高校入試情報・受験対策
東洋大学京北高等学校の高校入試情報・受験対策
※本記事は2023年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
東洋大学京北高等学校の受験対策
偏差値・難易度
東洋大学京北高等学校は、文京区白山にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は56程度となります。例年、附属校推薦入学枠を利用して多くの学生が東洋大学へ進学している他、筑波大学や群馬大学などの国公立大学、早慶上理ICU、GMARCHなどの私立大学への合格者を輩出しています。
入試の特徴・勉強のポイント
東洋大学京北高等学校の入試は、推薦入試と一般入試の2種類となります。推薦入試は、3教科の適性検査で試験が行われ、事前に個別相談を経て「エントリーカード」の提出が必要となっています。一般入試は、第1回と第2回の2日程あり、いずれの日程でも3教科の学力試験が課されます。公式HPに入試問題の出題方針と対策が掲載されているため、目を通しておくことが大切です。さらに、3年分の過去問（一般入試）も掲載されているため、学習の参考に取り組んでおきましょう。
東洋大学京北高等学校の科目別傾向と対策
数学の傾向と対策
〈2023年度〉
試験時間50分の大問5～6題構成で、大問1が計算や方程式、確率、関数、図形などの小問集合、大問2以降は関数や図形を中心とした総合問題が出題されます。中学校の学習内容からの出題となりますが、関数と図形分野の比率が高くなっているため、重点的に学習しておくことが大切です。途中式や考え方を記述する問題も含まれるため、丁寧に分かりやすく解答する練習しておきましょう。複数年分の過去問や類似問題など多くの問題で演習を重ねましょう。
国語の傾向と対策
〈2023年度〉
試験時間50分の大問4題構成で、大問1は基礎知識問題、大問2・3は長文読解問題（小説文・評論文）、大問4は記述問題が出題されます。知識問題では、漢字や語句、文法、古文知識、文学史など様々な知識が問われるため、普段からコツコツと学習し多くの知識を身に付けておきましょう。長文の対策として、問題集や新聞、本など様々な文章を読み、速読力を養うとともに、知識をしっかりと蓄えることが大切です。記述問題は、提示された「テーマ」について自分の意見を150字程度で述べる問題となるため、文字数制限内で分かりやすく記述する練習を行いましょう。
英語の傾向と対策
〈2023年度〉
試験時間50分の大問3題構成で、大問1はリスニング問題、大問2は広告やメールのやり取りなどの読解問題、大問3は文法・語法問題や英作文問題が出題されます。英文の聞き取りに慣れるために、リスニング用CDやラジオなどを活用して何度も聞く練習を行いましょう。単語やイディオム、文法など基本事項は確実に定着させておく必要があります。英作文問題は、実際に英文を作成して、添削指導を受けることで、精度を上げておきましょう。
東洋大学京北高等学校基本情報
公式サイト
東洋大学京北高等学校：https://www.toyo.ac.jp/ja-JP/toyodaikeihoku/hs/
基本情報
創立年
1948年
東洋大学京北高等学校 所在地情報
〒112-8607 東京都文京区白山2-36-5
教育理念
本当の教養を身に付けた国際人の育成
建学の精神を尊重し、ものの見方や考え方の基礎を身に付けることに重点を置いた教育を行うことによって、自己の哲学（倫理観・人生観・世界観・真理の探究）を備え持って、世のため人のために尽くすことのできる人材の育成に力を注ぐことを本校の教育理念とする。特に、「より良く生きる」ことをテーマとする。
「本当の教養（知識の多さだけではなく、物事を俯瞰して観る力、深く考える力、物事を様々な面から捉えられる豊かな心、他者の立場を理解して行動する思いやりの心を備えた教養）を身に付けた国際人の育成を目指す。」を目的とする。
高校の特徴
東洋大学京北高等学校は、「本当の教養を身に付けた国際人の育成」を目指し、「哲学教育（生き方教育）」「国際教育」「キャリア教育」の3つを柱とした教育を展開しています。哲学教育では、与えられたテーマについて論じ合う『倫理』（高1必修）や、課題図書を読み意見をまとめ、哲学対話形式で意見を交換し合う『名著精読』（高2全員）などを実施しており、自己の人生観や価値観を陶冶する力を育むことを目的としています。東洋大学食環境科学部・生命科学部との連携プログラム「未来の科学者育成プロジェクト」の実践をはじめ、東洋大学と連携した教育も行われています。
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