくい理由

東京音楽大学付属高等学校の入試では、学科試験だけでなく、音楽に関する力が大きく関わります。特に声楽・器楽・作曲専攻では、専攻実技、楽典、聴音、コールユーブンゲンなどが試験科目に含まれます。

そのため、「偏差値が足りているから大丈夫」「実技が得意だから学科は後回しでよい」と考えるのは危険です。合格に近づくためには、自分の弱点が学科にあるのか、楽典・聴音にあるのか、実技にあるのかを早めに見極めることが大切です。

実技・楽典・聴音で差がつきやすいポイント

実技では、音の正確さ、表現力、本番での安定感が重要になります。普段のレッスンでは弾けていても、入試本番の緊張感の中で同じように演奏できるとは限りません。本番を想定した通し練習を増やしましょう。

楽典では、音程、調性、音階、和音、拍子、リズム、音楽記号などの理解が必要です。聴音では、旋律やリズムを正確に聞き取り、楽譜として書き取る力が求められます。どちらも短期間で仕上げにくいため、毎日少しずつ積み上げることが重要です。

併願校として考える場合の注意点


学科対策と音楽系対策の両立

東京音楽大学付属高等学校を併願校として考える場合も、一般的な高校入試とは異なる準備が必要です。学科試験だけでなく、専攻実技や楽典・聴音の対策が必要になるため、他校の受験勉強と両立できるかを事前に確認しましょう。

特に、音楽高校と普通科高校を併願する場合は、対策内容が大きく異なります。受験直前に負担が集中しないよう、早めに受験方式と学習計画を決めておくことが大切です。

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東京音楽大学付属高等学校の科目別 出題傾向と対策

東京音楽大学付属高等学校の一般入試では、英語・国語に加えて、楽典、聴音、コールユーブンゲン、ソルフェージュなど、音楽高校ならではの科目が関わります。

英語の出題傾向と対策

英語は、基礎文法、語彙、長文読解を中心に対策しましょう。実技練習に時間を使う受験生は、英語の学習時間が後回しになりやすいため、毎日20〜30分でも継続することが大切です。

中学英文法の基本である時制、助動詞、不定詞、動名詞、比較、受動態、関係代名詞などは、早めに確認しておきましょう。単語や熟語は、長文読解の得点に直結します。

長文読解では、すべてを細かく訳すのではなく、設問に必要な情報を素早く見つける練習が必要です。文法問題では、基本ルールを理解したうえで、似た問題を繰り返し解きましょう。
英作文が出る場合に備えて、自分の考えを短く正確に書く練習もしておくと安心です。

実用英語技能検定準2級以上の資格を持っている場合、英語試験が免除されるとされています。該当する受験生は、英語に使う時間を楽典・聴音・国語・実技の仕上げに回すこともできます。ただし、出願時の条件や提出方法は必ず確認しましょう。

国語の出題傾向と対策

国語は、読解力、語彙力、記述力を安定させることが重要です。音楽系の受験生は実技練習に時間を割くため、国語の対策が後回しになることがありますが、読解問題は短期間で急に伸ばしにくい科目です。

説明文、小説、漢字、語句、記述問題を中心に対策しましょう。文章を読むスピードと、設問の意図を正確に読み取る力が必要です。

読解では、段落ごとの要点を押さえながら読む練習をしましょう。記述問題では、本文中の根拠を使って答えることが大切です。
漢字や語句は、短時間でも毎日続けることで得点源にしやすくなります。

国語は、週にまとめて勉強するよりも、短時間でも継続する方が効果的です。1日1題の読解問題、漢字10問、記述1問など、実技練習と両立できる形で習慣化しましょう。

楽典の出題傾向と対策

楽典は、東京音楽大学付属高等学校の受験対策で特に重要な科目です。音楽理論の基礎を理解していないと、問題を見ても何を問われているのか分からなくなる可能性があります。

音名、音程、調性、音階、和音、拍子、リズム、音楽記号などは、早めに確認しておきたい範囲です。用語を暗記するだけでなく、実際の楽譜上で理解できるようにしましょう。

中学校の音楽の授業では、入試に必要な楽典を十分に扱わない場合があります。そのため、音楽高校を目指す場合は、受験用の楽典教材や過去問を使って、専門的な内容まで学習する必要があります。

