芝浦工業大学附属高等学校の高校入試情報・受験対策

※2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

芝浦工業大学附属高等学校の受験対策

偏差値・難易度

芝浦工業大学附属高等学校は、東京都江東区にある私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は62程度となります。2022年度の入試競争倍率は入試方式によって異なりますが、推薦が1.00倍、一般が4.44倍と非常に高くなっています。卒業生の5割弱は、推薦で系列の芝浦工業大学へ進学しているほか、東京農工大学、筑波大学、東北大学などの国公立大学や、早慶上理をはじめとする私立大学への合格実績があります。

入試の特徴・勉強のポイント

芝浦工業大学附属高等学校の入試は、推薦入試と一般入試の2種類となります。推薦入試は小論文、数学、面接、一般入試は国語、英語、数学(基礎・応用)、面接で合否判定を行います。学科試験は、科目による配点の差は無いため、苦手教科や分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、一般入試の数学は、30分間の基礎問題と50分間の応用問題に分かれており、それぞれ100点満点となります。重点的に学習しておくと良いでしょう。面接は生徒個人面接となるため、先生や家族の協力を得て模擬面接を行い、実践的な練習を行いましょう。

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芝浦工業大学附属高等学校の入試情報

入試科目・配点

【推薦入試】

小論文(60分/50点/600~800字程度)

数学(60分/100点)

面接(15~20分/50点/生徒個人面接)

 

【一般入試】

国語、英語(リスニング含む)(各60分/各100点)

数学(基礎)(30分/100点)

数学(応用)(50分/100点)

面接(生徒個人面接)

 

参照:2023年度 芝浦工業大学附属高等学校 入学試験要項

 

 

芝浦工業大学附属高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

《2023年度 推薦入試》
大問3題構成で、大問1は基礎的な問題、大問2.3が複合的な知識を必要とする問題となります。基礎的な問題では、文字式の計算や式の値、因数分解、方程式、関数、確率、平面図形、空間図形に関する問題が出題されます。複合的な知識を必要とする問題は、代数(関数問題)と幾何(平面図形や空間図形問題)から出題され、思考を表現する説得力のある記述ができるかが問われます。複数年分の過去問演習で出題傾向や形式、時間配分などを把握しておきましょう。

 

《2023年度 一般入試 基礎》
試験時間30分の100点満点で、13問出題されます。方程式の計算や因数分解、自然数、関数(面積、定数の値)、確率、図形(角度、辺の長さ、体積、展開図)など、出題範囲は多岐にわたります。それぞれの分野を基礎から丁寧に学習し、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。試験時間は30分と短いため、時間配分には注意が必要です。

 

《2023年度 一般入試 応用》
試験時間50分の100点満点で、大問4題構成となります。関数問題が1題と図形に関する問題が3題出題されます。応用レベルの問題となるため、基礎知識をしっかりと身につけた上で、さまざまな発展問題に挑戦し、応用力や思考力を養いましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

英語の傾向と対策

《2023年度 一般入試》
大問7題構成で、大問1~3がリスニング、大問4.5が読解問題、大問6.7が英作文問題となります。リスニングの放送回数は、大問1.2が1回、大問3が2回となります。単語や発音、文法、イディオムをしっかりと身につけた上で、ラジオやYoutubeなどを活用し、聞き取りの練習を行いましょう。読解問題はそれぞれ英文を読み、5問の設問に解答します。設問文も英語となっているため、出題形式に慣れておくことが大切です。英作文は、3枚のイラストの状況を説明する文章と4つの英語の質問に英語で解答する問題となります。スペルミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。

 

小論文の傾向と対策

《2023年度》
文章や図表を含む資料を読んで、それに対して600~800字で論じる必要があります。小論文の作成だけでなく、資料の読み取りに関する設問(記述や択一)も含まれます。文章のテーマは理系に限らず広いジャンルから出題され、読解力や分析力、論理力、表現力、発想力などが問われます。日ごろから新聞やニュースなどに目を通して、主張と理由を明確にし、資料を踏まえて自らの意見を構成する練習を行いましょう。

 

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芝浦工業大学附属高等学校基本情報

公式サイト

芝浦工業大学附属高等学校:https://www.fzk.shibaura-it.ac.jp/

基本情報

創立年

1954年

芝浦工業大学附属高等学校 所在地情報

〒135-0061 東京都江東区豊洲6丁目2-7

教育理念

校訓

一敬愛の誠心を深めよう

一正義につく勇気を養おう

一自律の精神で貫こう

 

引用元:校訓・教育目標 | 本校について | 芝浦工業大学附属中学高等学校

 

高校の特徴

芝浦工業大学附属高等学校は、「理工系人材の育成」を教育の根幹に据え、〈STEAM教育〉と〈探究型授業〉を取り入れた独自の理系教育を実践しています。高校からの入学生は、芝浦工業大学への推薦進学を目指すコースへの所属となります。3年間、「Arts and Tech」という高大連携授業が展開されており、大学の教授が指導する最高レベルの工学を体感することができます。グローバル教育にも積極的に取り組んでおり、全員参加の海外ホームステイ(カナダ西海岸/1週間)をはじめ、グアム大学オンライン英語研修プログラムやニュージーランドSEEプログラムなど、国際性を養う様々な海外体験プログラムが設定されています。

 

 

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