愛知工業大学名電中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2023年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

愛知工業大学名電中学校の受験対策

難易度

愛知工業大学名電中学校は、愛知県名古屋市にある併設型の私立中高一貫校です。男女共学で、偏差値は53程度となります。入試競争倍率は、例年2倍を超えています。系列の愛知工業大学明電高等学校へ進学した学生は、さらに愛知工業大学や京都大学、北見工業大学、早慶上理、関関同立などの4年制大学へ多数進学しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

愛知工業大学名電中学校の入試は、奨学生入学試験と一般入学試験の大きく2種類となります。奨学生入学試験は、午前の奨学生Aと午後の奨学生Bに分かれており、どちらか一方のみ受験することが可能となっています。奨学生Aは4教科の筆記試験、奨学生Bは融合と算数の2教科で、融合は「理科・社会型」または「英語型」から選択して受験します。一般入学試験は4教科の筆記試験が課され、奨学生A・一般入学試験の両方を受験した場合は、各試験科目ごとに入試得点の高い方で合否判定を行います。公式HPに昨年度分の過去問と解答例が掲載されているため、学習の参考にすると良いでしょう。

 

 

愛知工業大学名電中学校の入試情報

入試科目・配点

【奨学生入学試験】

《奨学生A》

国語、算数（各50分）

社会、理科（各30分）

 

《奨学生B》

融合（50分）

算数（50分）

 

※午前のA入試か、午後のB入試のどちらか一方の受験

※奨学生A、一般入学試験の両方を受験した場合は、各試験科目ごとに入試得点の高い方で合否判定

※奨学生Bでは、算数が必須、融合は「理科・社会型」または「英語型」から選択

 

 

【一般入学試験】

国語、算数（各50分）

社会、理科（各30分）

 

※奨学生A、一般入学試験の両方を受験した場合は、各試験科目ごとに入試得点の高い方で合否判定

 

 

参照：令和6年度 募集要項

 

 

愛知工業大学名電中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

《2022年度》
試験時間50分の大問5題構成で、大問1が計算問題、大問2.3が小問集合、大問4.5が単元ごとの問題となります。計算問題は、小数や分数を含む基本の四則演算となるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけ、完答を目指しましょう。大問2の小問集合は、整数や割合、食塩水、速さなどの文章問題、大問3の小問集合は、図形の角度や辺の長さ、面積、体積、辺の比などが出題されます。さらに、大問4は速さ、大問5は確からしさ（確率）に関する問題となります。各単元を基礎から学習し、苦手分野を作らないようにしましょう。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

国語の傾向と対策

《2022年度》
試験時間50分の大問4題構成で、大問1.2が読解問題、大問3.4が知識問題となります。読解問題は、説明的文章・小説的文章から1題ずつの出題です。解答形式は選択式、抜き出し、説明記述で、筆者の主張や登場人物の心情を読み取る力が問われます。また、小説的文章の文量が多めとなるため、読書などを通して速読力や精読力を養いましょう。大問3の知識問題は漢字の読み書き、大問4の知識問題は二字熟語や画数、ことわざなどことばの知識に関する問題が出題されます。毎日コツコツ学習し、たくさんの知識を身につけましょう。

 

理科の傾向と対策

《2022年度》
試験時間30分の大問4題構成で、物理・地学・化学・生物の各分野から1題ずつ出題されます。出題範囲は、てこのはたらき、流れる水のはたらき、水よう液の性質とはたらき、動物のからだのつくりと運動などとなります。苦手分野を作らないように、バランスよく学習することが大切です。複数年分の過去問や類似問題に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。

 

社会の傾向と対策

《2022年度》
試験時間30分の大問6題構成で、地理・歴史・政治経済の各分野からバランスよく出題されます。地理分野は日本の国土や気候、地形、産業、歴史分野は江戸時代～現代、政治経済分野は国会や時事問題に関する問題など、出題範囲は多岐にわたります。解答形式は大半が記号選択と語句解答となります。語句解答は、漢字やカタカナ、文字数などの指定があるため、教科書に記載されているとおりに正しく覚えておきましょう。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

 

愛知工業大学名電中学校基本情報

公式サイト

愛知工業大学名電中学校：https://www.aitech-j.ed.jp/

 

基本情報

創立年

1947年

愛知工業大学名電中学校 所在地情報

〒464-8540 愛知県名古屋市千種区若水三丁目2番12号

教育理念

建学の精神

「一握りのエリートではなく、企業の第一線で活躍できる真の技術者を育てたい」

 

引用元：校訓・学園歌 | 学校案内 | 愛知工業大学名電中学校[中高一貫教育]

 

中学校の特徴

愛知工業大学名電中学校は、校訓に「誠実・勤勉」を掲げ、未来の産業と社会の発展を担う社会人・職業人の育成に取り組む中高一貫教育校です。受験科目重視のカリキュラムを編成することで、国公立大・難関私大現役合格に向けた高い学力を養成します。ネイティブ教員による「オールイングリッシュ」の授業やオーストラリアへの短期留学など生きた英語を学ぶための言語教育を実践しています。また、第一線で活躍する経済人を招いた特別授業や職業体験、卒業生による講義などキャリア形成のための連携教育も多数展開しています。

 

 

オンライン家庭教師WAMの愛知工業大学名電中学校受験対策

愛知工業大学名電中学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、愛知工業大学名電中学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。