まずは過去問を解き、どの分野で間違えたかを記録しましょう。音程で間違えるのか、調性で間違えるのか、和音で間違えるのかを整理すると、復習すべき範囲が明確になります。苦手分野は、問題を解くだけでなく、楽譜を書いたり鍵盤で確認したりしながら理解を深めましょう。

聴音の出題傾向と対策

聴音は、短期間で急に伸ばすことが難しい科目です。耳で聞いた旋律やリズムを正確に捉え、楽譜として書き取る力が必要になります。

聴音では、音の高さ、音程の動き、リズム、拍子、フレーズのまとまりを聞き取る力が求められます。楽器の演奏経験があっても、聞いた音を正確に書き取る練習をしていないと苦戦することがあります。

聴音は、自分の答えがどこでズレているのかを判断しにくい科目です。音程の取り違え、リズムの聞き違い、拍の数え方のミスなどは、第三者に確認してもらうと改善しやすくなります。

毎日5〜10分でもよいので、短い旋律を書き取る練習をしましょう。最初は2小節、慣れてきたら4小節、8小節と少しずつ長くしていきます。リズムだけを聞き取る練習、音程だけを確認する練習も効果的です。

コールユーブンゲンの対策

コールユーブンゲンでは、楽譜を見て正確に歌う力が求められます。音程、リズム、拍子、フレーズ感を安定させるためには、毎日の練習が欠かせません。

音程が正確か、リズムが崩れないか、拍の流れを保てているかが大切です。声量や表現だけでなく、楽譜を正しく読み取る力も見られます。

練習するときは、まずリズムだけを読み、次に音程を確認し、最後に通して歌う流れがおすすめです。ピアノで基準音を確認しながら、音程のズレを修正しましょう。

直前期は、新しい課題に手を広げすぎず、これまで練習してきた内容を安定させることが大切です。苦手な音程やリズムパターンを整理し、本番で焦らないようにしておきましょう。

専攻別実技試験の対策

専攻別実技試験では、志望する専攻に応じた準備が必要です。東京音楽大学付属高等学校では、声楽、器楽、作曲、音楽総合コース、音楽総合コース・セルフデザインクラスが募集対象となっており、専攻によって求められる力が異なります。

声楽専攻の実技対策

声楽専攻では、発声、音程、リズム、歌詞の発音、表現力が重要です。歌えるだけでなく、入試本番で安定して歌える状態に仕上げておく必要があります。

課題曲や自由曲の条件を確認し、早めに曲を決めましょう。暗譜が必要な場合は、歌詞や音程だけでなく、曲全体の構成や表現の流れまで理解しておくことが大切です。

声楽専攻では、副科ピアノが試験科目に含まれます。ピアノが苦手な受験生は、直前にまとめて練習するのではなく、早い段階から短時間でも毎日鍵盤に触れるようにしましょう。

声楽専攻では、歌唱力だけでなく、視唱力や音程感も重要です。コールユーブンゲンの練習は、専攻実技の安定にもつながります。実技練習と並行して、音程・リズム・譜読みの基礎を整えましょう。

器楽専攻の実技対策

器楽専攻では、楽器ごとの演奏技術に加えて、本番での安定感が重要になります。練習では弾けていても、入試本番では緊張でミスが出ることがあるため、本番形式の練習を増やしましょう。

なお、器楽専攻では副科ピアノは試験科目に含まれない点もあわせて確認しておきましょう。

ピアノでは、正確な譜読み、テンポの安定、表現力、暗譜の完成度が大切です。ミスタッチを減らす練習だけでなく、曲全体を通して演奏する練習を取り入れましょう。

弦楽器では、音程、ボウイング、音色、フレーズの作り方が重要です。伴奏の有無や演奏条件を確認し、本番と同じ流れで練習しておくと安心です。

管楽器では、音色、息のコントロール、リズム、音程の安定が重要です。打楽器では、リズム感、基礎奏法、音の粒立ちを意識しましょう。直前期は練習量を増やしすぎず、体調管理にも注意が必要です。

作曲専攻の実技対策

作曲専攻では、音楽理論の理解と、実際に音として構成する力が求められます。作曲実技だけを独立して考えるのではなく、楽典や聴音と結びつけて対策しましょう。

作曲では、旋律の作り方、和声感、楽譜の書き方、音楽的なまとまりなどが重要になります。自分のアイデアを楽譜として正確に表現する練習をしておきましょう。

作曲の力を伸ばすには、楽典と聴音の基礎が欠かせません。音程や和音の理解が弱いと、作曲実技でも表現の幅が狭くなります。楽典で学んだ内容を、実際の作曲に使えるようにしましょう。

