高校入試情報・受験対策
巣鴨高等学校の高校入試情報・受験対策
※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
巣鴨高等学校の受験対策
偏差値・難易度
巣鴨高等学校は、豊島区上池袋にある私立中高一貫の男子校です。偏差値は72程度で、2022年度の入試競争倍率は1.43～2.00倍となります。東京大学、一橋大学、東京工業大学などの国公立大学や、早稲田大学、慶應義塾大学などの私立大学、各大学の医学部医学科などの医歯薬系学科への合格者を多数輩出しています。
入試の特徴・勉強のポイント
巣鴨高等学校の入試は、英語・国語・数学・理科・社会の学科試験が課されます。出願時に5科目もしくは3科目のどちらかを選択し受験します。英語・国語・数学は、各60分の各100点、理科・社会は各45分の各70点となります。苦手分野を作らないように、それぞれの科目をバランスよく学習しましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握することも大切です。
巣鴨高等学校の科目別傾向と対策
数学の傾向と対策
例年、大問4～5題構成で、大問1が小問集合、大問2以降が単元ごとの問題となります。小問集合は、計算、確率、連立方程式、2次方程式、因数分解、図形に関する問題が出題されます。単元ごとの問題では、食塩水の濃度や確率、1次関数と2次関数の融合問題、平面図形、空間図形に関する問題が頻出です。数量分野・図形分野ともに標準レベル以上の問題で演習を行う必要があります。数量分野では、計算力をしっかりと身につけて、完答を目指しましょう。図形分野は三平方の定理を重点的に学習し、応用問題に対応できる力を身につける必要があります。また、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。
国語の傾向と対策
例年、論説的文章1題、小説的文章1題、古文1題の大問3題構成となります。長文読解は、問題文に対する読解力や精読力が必要となります。自分の頭でしっかりと考えながら読み、筆者の主張や登場人物の心情を正確に理解することが大切です。また、小問として漢字の書き取りや慣用表現、ことわざ、文法、文学史などの知識問題が出題されるため、毎日コツコツ学習し、多くの知識を身につけましょう。
英語の傾向と対策
例年、大問5題構成で、長文読解問題、並び替え、対話文完成、リスニング問題が出題されます。長文読解問題は2題出題され、速読力と精読力が必要となります。難易度は標準レベルとなりますが、短時間で筆者の主張する内容を正確に読み取る力が問われます。英検準2級以上の単語力が求められるため、毎日コツコツ学習し、基礎知識を身につけましょう。リスニングは、ラジオやYoutubeなどを活用し、聞き取り練習を十分行っておく必要があります。
巣鴨高等学校基本情報
公式サイト
巣鴨高等学校：https://www.sugamo.ed.jp/index/now/0
基本情報
創立年
1948年
巣鴨高等学校 所在地情報
〒170-0012 東京都豊島区上池袋1-21-1
教育理念
硬教育(努力主義)
高校の特徴
巣鴨高等学校は、硬教育(努力主義)による男子英才教育を実践しています。国際教育に積極的に取り組んでおり、イートン校サマースクールをはじめとする多彩な活動を展開しています。また、WLSA(World Leading Schools Association)の日本初の加盟校であり、WLSAが提供する様々な国際教育プログラムヘの参加が可能となっています。国内での行事も充実しており、大菩薩峠越え強歩大会や早朝寒稽古などが行われています。高校からの入学生は、1年次は高入生のみのクラス編成となり、内進生と進度を合わせるための独自のカリキュラムで学びます。
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