玉川学園高等部の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

玉川学園高等部の受験対策

偏差値・難易度

玉川学園高等部は、東京都町田市にある男女共学の私立中高一貫校です。偏差値は59程度で、2022年度の入試競争倍率は1.03倍となります。卒業生は、北海道大学、東京学芸大学などの国公立大学や、早慶上理ICU、MARCHなどの私立大学、海外大学へ進学しています。また、一定の条件を満たすと学内入試制度を用いて玉川大学へ進学することが可能となっています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

玉川学園高等部の入試は、専願優遇、併願優遇、オープンの3種類となります。専願優遇と併願優遇は一般クラスのみ募集しており、オープンは一般クラスとIBクラスの募集を行っています。試験内容は入試方式にかかわらず、一般クラスが国語、英語、数学の3教科と受験生のみの面接が課されます。科目による配点の差は無いため、苦手教科や分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。IBクラスは、英語による出題の英語、日本語と英語の併記となる数学、日本語による出題の理科・社会と面接試験が課されます。募集要項で詳細を確認した上で、試験内容に合った対策を行いましょう。

 

 

玉川学園高等部の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

《2022年度 一般クラス》
大問6題構成で、中学校で学んだ基礎の定着と応用力を問う問題が出題されます。大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が単元ごとの問題となります。数・式の計算、一次方程式、二次方程式、因数分解、関数とグラフ、確率、図形など中学数学のほぼ全範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。基本用語や記号の意味、公式や定理などを理解して、使いこなせるようになっておきましょう。

 

国語の傾向と対策

《2022年度 一般クラス》
大問3題構成で、主に記述力と読解力を問う問題が出題されます。大問1は漢字の読み書きや口語文法、一般常識などの知識問題、大問2は評論文、大問3は古文で、解答形式は記号選択、空欄補充、記述となります。漢字は正しい筆順で書くことを心がけ、知らない言葉が出てきた際はすぐに辞書で調べて、自分の知識とすることが大切です。読解問題は、教科書以外のさまざまなテーマの文章に触れ、決められた時間内で文章を読み、内容を正確に理解する練習を行いましょう。

 

英語の傾向と対策

《2022年度 一般クラス》
大問10題構成で、中学英語の基礎の定着を問う問題が出題されます。リスニングや長文総合問題、適語補充や並び替えによる英文完成問題、言い換え、自由英作文など出題形式は多岐にわたります。単語の意味や発音、文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけることが大切です。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

 

玉川学園高等部基本情報

公式サイト

玉川学園高等部:https://www.tamagawa.jp/academy/lower_upper_d/

 

基本情報

創立年

1948年

玉川学園高等部 所在地情報

〒194-8610 東京都町田市玉川学園6-1-1

教育理念

「全人教育」

 

引用元:玉川学園の教育|玉川学園【幼小中高】

 

高校の特徴

玉川学園高等部は、キリスト教に基づく「全人教育」を教育理念に掲げ、学力だけではなく、豊かな人間性を育むための教育を実践しています。国際規模の私立学校連盟であるラウンドスクエアのメンバー校で、海外研修・留学はもとより国際ボランティアを含めた目的別のプログラムなど様々な国際教育プログラムを用意しています。通常の教育課程プログラムと、国際バカロレア機構が認定するIBプログラムの2つのプログラムを設置しています。高校からの入学生のフォローとして、一定期間、放課後学習や個別の指導などを行っています。

 

 

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