神田女学園高等学校の高校入試情報・受験対策

※本記事は2023年5月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

神田女学園高等学校の受験対策

偏差値・難易度

神田女学園高等学校は、東京都千代田区にある私立女子中高一貫校です。偏差値はコースによって異なり、国際教養コースと高度教養コースが52程度、総合教養コースが41程度となります。2023年度の入試競争倍率は、1.00~1.33倍で、高度教養コースの一般が最も高くなっています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

神田女学園高等学校の入試は、推薦入試、一般入試、特待生選抜入試、後期日程、帰国生入試の大きく5種類となります。推薦入試、一般入試(併願優遇)、後期日程はコースごとに試験内容が異なります。一般入試(一般)と特待生選抜入試は3教科(国数英)で、一般入試(一般)のみ面接も課されます。帰国生入試は、2教科(国英)と面接(日本語と英語)で合否判定を行います。募集要項で詳細を確認した上で、入試方式に合った対策を行いましょう。また、学校主催の出題傾向解説会の動画がYoutubeに掲載されているため事前に内容を把握した上で、受験勉強に取り組むことが大切です。

 

 

神田女学園高等学校の入試情報

入試科目・配点

【推薦入試(単願推薦/併願推薦(東京・神奈川を除く公立中在籍者対象)】

《国際教養コース》

英語(50分)

面接(受験生のみ)

 

《高度教養コース》

国語、数学、英語のいずれか1科目を選択(50分)

面接(受験生のみ)

 

《総合教養コース》

国語(50分)

面接(受験生のみ)

 

【一般入試(併願優遇(東京・神奈川の公立中在籍者対象))】

《国際教養コース》

英語(50分)

面接(受験生のみ)

 

《高度教養コース》

国語、数学、英語のいずれか1科目を選択(50分)

面接(受験生のみ)

 

《総合教養コース》

国語(50分)

面接(受験生のみ)

 

【一般入試(一般)】

国語、数学、英語(各50分)

面接(受験生のみ)

 

【特待生選抜入試】

※推薦・併願優遇・一般入試の出願時に「特待生選抜入試を希望する」にチェックする

国語、数学、英語(各50分)

 

 

参照:2023年度 神田女学園高等学校 生徒募集要項

 

 

【後期日程 第1回/第2回】

《国際教養コース》

英語(50分)

面接(受験生のみ)

 

《高度教養コース》

国語、数学、英語のいずれか1科目を選択(50分)

面接(受験生のみ)

 

《総合教養コース》

国語(50分)

面接(受験生のみ)

 

 

参照:2023年度 神田女学園高等学校 後期日程 生徒募集要項

 

 

【帰国生入試 第1回/第2回】

国語、英語(リスニング含む)(各45分/各100点)

※文法・長文など一般的な問題に加えて「エッセイライティング」あり

面接(15分程度/日本語と英語/受験生のみ)

 

※オンライン入試もあり

 

参照:2023年度 神田女学園高等学校 帰国生入試募集要項

 

 

神田女学園高等学校の科目別傾向と対策

数学の傾向と対策

《2023年度》

大問5題構成で、大問1が計算問題、大問2が文章問題、大問3以降が単元ごとの問題となります。中学校までの基礎学力の定着を問う問題で、基礎から応用までまんべんなく出題されます。計算問題は基本的な内容で、数・式の計算や因数分解、方程式となります。計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。文章問題は、割合や道のりなどの方程式や確率に関する問題が出題されます。問題文を正確に読み取ってから立式する習慣をつけることが大切です。単元ごとの問題では、比例・反比例、1次関数などの関数問題、辺の長さや角度、面積、体積などを求める図形問題、資料の整理や規則性に関する問題が出題されます。教科書の内容をしっかりと理解し、1冊の問題集を何度も解き込み知識を定着させることが重要となります。問題を解く際は、グラフや図、途中式などを書いて考察する習慣をつけましょう。

 

国語の傾向と対策

《2023年度》

推薦入試と特待生選抜入試は評論文、物語文、古文、漢字の読み取り、漢字の書き取りの大問5題構成、一般入試は評論文、物語文、古文の大問3題構成となります。文章量は、評論文と物語文がそれぞれ3500~4000字程度、古文が300~350字程度です。評論文では、出典や繰り返し出てくるキーワードとなる言葉、文章構造、接続詞などに注目し、内容と筆者の主張を正確に読み取る必要があります。物語文は作品の背景などから場面や情景を捉え、登場人物の心情の変化を理解する力が問われます。古文は基本レベルの問題となるため、中学校の教科書内容をしっかり復習しておきましょう。漢字の読み書きは漢検3級レベルで、同音異義語や似た形の漢字、対義語や類義語などに関する問題も含まれます。毎日コツコツ学習し、ことばの知識を身につけて完答を目指しましょう。

 

英語の傾向と対策

《2023年度》

試験時間50分で、リスニング・語彙・文法・情報読み取り・長文・会話文・作文の7つの分野から出題されます。リスニングは基本的な内容、語彙と文法は、語群から選択する形式で英単語の知識や、穴埋め、並べ替えなどで文法の基本的な知識が問われます。情報読み取りは、広告や時刻表、メニューなどから内容を読み取り設問に答える問題となります。長文は400語程度の説明文、会話文は日常のさまざまな場面での会話を題材とした問題、作文は与えられた情報や質問をもとに英作文する問題が出題されます。中学校で習った単語や文法を何度も復習し、確実に問題を解けるようになりましょう。長文は英検3級程度の文章を読み、速読力や精読力を身につけることが大切です。また、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

 

神田女学園高等学校基本情報

公式サイト

神田女学園高等学校:https://www.kandajogakuen.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1948年

神田女学園高等学校 所在地情報

〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町2-3-6

教育理念

「ジブン」を語れる品格ある個人になる

 

引用元:教育理念 | 学園の紹介 | 神田女学園中学校高等学校

 

高校の特徴

神田女学園高等学校は、ネイテイブ講師との「英会話」や、語学力向上プログラム「K-SALC」、トリリンガル教育として取り組んでいる「第三言語(第二外国語)」など言語学習に力を入れています。また、思考力や課題解決能力を養うことを目的に、「ニコルプロジェクト」(探究型学習)も実施しています。自己実現に向けて「国際教養コース(DDPクラス/LSPクラス)」「高度教養コース(MTクラス/LAクラス)」「総合教養コース(FDクラス/DPクラス)」の3つのコースが用意されています。国際教養コースは、全生徒3ヶ月以上の留学が必須となります。また、DDPクラスは、日本と海外2つの高校卒業資格が取得できるコースとなっています。

 

 

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