東京純心女子高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東京純心女子高等学校の受験対策

偏差値・難易度

東京純心女子高等学校は、東京都八王子市にある併設型中高一貫の女子校です。偏差値は、叡智探究セレクトデザインコースと叡智探究特進プログラムコースともに59程度となります。在校生と卒業生との懇談会や進路ガイダンスなど参加型の体験やガイダンスを効果的に設けており、東京外国語大学や東京都立大学などの国公立大学、早慶上理、GMARCHなどの私立大学、さらに、各大学の医・歯・薬・看護・医療系の学部への合格者を輩出しています。

 

入試の特徴勉強のポイント

東京純心女子高等学校の入試は、推薦入試と併願優遇入試、一般入試の3種類となります。推薦入試は書類審査と作文、面接によって試験が行われます。併願優遇入試と一般入試はⅠ・Ⅱの2日程あり、どちらも3教科または5教科の筆記試験が課されます。筆記試験は各50分の各100点の試験となるため、全科目ともバランスよく学習し、苦手科目を作らないようにしましょう。公式HPに3年分の過去問とリスニング音源が掲載されているため、学習の参考に取り組むことが大切です。

 

 

東京純心女子高等学校の入試情報

入試科目・配点

【推薦入試】

〇書類審査

〇作文(40分/600次以内)

〇面接(1人15分程度)

 

【併願優遇入試Ⅰ・Ⅱ】

〇書類審査

〇筆記試験:5教科または3教科(各50分/各100点)

5教科:国語・数学・英語・社会・理科

3教科:国語・数学・英語

 

※英語:リスニング含む

 

【一般入試Ⅰ・Ⅱ】

〇筆記試験:5教科または3教科(各50分/各100点)

5教科:国語・数学・英語・社会・理科

3教科:国語・数学・英語

※英語:リスニング含む

 

 

参照:2023年度 生徒募集要項

 

 

東京純心女子高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

〈2022年度 併願優遇入試Ⅰ/一般入試Ⅰ〉

試験時間50分の、大問5題構成です。大問1は四則計算や方程式などの計算問題と、度数分布や確率などの文章題、大問2以降は単元ごとの問題となり、整数の性質、関数のグラフと図形を関連付けた問題、平面図形・立体図形問題が出題されます。ほとんどが解答のみを答える問題ですが、一部、途中式や考え方を記述する問題も含まれるため、誰が見ても分かりやすい丁寧な解答を心がけましょう。教科書や問題集、複数年分の過去問など多くの問題で演習を重ねましょう。

 

国語の傾向と対策

〈2022年度 併願優遇入試Ⅰ/一般入試Ⅰ〉

試験時間50分の大問3題構成で、現代文の長文読解2題と古文1題が出題されます。設問の中に、四字熟語や漢字の読み書き問題、語句の意味などの知識問題が含まれるため、普段からコツコツと学習し、多くの知識を定着させておきましょう。また、選択問題よりも、抜き出しや説明記述などの記述問題が多く出題されます。複数年分の過去問や類似問題など多くの問題に取り組み、記述問題への対策をしっかりと行いましょう。

 

英語の傾向と対策

〈2022年度 併願優遇入試Ⅰ/一般入試Ⅰ〉

試験時間50分の大問9題構成です。リスニング3題と会話文、語彙・文法問題、語句整序、長文読解問題が出題されます。リスニングの対策として、普段からリスニング用CDやテレビ、ラジオなどで聞き取りの練習を行い、耳を慣らしておくことが大切です。単語の意味や正しい発音、イディオム、文法、構文、会話表現などをしっかりと身に付け、複数年分の過去問や問題集など多くの問題に取り組みましょう。

 

理科の傾向と対策

〈2022年度 併願優遇入試Ⅰ/一般入試Ⅰ〉

試験時間50分の大問6題構成です。大問1・2は各分野からの小問集合で、大問3以降は単元ごとの問題となります。物理では光の性質や電流と電圧、放射線の性質、力学的エネルギー、化学では気体の発生やガスバーナーの使い方、再結晶、発熱反応、生物では炭素の循環やヒトの心臓、メダカの行動、植物のつくり、地学では北極星の高度や火山、気象、地震など幅広い単元から出題されています。苦手単元を作らないようにバランスよく学習し、複数年分の過去問や問題集など多くの問題で演習を重ねましょう。

 

社会の傾向と対策

〈2022年度 併願優遇入試Ⅰ/一般入試Ⅰ〉

試験時間50分の大問6題構成です。大問1~3は各単元からの小問集合で、大問4以降は単元ごとの問題となります。地理では地形図や農作物の生産量、発電、雨温図、宗教、輸出入品目、峠の位置、歴史では歴史的文化財や歴史的人物、戦争、政治史、公民では憲法や国際連合、エネルギー政策など、さまざまな単元から出題されます。各分野ともにバランスよく学習し、苦手分野・単元を作らないようにしましょう。出題傾向や形式に慣れておくためにも、複数年分の過去問に取り組むことが大切です。

 

作文の傾向と対策

〈推薦入試〉

試験時間40分で、600字程度の作文を記述します。ここ数年のテーマは、『困難な状況に置かれたときの乗り越え方』や『コロナウイルス感染拡大の中、今までとは違う生活の中で新しい発見があり、その発見がこれからの生活にどのように活かすことができるのか』など時事問題に関連のあるテーマも出題されています。さまざまなテーマで書く練習を行うことはもちろんですが、新聞やニュースなどに目を通し、時事問題にも興味を持っておくことも大切です。

 

 

東京純心女子高等学校基本情報

公式サイト

東京純心女子高等学校:https://www.t-junshin.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1964年

東京純心女子高等学校 所在地情報

〒124-0003 東京都葛飾区お花茶屋2-6-1

教育理念

聖母マリアのように神様にも人にも喜ばれる、清く、賢く、優しい女性を育てます

 

参照:建学の精神

 

高校の特徴

東京純心女子高等学は、キリスト教(カトリック)精神に基づいた人間教育を実践しています。 難関国公立大学・最難関私立大学を視野にいれた〈特進プログラムコース〉と、GMARCHなど難関私立大に加え、看護医療芸術系など多様な進路に対応した〈セレクトデザインコース〉が設置されています。特進コース生は原則全員参加のターム留学(オーストラリア)をはじめ、高校1年生の希望者を対象としたオーストラリア英語研修など様々な海外留学・異文化体験プログラムが用意されています。

 

 

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