作曲専攻でも副科ピアノが試験科目に含まれます。ピアノを使って和音や旋律を確認する力は、作曲の学習にも役立ちます。早めに基礎練習を進めておきましょう。

音楽総合コースの実技対策

音楽総合コースでは、実技に加えて、楽典やソルフェージュの対策も重要です。一般入試では、英語、国語、楽典、ソルフェージュ(コールユーブンゲンまたは聴音のどちらかを選択)、面接、実技が示されています。

実技では、演奏や歌唱の完成度だけでなく、基礎力や音楽への向き合い方も大切です。自分の強みを活かしながら、安定して表現できる状態を目指しましょう。

ソルフェージュでは、楽譜を読む力、音程を取る力、リズムを把握する力が重要です。コールユーブンゲンまたは聴音のどちらかを選択する形式が示されているため、自分に合う対策を早めに決めましょう。

セルフデザインクラスの自己PR対策

セルフデザインクラスでは、英語、国語、作文、自己PR、面接が入試科目として示されています。実技中心の受験とは異なり、自分の経験や将来像を言葉で伝える準備が重要です。

自己PRでは、これまでの音楽経験、得意な表現、努力してきたこと、入学後に挑戦したいことを具体的に伝えましょう。「音楽が好きです」だけではなく、どのような活動をしてきたのか、どのように成長したいのかまで書くことが大切です。

提出形式が指定される場合は、ファイル形式、時間、容量、提出期限を必ず確認しましょう。内容だけでなく、見やすさ、聞き取りやすさ、期限内に提出できるかも重要です。

面接では、自己PRの内容について詳しく聞かれる可能性があります。なぜその活動に取り組んだのか、入学後に何を学びたいのか、将来どのような表現を目指すのかを、自分の言葉で説明できるようにしましょう。

推薦入試・面接・作文の対策

推薦入試では、作文、面接、専攻別実技が入学試験科目として示されています。学力や実技だけでなく、東京音楽大学付属高等学校で学びたい理由や、音楽への向き合い方を伝える準備が必要です。

推薦入学試験の特徴

推薦入学試験は、一般入試よりも早い時期に実施されます。2027年度は、推薦入試の試験日程が2027年1月22日〜23日、合格発表が2027年1月24日の予定です。

推薦入試を受ける場合は、12月までに実技の仕上げ、作文の準備、面接練習を進めておくことが大切です。

作文対策の進め方

POINT
WAMがおすすめの方
  • なぜ東京音楽大学付属高等学校を志望するのか
  • これまでどのような音楽経験を積んできたのか
  • 入学後にどのような力を伸ばしたいのか
  • 将来どのような進路を考えているのか

文章が上手いかどうかだけでなく、自分の考えが明確に伝わるかが重要。

面接で見られやすいポイント

面接では、志望理由、音楽経験、入学後の目標、学習への姿勢などが見られます。実技に対する思いだけでなく、学科や学校生活にどう取り組むかも伝えられるようにしましょう。

答えを丸暗記するのではなく、自分の経験に基づいて自然に話せるように練習することが大切です。

面接でよく聞かれる質問の例

面接対策では、次のような質問に答えられるようにしておきましょう。

質問テーマ 準備しておきたい観点
なぜ東京音楽大学付属を志望したか 学校の特色と自分の目標
専攻楽器・専攻分野を選んだ理由 選んだ経緯と将来像
これまでの音楽経験で印象に残っていること 具体的なエピソード
入学後にどのようなことを学びたいか カリキュラム・活動と関連付けて
実技以外の学習にはどのように取り組むか 学科や生活への姿勢
将来の進路 進学・演奏・創作など

保護者面接がある場合の準備/失点しやすい注意点


実技偏重に注意

保護者は、家庭での練習環境、通学面のサポート、学習管理の方針を整理。

失点しやすいのは、志望理由が抽象的(「音楽が好きだから」だけ)/実技の話ばかりで学科や学校生活への意識が弱く見えるケース。音楽と学習の両方に前向きに取り組む姿勢を示すことが大切です。

