神戸大学経営学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

神戸大学経営学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

神戸大学経営学部の偏差値は62.5程度で、大学入学共通テストにおいては7.5割程度得点することが合格の目安となります。2022年度の入試競争倍率は、一般選抜が約3.1倍、学校推薦型選抜が約4.4倍です。神戸大学の中では、標準的な難易度の学部と言えます。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

神戸大学経営学部の入試は、一般選抜・学校推薦型選抜・私費外国人(留)学生特別選抜の3種類があります。一般選抜は前期日程のみで、志願者数の募集人員に対する倍率が約4.5倍を超える場合は、2段階選抜を実施することがあります。大学入学共通テストは、5~6教科7~8科目の受験が必要です。全体的な難易度は標準~難レベルとなるため、基礎知識をしっかりと身につけて、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向に慣れておきましょう。

〈経済学部と同様〉

 

神戸大学経営学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

例年、試験時間80分の大問3題構成で、大問1の現代文と大問2の古文のみ解答します。難易度は標準~難レベルで、時間配分には注意が必要です。現代文では漢字の書き取り、古文では助動詞、文学史などが知識問題として小問で出題されるため、基礎をしっかりと固めておく必要があります。40~160字程度の説明記述問題が複数出題されるため、読解力と簡潔にまとめて記述する表現力が問われます。複数年分の過去問演習が最も有効な対策となるため、何度も挑戦すると良いでしょう。

数学の試験傾向と対策

例年、大問3題構成で、試験時間は80分です。数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列、ベクトル)からの出題で、難易度は標準レベルとなります。基礎知識の定着を問う問題が出題されるため、確実に得点することが重要となります。特に、微分・積分の分野が頻出となるため、重点的に学習すると良いでしょう。

〈文学部・国際人間科学部(環境共生学科(理科系受験以外))・法学部・経済学部・医学部(保健学科 検査技術科学専攻以外)・海洋政策科学部(文系科目重視型)と同様〉

英語の試験傾向と対策

例年、大問4題構成で、試験時間は80分です。大問1~3が長文読解問題、大問4が和文英訳もしくは自由英作文となっています。難易度は標準~難レベルとなり、特に時間配分に注意が必要です。設問は選択や組み合わせ、日本語訳、説明記述など多岐にわたります。基礎知識をしっかりと身につけた上で、時間を計りながら複数年分の過去問に取り組み、出題傾向と解答のペース配分を把握しておくと良いでしょう。

〈文学部・国際人間科学部・法学部・経済学部・理学部・医学部・工学部・農学部・海洋政策科学部と同様〉

 

神戸大学経営学部基本情報

公式サイト

神戸大学経営学部:https://b.kobe-u.ac.jp/

基本情報

創立年

1949年

生徒数

1,201人(2022年5月1日現在)

教育理念

広く知識を授けるとともに、わが国における経営学・商学の中核的拠点として、先端的な教育研究を行い、21世紀の知識・産業社会にあって知的リーダーシップを発揮できる、豊かな教養、経営・経済・社会の全般にわたる基本的知識、経営に関する専門的知識、国際社会に通用する思考力、判断力及びコミュニケーション能力を備えた人材の養成を目的としています。

引用元:国立大学法人神戸大学|学部における人材の養成に関する目的その他の教育研究上の目的

神戸大学経営学部の特徴

神戸大学経営学部は、経営学の全般にわたる幅広い基本的知識を有するジェネラリストの育成を目指しています。公認会計士や税理士といった会計プロフェッショナルを目指す「会計プロフェッショナル育成プログラム」や、経営学を使ってデータを用いて経営を考えることのできる人材の輩出を目指す「経営データ科学特別学修プログラム(DSP)」、国際社会と文化を理解した、グローバルな社会環境で活躍できる経営人材育成を目指す「KIBERプログラム」(1年間の留学が必須)など多様な専門教育プログラムを展開しています。また、イギリスや中国などの5大学と連携した「ダブルディグリープログラム」も設置されています。

 

神戸大学経営学部キャンパス情報

六甲台第1キャンパス

住所:〒657-8501 兵庫県神戸市灘区六甲台町2の1

 

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