北嶺中学校の中学入試情報・受験対策

北嶺中学校の受験対策

難易度

北嶺中学校は札幌市清田区にある完全型の男子私立中高一貫校で、偏差値は63程度と北海道内でトップレベルとなります。募集人数に対しての出願倍率が約10倍と非常に人気のある学校です。「進学のしおり」の発行や「進学だより」の配布、進路講演会や大学見学ツアーを実施するなどの進路指導が行われており、卒業生は東京大学や北海道大学などの国公立大学や、早稲田大学をはじめとする有名難関私立大学へ進学しています。

 

入試の特徴・勉強のポイント

北嶺中学校の入試は、特別選抜入試、一般入試、帰国子弟入試の3つの受験方式がありますが、いずれの方式も同じ日程で試験が行われます(試験時間は会場により異なる場合があります)。受験科目について、特別選抜・一般入試は4教科(国語・算数・理科・社会)の学科試験が課されますが、大阪会場のみ4教科または3教科(国語・算数・理科)での受験が可能となります。帰国子弟入試は、国語・算数の学科試験と本人のみの面接が課され、学科試験は一般受験者と一緒に受験することになります。必ず複数年分の過去問に取り組み、出題形式や傾向に慣れておきましょう。

 

 

北嶺中学校の入試情報

【特別選抜入試】

《北海道・仙台会場》

〇受験区分

①~③のいずれかを選択

①専願

②併願

③帰国子弟※

 

〇入学試験

4教科 計400点

国語(60分/120点)

算数(60分/120点)

理科(40分/80点)

社会(40分/80点)

《東京・名古屋会場》

〇受験区分

①~④のいずれかを選択

①専願

②併願A

③併願B

④帰国子弟※

 

〇入学試験

4教科 計400点

国語(60分/120点)

算数(60分/120点)

理科(40分/80点)

社会(40分/80点)

《大阪会場》

〇受験区分

①~④のいずれかを選択

①専願

②併願A

③併願B

④帰国子弟※

 

〇入学試験

4教科 計400点/3教科(国・算・理) 計320点を1.25倍した計400点

国語(60分/120点)

算数(60分/120点)

理科(40分/80点)

社会(40分/80点)

 

※受験区分:帰国子弟

帰国後1年以内の受験者対象、出願は「専願」のみ、札幌会場での受験 国語・算数・面接

 

【一般入試】

《北海道・仙台会場》

〇受験区分

①~③のいずれかを選択

①専願

②併願

③帰国子弟※

 

〇入学試験

4教科 計400点

国語(60分/120点)

算数(60分/120点)

理科(40分/80点)

社会(40分/80点)

《東京・名古屋会場》

〇受験区分

①~④のいずれかを選択

①専願

②併願A

③併願B

④帰国子弟※

 

〇入学試験

4教科 計400点

国語(60分/120点)

算数(60分/120点)

理科(40分/80点)

社会(40分/80点)

《大阪会場》

〇受験区分

①~④のいずれかを選択

①専願

②併願A

③併願B

④帰国子弟※

 

〇入学試験

4教科 計400点/3教科(国・算・理) 計320点を1.25倍した計400点

国語(60分/120点)

算数(60分/120点)

理科(40分/80点)

社会(40分/80点)

 

※【帰国子弟入試】

受験対象:海外の教育機関に継続して1年以上通学し、現在海外滞在中、または帰国後1年以内の男子

出願:「専願」のみ

受験会場:札幌(本校)会場のみ

選抜方法:国語・算数・面接(本人のみ)

※国語・算数は一般受験者と一緒に受験

 

 

参照:2023年度北嶺中学校募集要項

 

 

北嶺中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

《2022年度入試》

試験時間60分の大問5題構成です。計算問題や文章題、仕事算、点の移動、図形問題が出題されます。難易度は、およそ半分が基礎レベルとなり、残りが応用・発展レベルの問題となります。高い応用力が必要となるため、確かな計算力を身に付け、複数年分の過去問やさまざまな問題に触れておくことが大切です。

 

国語の傾向と対策

《2022年度入試》

試験時間60分の大問3題構成です。論説文・物語文・随筆文の読解問題が出題され、問題文・設問ともに難易度が高くなっています。設問は記号選択や抜き出し、漢字、説明記述問題などとなります。記号選択では「誤りを含むものを選ぶ」など紛らわしい問題もあるため、問題文をしっかりと読む必要があります。記述問題では30~50字の問題が複数出題されており、文章の内容を正確に理解し、上手にまとめる力が問われます。複数年分の過去問や難易度の高い問題集などを活用して、多くの問題に取り組みましょう。

 

理科の傾向と対策

《2022年度入試》

試験時間40分の大問4題構成です。例年、物理・化学・生物・地学の4分野から満遍なく出題されるため、各分野ともバランスよく学習し、苦手分野を作らないようにしましょう。難易度は標準~やや難レベルのため、教科書を用いて基本的な内容は確実に定着させ、入試用教材や問題集などを使って様々な問題に取り組みましょう。複数年分の過去問にも取り組み、出題形式や傾向に慣れておく必要があります。

 

社会の傾向と対策

《2022年度入試》

試験時間40分の大問4題構成で、大きく分けると地理分野2題と歴史分野2題となりますが、地理分野の中に歴史や公民、時事問題などが融合された形式で出題されます。教科書レベルの内容もありますが、中学や高校の内容が問われるなど、非常に難易度が高くなっています。教科書だけでなく中学生用の参考書なども活用して知識の理解を深めておくことが大切です。また、出題形式や傾向を把握するために、複数年分の過去問にも取り組みましょう。

 

 

北嶺中学校基本情報

公式サイト

北嶺中学校:https://www.kibou.ac.jp/hokurei/

 

基本情報

創立年

1986年

北嶺中学校 所在地情報

〒004-0839 札幌市清田区真栄448番地の1

教育理念

知・情・意・体の調和を備えた人を育てる

 

引用元:学校法人希望学園 学校の沿革 北嶺中・高等学校

 

中学校の特徴

北嶺中学校は、「めざすなら高い嶺」を合言葉に、未来のグローバルリーダーを育成しています。中高一貫教育・少人数教育・週6日制50分授業を教育の柱に、独自のカリキュラムを編成しています。先取教育を行うことで最後の1年間を受験勉強に費やせることと、きめ細かな個別指導により、塾や予備校に行かなくても大学受験に対応できるようになっています。1年~5年にかけて学年ごとに登山があり、事前学習や団体訓練を必要とするような本格的なものとなっています。

 

 

オンライン家庭教師WAMの北嶺中学校受験対策

北嶺中学校の受験を志望している方には、オンライン家庭教師Wamがおすすめです。
専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、北嶺中学校の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。
また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。
さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。