受験方式別のおすすめ戦略

東京音楽大学付属高等学校を受験する場合、推薦入試で早期合格を目指すのか、一般入試で学科・音楽系科目を含めて勝負するのかによって、準備の進め方が変わります。

大切なのは、入試方式を「有利そうだから」で選ぶのではなく、自分の強みと弱みを踏まえて選ぶことです。

TYPE 1 | 推薦入試

推薦入試で合格を狙う場合の戦略

推薦入試を狙う場合は、作文、面接、専攻別実技を早めに仕上げる必要があります。特に作文と面接では、志望理由や音楽への姿勢を言葉で伝える力が求められます。
12月までに実技の完成度を高め、1月は本番形式の練習と面接・作文の最終調整に使えるようにしましょう。

TYPE 2 | 一般入試

一般入試で合格を狙う場合の戦略

一般入試では、英語・国語・楽典・聴音・実技などをバランスよく対策する必要があります。声楽・器楽・作曲専攻では、英語、国語、楽典、聴音、コールユーブンゲン、面接、専攻別実技が課され、声楽・作曲専攻のみ副科ピアノが加わります。
一般入試を受ける場合は、過去問を使って学科と音楽系科目の弱点を早めに把握しましょう。

TYPE 3 | 実技自信あり

実技に自信がある受験生の戦略

実技に自信がある受験生は、学科・楽典・聴音で失点しないことが重要です。実技練習に多くの時間を使う分、英語・国語や楽典の学習時間を固定しておきましょう。
「実技が得意だから大丈夫」と考えず、入試科目全体で合格点を取りにいく意識が必要です。

TYPE 4 | 楽典・聴音対策

楽典・聴音に不安がある受験生の戦略

楽典・聴音が不安な場合は、早めに基礎からやり直しましょう。楽典は音程、調性、和音など、分野ごとに弱点を整理することが大切です。聴音は、毎日短時間でも聞き取り練習を続けることで少しずつ安定していきます。
独学で進めにくい場合は、専門の先生に確認してもらったり、学習計画を立てて反復したりすることが必要です。

TYPE 5 | 学科試験対策

学科試験に不安がある受験生の戦略

英語・国語に不安がある場合は、難しい問題に取り組む前に、基礎問題で失点しない状態を作りましょう。英語は文法と語彙、国語は読解と漢字・語句を中心に対策します。
実技練習が忙しい受験生ほど、1日30分でも学科の時間を確保することが大切です。

TYPE 6 | クラス別戦略

セルフデザインクラスを受験する場合の戦略

セルフデザインクラスでは、作文、自己PR、面接が重要になります。自分の経験や考えを整理し、入学後にどのような学びをしたいのかを具体的に伝えられるようにしましょう。
自己PRでは、実績だけを並べるのではなく、どのように考え、どのように行動してきたかを伝えることが大切です。

東京音楽大学付属高等学校に合格するための学習計画

東京音楽大学付属高等学校の受験対策では、実技、楽典、聴音、学科、面接・作文を同時に進める必要があります。そのため、受験直前にまとめて対策するのではなく、時期ごとに優先順位を決めて進めることが大切です。

PHASE 01
|
中学1・2年生〜

中学1・2年生から始める準備

中1・中2から準備できる場合は、専攻実技の基礎固めと、楽典・聴音の習慣化を優先しましょう。早い段階から音楽基礎力を身につけておくと、中3になってから学科や過去問対策に時間を回しやすくなります。
また、学校見学や無料体験会に参加し、学校の雰囲気や入試の特徴を確認しておくのもおすすめです。

PHASE 02
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中3春〜夏

中3春から夏にやるべきこと

志望専攻・コースを固め、必要な入試科目を確認しましょう。夏までに英語・国語の基礎を一通り復習し、楽典・聴音の弱点も洗い出しておくことが大切です。
夏期受験講習会では、音楽高校への理解を深め、受験準備に役立つ基礎的プログラムや実技レッスンが用意されているため、積極的に活用しましょう。

PHASE 03
|
3か月前〜

3か月前からの過去問演習の進め方

過去問を使って実戦形式の練習を始めましょう。英語・国語は時間を測って解き、楽典・聴音は間違えた分野を記録します。
過去問は解くだけで終わらせず、どの科目で点数が安定しないのかを確認することが重要です。実技も本番を想定して、最初から最後まで通す練習を増やしていきましょう。

