愛知県の中学入試情報・受験対策

愛知県の中学受験概要

愛知県の中学入試について、早い学校は11月下旬から願書の受付が開始され、12月~2月に試験が実施されます。試験科目については国語・算数を含む2~4科目入試が多く、知力テストや適性検査など独自の試験を実施している学校もあります。「名古屋大学教育学部附属中学校」は総合問題・作文・面接を実施しており、「金城学院中学校」の専願入試では思考力テスト・計算力テスト・口頭試問を行います。また、「星城中学校(Ⅰ期A)」のIE型(国語・算数・英語)は、英語検定3級以上の取得が受験条件となっています。「南山中学校女子部(別学)」「東海中学校(男子校)」「滝中学校」は偏差値が高く、人気の学校です。

 

 

愛知県の中学受験対策

南山中学校女子部

【国語】例年、随筆文に加え、「小説・物語文」「論説・説明文」のどちらかと、漢字・熟語問題が出題される傾向にあります。文章量が多く、100字程度の記述問題も出題されるため、素早く正確に読む練習と、記述対策が必要となります。平均点が高いため、漢字も日頃から練習しましょう。

 

【算数】例年、計算問題・整数・場合の数・図形など様々な分野から出題されます。問題数が多く、計算が複雑なため、早く正確に解くことが求められます。図形問題の割合が多く、平面・立体の他に作図問題が出ることもあるため、幅広い図形の力が必要となります。

 

【理科】例年、生物では環境問題が出題される傾向にあります。物理は、てこの原理や電流と電磁石の問題、化学では物の燃え方、地学では天気・気温が頻出となっています。資料を読み取る問題や作図問題、計算問題が出ることもあるため、幅広く対策を行いましょう。

 

【社会】例年、地理・歴史がまんべんなく出題され、政治分野も1題出題される傾向にあります。地理は農業・工業、歴史は現代史・通史を中心に、教科書の内容をしっかりと身につける必要があります。時事問題も出るため、最近の事件や話題になったことはチェックしておきましょう。

 

東海中学校

【国語】例年、「小説・物語文」「随筆・説明文」から1題ずつ出題される傾向にあります。物語文は文章量が多く、素早く正確に内容を読み取る力が求められます。説明文は社会問題がテーマの文章となるため、語彙力も必要です。長めの記述問題も出るため、対策を行いましょう。

 

【算数】例年、計算問題・和と差の問題・割合・整数・図形問題などが出題されています。特に図形問題が多く、図形や割合では比を用いた問題が多い傾向にあります。解答の過程を記述する問題もあり、思考力を問われるため、普段から途中式を書きながら問題を解くようにしましょう。

 

【理科】例年、化学・物理・生物・地学からまんべんなく出題される傾向にあります。化学は水溶液、物理はてこの問題、生物は植物の成長、地学は天気・気温が頻出です。実験問題では資料を読み取る問題が多く、記述問題も出題されるため、対策が必要です。

 

【社会】例年、地理・歴史がまんべんなく出題される傾向にあります。地理は日本の農業・工業、歴史は現代史・通史が頻出です。時事問題も地理・歴史の問題に含まれるため、普段からニュースなどをチェックしておきましょう。

 

滝中学校

【国語】例年、物語文・説明文が1題ずつ出題される傾向にあります。物語文は文章量が多く、説明文は科学的な内容の文章となり、記述問題も出題されます。読解力と記述力を身につけ、過去問演習に取り組みましょう。漢字の配点がやや高いため、漢字の対策も必要です。

 

【算数】例年、図形の問題が多い傾向にあり、特に円の問題が頻出となっています。速さや比など、複数の分野と融合させた問題や、解答の過程を記述する問題も出題されます。過去問をたくさん解いて問題に慣れることが重要です。

 

【理科】例年、生物・物理・化学・地学から出題され、やや生物の割合が多い傾向にあります。難問が出題されることもありますが、基本問題をしっかり解答できるようにしておくことが重要です。描画問題が出ることもあるため、教科書や資料集の図や写真を確認しておきましょう。

 

【社会】例年、地理・歴史がまんべんなく出題されます。重要な用語は漢字で書けるようにしておきましょう。教科書に載っている資料が頻出のため、教科書を徹底して勉強しましょう。時事問題の対策も必要です。

 

 

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