中央大学高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

中央大学高等学校の受験対策

偏差値・難易度

中央大学高等学校は、東京都文京区にある昼間定時制の私立高校です。男女共学で、偏差値は70程度となります。2022年度の入試競争倍率は入試方式によって異なりますが、推薦(男子)が2.76倍、推薦(女子)が3.76倍、一般が3.72倍と人気のある学校となっています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

中央大学高等学校の入試は、推薦入試と一般入試の2種類となります。推薦入試は基礎学力調査①~③と個人面接、一般入試は国語、数学、英語の学科試験とグループ面接が課されます。推薦入試の基礎学力調査はそれぞれ、①が国語と社会、②が数学と理科、③が英語となります。科目によって配点が異なるため注意しましょう。個人面接は面接官2名の10分程度で行われます。一般入試の学科試験は科目による配点の差はなく、それぞれ100点満点です。また、面接は面接官2名、試験時間15分程度で、受験生6~7名のグループ面接となります。先生や家族、友人の協力を得て模擬面接を行い、試験当日の緊張感に慣れておきましょう。

 

 

中央大学高等学校の入試情報

入試科目・配点

【推薦入試】

基礎学力調査①(国語・社会/60分/国語40点、社会35点)

基礎学力調査②(数学・理科/60分/数学40点、理科35点)

基礎学力調査③(英語/40分/45点/リスニング含む)

個人面接(10分程度/面接官2名)

 

【一般入試】

国語、数学(各50分/各100点)

英語(50分/100点/リスニング含む)

グループ面接(15分程度/受験生6~7名/面接官2名)

 

参照:2023年度 生徒募集要項

 

 

中央大学高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

例年、大問6題構成で、独立小問集合や方程式の応用、関数、平面図形、空間図形、確率など幅広い範囲から出題されます。難易度は標準~やや難レベルとなるため、苦手分野を作らないように基礎からバランスよく学習する必要があります。また、問題を見極め、解ける問題から先に解き、時間のかかる問題は後回しにしましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくことが大切です。

 

国語の傾向と対策

例年、大問6題構成で、漢字問題、長文読解問題、古典、総合的知識問題となります。漢字問題は読み書きが5問ずつ、総合的知識問題はことわざや文学史、口語文法、表現技法、敬語に関する問題が出題されます。完答を目指して、毎日コツコツ学習し、ことばの知識を身につけましょう。長文読解問題は論説文と小説からそれぞれ1題ずつ出題され、文字数は合わせて6000~9000字程度となるため、速読力と精読力が必要となります。さまざまなテーマの文章に触れ、長文読解問題に慣れておくことが重要です。古典では、古文と漢文から1題ずつ出題されます。古文単語と基本文法、返り点や書き下し文などの基礎の定着を徹底しましょう。

 

英語の傾向と対策

例年、大問7題構成で、長文読解問題、語彙・文法問題、リスニング問題が出題されます。長文読解問題は、やや長めの物語文が1題と物語文の半分程度の長さの説明文が1題となります。どちらも難易度は標準レベルですが、全体の配点の6割を占めるため、速読力と精読力を身につけて、内容を素早く正確に読み取れるようになりましょう。語彙・文法問題では適文補充や同意文完成、語彙類推、並び替えなど、様々な形式で知識の定着が問われます。リスニング問題は、3~4つのセクションに分かれています。複数年分の過去問演習に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。また、ラジオやYoutubeなどを活用して、聞き取り練習も怠らないようにしましょう。

 

 

中央大学高等学校基本情報

公式サイト

中央大学高等学校:https://www.cu-hs.chuo-u.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1993年

中央大学高等学校 所在地情報

〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27

教育理念

教育目標

「質実剛健」と「家族的情味」が育むもの

『質実剛健』とは、時流に流されず、忍耐強く、自らを磨いていくこと。『家族的情味』とは、一人ひとりの顔が見える親身な教育を通じて、教師と生徒、保護者を加えた三者が親しみと信頼関係を築くという意味が込められています。これら2つの理念のもと、生徒の個性を健やかに伸ばすとともに、卒業後の飛躍へ向けた基本的な力を育んでいきます。

 

引用元:教育目標|学校案内|中央大学高等学校

 

高校の特徴

中央大学高等学校は、中央大学の学生に求められる学力の習得を前提に、1・2年次は基礎力重視の授業、3年次は目標とする進路に応じて文系・理系に分かれ、自ら考える力を養う課題探究型の授業を展開しています。また、2年次は将来を考える時期と位置付けられており、興味・関心、意欲の高い生徒を対象にした自由選択科目(第二外国語や特別講座)を「0時限」として実施しています。さらに「昼間定時制」の学校となっており、始業時間は全日制の学校より遅く余裕を持って通学することができます。

 

 

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