PHASE 04
|
1か月前〜

1か月前からの最終調整

新しい教材を増やしすぎず、これまで取り組んできた内容を安定させることに集中する時期です。学科試験の基礎問題の取りこぼしを減らし、楽典・聴音はミスしやすいパターンを反復しましょう。
面接や作文は実際に声に出して練習し、保護者や先生に聞いてもらう機会を作って本番に備えるのが大切です。

PHASE 05
|
直前期

直前期にやるべきこと

実技の完成度を無理に大きく変えようとするよりも、安定して本番を迎えることを最優先にしてください。暗譜、音程、リズム、面接回答、持ち物、試験会場までの行き方を一つずつ再確認します。
学科試験においても、難問に手を出すより基本問題を確実に得点できる状態に整えることが大切です。

やらなくてよい勉強・後回しにしてよい内容

直前期に、難しすぎる問題集を新しく始める必要はありません。また、実技曲を大きく変更することも避けた方が安心です。

後回しにしてよい内容を決めることも、受験対策では重要です。今の自分に必要なのは、得点につながる基礎の確認なのか、実技の安定なのか、面接の練習なのかを見極めましょう。

過去問・募集要項・受験講習会の活用方法

東京音楽大学付属高等学校の受験対策では、過去問、募集要項、受験講習会をうまく活用することが重要です。学校では過去2年間の入学試験問題をまとめた問題集が配付されています。

過去の入学試験問題集で確認すべきこと

過去問では、問題の難易度だけでなく、出題形式、問題量、時間配分、自分のミスの傾向を確認しましょう。英語・国語では、時間内に解き切れるかが重要です。楽典・聴音では、どの分野で失点しやすいかを把握しましょう。

過去問を解いたあとに、「何点だったか」だけを見るのではなく、「どの科目を優先して対策すべきか」を判断する材料にすることが大切です。

募集要項で確認すべき科目・課題曲

募集要項では、試験科目、課題曲、提出書類、出願期間、試験日程、英語免除条件、面接や作文の有無を確認しましょう。

特に専攻実技では、課題曲や演奏条件の確認が欠かせません。受験直前に条件を見落としていると、準備に大きな影響が出るため、早い段階で保護者と一緒に確認しておきましょう。

学校見学・受験相談会の活用方法

学校見学では、学校の雰囲気、通学環境、施設、在校生の様子を確認しましょう。東京音楽大学付属高等学校では学校見学を随時受け付けているとされています。

受験相談会では、入試に関する疑問や、志望専攻の準備について相談できます。質問内容を事前にまとめておくと、限られた時間を有効に使えます。

受験講習会の活用方法

受験講習会では、音楽高校への理解を深め、受験に向けた準備を進めることができます。実技レッスンは一人ひとりの実力に合わせて個別に指導されるとされています。

講習会を受ける場合は、受講して終わりにせず、指摘された内容を日々の練習に反映させましょう。楽典・聴音・実技のどこを改善すべきか、受講後に整理することが大切です。

音楽基礎教育コースを検討すべき受験生

楽典や聴音の勉強方法が分からない受験生は、音楽基礎教育コースの活用も検討できます。音楽基礎教育コースでは、聴音や楽典を基礎から学ぶ内容が用意されており、授業科目は聴音・楽典です。

特に、独学で楽典・聴音を進めていて不安がある受験生は、早めに基礎を固めておくと、入試直前の負担を減らしやすくなります。

東京音楽大学付属高等学校の学校情報

東京音楽大学付属高等学校は、1932年に創立された、日本の私立音楽大学の中で最も古い歴史を持つ東京音楽大学の付属高校です。受験対策を考えるうえでは、入試科目だけでなく、学校の特色、専攻・コース、進学制度、所在地、説明会情報も確認しておきましょう。

学校の特色と教育方針

東京音楽大学付属高等学校では、音楽を専門的に学びながら、高校生活を通じて表現力や基礎学力を伸ばしていくことができます。音楽を将来の進路にしたい受験生にとって、早い段階から専門的な環境で学べる点が特徴です。

一般科目についても同等以上の教育体制が整えられており、音楽大学以外の進路を選ぶ卒業生もいます。

専攻・コースの特徴

募集専攻・コースには、声楽、器楽、作曲、音楽総合コース、音楽総合コース・セルフデザインクラスがあります。器楽にはピアノ、弦楽器、管楽器、打楽器など幅広い楽器が含まれます。

志望する専攻によって、入試対策や入学後の学び方が変わるため、自分の将来像に合ったコースを選ぶことが大切です。

東京音楽大学への内部進学

東京音楽大学付属高等学校では、東京音楽大学への学校推薦型選抜による進学制度や、過去3年間の進路実績が案内されています。国内外の音楽大学や一般大学への進学状況も公開されています。

将来、東京音楽大学への進学を視野に入れている受験生は、入学後の進路制度も確認しておきましょう。

所在地・アクセス

所在地 東京都豊島区南池袋3丁目4-5
設立 東京音楽大学付属
専攻・コース 声楽/器楽/作曲/音楽総合コース/セルフデザインクラス

学校説明会・公式サイト情報

学校説明会、受験相談会、受験講習会、無料体験会などは、入試準備に役立つ機会です。学校見学は随時受け付けられており、受験相談会や受験講習会の日程も案内されています。

参加する際は、専攻、入試科目、課題曲、楽典・聴音の対策、入学後の進路について質問できるように準備しておきましょう。

オンライン家庭教師WAMの東京音楽大学付属高等学校対策

東京音楽大学付属高等学校を目指す受験生は、実技練習に多くの時間を使うため、英語・国語・楽典・聴音・作文・面接の対策が後回しになりやすい傾向があります。

オンライン家庭教師WAMでは、学科試験の基礎固めや過去問演習、学習計画の管理を通じて、実技練習と受験勉強の両立をサポートします。

WAMでできる東京音楽大学付属高等学校対策

WAMでは、英語・国語の基礎固め、苦手単元の復習、過去問演習、作文・面接対策のサポートが可能です。実技そのものは専門の先生の指導を受けながら、WAMでは学科や学習管理を補う形で対策を進めると効果的です。

楽典・聴音に不安がある場合も、学習範囲を整理し、毎週どこまで進めるかを決めることで、入試までの準備を進めやすくなります。

WAM 01

学科×実技の両立支援

レッスン・練習時間を踏まえた英・国の学習計画を個別設計します。

WAM 02

楽典・聴音の進捗管理

学習範囲を整理し、毎週の到達点を決めて入試までの準備を進めます。

WAM 03

作文・面接・自己PR対策

推薦・セルフデザイン受験者の作文添削から面接練習までサポート。

このような受験生にWAMがおすすめ

POINT
WAMがおすすめの方
  • 実技練習が忙しく、英語・国語の勉強時間を確保できていない
  • 楽典や聴音の勉強を始めたが、何を優先すればよいか分からない
  • 過去問を解いてみたものの、弱点の整理ができていない
  • 作文や面接で何を話せばよいか不安がある
  • 保護者だけでは受験スケジュールの管理が難しい

今の成績だけで判断するのではなく、受け方と伸ばし方をセットで考えることが大切です。

東京音楽大学付属高等学校の受験では、実技だけでなく、学科や音楽基礎科目も含めた総合的な準備が必要です。自分に足りない対策を整理し、入試本番までの計画を立てることが合格への近道です。

無料相談・資料請求のご案内

実技練習と学科・楽典対策の両立に不安がある方は、現在の学習状況を整理するところから始めましょう。

オンライン家庭教師WAMでは、東京音楽大学付属高等学校を目指す受験生に向けて、英語・国語の基礎固め、過去問演習、学習計画の作成、作文・面接対策まで、一人ひとりの状況に合わせた学習サポートを行います。

「何から始めればよいか分からない」「実技練習と学科対策のバランスが不安」という方は、まずはお気軽に無料相談・資料請求をご利用ください。

WAMってどんな塾?
まずは資料をご請求ください!

WAMの指導方針や
成績アップ・受験に役立つ資料を
無料でお送りします。

オンライン家庭教師WAMでできること!

中学生

  • ● 高校受験 公立高校入試対策
  • ● 高校受験 私立高校入試対策
  • ● 中高一貫校内申対策
  • ● 定期テスト対策 etc…

東京音楽大学付属高等学校周辺の個別指導塾一覧

「やっぱり先生と顔を合わせて、直接教えてもらいたい」という方には、対面式の個別指導塾がおすすめです。

個別指導塾WAMは全国に教室がありますので、ぜひお近くの教室をご検討ください。