「札幌日本大学中学校」の
偏差値と合格するための⼊試傾向・対策

※本記事は2024年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

札幌日本大学中学校の受験対策

偏差値・難易度

札幌日本大学中学校は北広島市虹ヶ丘にある共学の私立中高一貫校で、偏差値は56.0～62.0程度となります。
 
筑波大学や北海道大学などの国公立大学や早稲田大学、慶應義塾大学などの有名難関私立大学への合格者を輩出しています。

合格者実質倍率

コース	募集区分	募集人数	応募者数	受験者数	合格者数	実質倍率
スーパーアクティブコース/td>	A日程(4科)	30人 (内特待20人)	272人	267人	146人	1.83倍
	B日程 (4科・総合力)		134人	52人	30人	1.73倍
アクティブコース	A日程(4科)	75人	39人	39人	144人	－
	B日程 (4科・総合力)		30人	9人	27人	－

※2024年度

入試の特徴・勉強のポイント

札幌日本大学中学校の入試は、A・B日程の2日程あり、A日程は4教科入学試験、B日程は4教科入学試験・総合学力入学試験・特色入学試験個性重視型（GCコースのみ）のいずれかを選択して受験します。
 
4教科入学試験は国語・算数・英語から選択した2科目と、理科・社会の学科試験、総合学力入学試験は総合学力（国語・社会分野、算数・理科分野）と面接が課されます。
 
特色入学試験個性重視型は英語または作文のいずれかとプレゼンテーションが課されます。必ず募集要項を確認し、出願区分に合った対策を行いましょう。
 
 

札幌日本大学中学校の入試情報

科目別配点・試験時間

A日程

入学試験方式	入学試験型	対象コース	試験科目	試験時間	配点
特待生入学試験 一般入学試験	4教科入学試験	SAコース GCコース	国語・算数・英語 から2科目選択	各60分	各120点
			理科	40分	80点
			社会	40分	80点

参照：2025年度　札幌日本大学中学校　入学試験要項

B日程

入学試験方式	入学試験型	対象コース	試験科目	試験時間	配点
一般入学試験	4教科入学試験	SAコース GCコース	国語・算数・英語 から2科目選択	各60分	各120点
			理科	40分	80点
			社会	40分	80点
	総合学力入学試験	SAコース GCコース	国語・社会	60分	150点
			算数・理科	60分	150点
			面接(保護者同伴)	15分	－
	特色入学試験 個性重視型	GCコース	英語・作文 から1科目選択	60分	120点
			プレゼンテーション	90分	180点

参照：2025年度　札幌日本大学中学校　入学試験要項
 
 

札幌日本大学中学校の科目別傾向と対策

算数の傾向と対策

《4教科入試A日程》
試験時間60分の大問6～8題構成で、計算問題や文章題、図形問題、規則性の問題などが出題されます。
 
図形問題では、三角形の角度や正方形の面積、展開図など幅広い問題構成となっています。
 
全体的な難易度は標準レベルのため、基礎から丁寧に学習し、標準レベルの問題集などでしっかりと演習に取り組みましょう。
 

国語の傾向と対策

《4教科入試A日程》
試験時間60分の大問2題構成です。説明文と物語文の長文読解で、漢字の書き取りや記号選択、抜き出し、説明記述問題が出題されます。
 
過去問や問題集などで多くの問題に触れて、速読力や精読力をしっかりと養っておきましょう。
 

理科の傾向と対策

《4教科入試A日程》
試験時間40分の大問5～7題構成で、全体的に標準レベルとなります。
 
物理・化学・生物・地学の各分野からバランスよく出題されるため、どの分野も基礎から丁寧かつ満遍なく学習し苦手分野を作らないようにしましょう。
 
解答形式は記号選択が大半を占めているため、問題文をしっかりと読み、選択ミスをしないようにすることが大切です。
 

社会の傾向と対策

《4教科入試A日程》
試験時間40分の大問4題構成です。地理・歴史・公民の各分野からバランスよく出題されます。
 
中学内容も出題されるなど全体的な難易度はやや高めとなります。基礎から丁寧に学習し、難易度の高い問題集にも取り組んでおくと良いでしょう。
 
時事問題も出題されるため、新聞やニュースなどで様々な情報を入手しておくことが大切です。
 

総合学力の傾向と対策

《総合学力入試》
・国語・社会分野
試験時間60分の大問2～3題構成です。与えられた問題文や会話文、図やグラフなどの資料から情報を読み取り、設問に解答する形式です。
 
解答形式は記述式が多く、200字程度を記述する問題も出題されます。複数年分の過去問に取り組み、出題形式や傾向に慣れておきましょう。
 
・算数・理科分野
試験時間60分の大問3題構成です。求め方や考え方を記述する問題が多く、「式を含めて」解答する問題も出題されています。
 
必ず過去問に取り組み、出題形式や傾向を把握しておく必要があります。
 

面接の傾向と対策

《総合学力入試》
試験時間15分程度で、受験生と保護者1名を対象とした面接が行われます。よく聞かれる質問に対してある程度の回答を準備しておくと良いでしょう。
 
面接時のマナーや注意点をしっかりと押さえ、模擬面接で実践的な練習に取り組むことが大切です。
 

作文の傾向と対策

《特色入試個性重視型》
試験時間60分で、日本語の場合は800字、英語の場合は600ワードの作文問題となります。出願の際に解答形式を申告する必要があり、題材は当日発表されます。
 
題材に対する内容よりも、表現力やユニークさなどを評価されるため、自分の言葉でわかりやすく記述する力が必要となります。模擬練習を何度も行い、書いた文章は先生に添削してもらうとよいでしょう。
 

プレゼンテーションの傾向と対策

《特色入試個性重視型》
あるテーマの映像を視聴し、その後レポート形式で問題点やその問題点を解決する方法をまとめます。まとめた内容をもとに発表資料を作成し、その後発表および質疑応答が行われます。
 
映像は20分程度、レポート作成と発表資料の作成は合わせて40分程度、発表は10分程度、質疑応答は10～20分程度のトータル90分程度の試験となります。
 
自分一人で対策するのは大変なので、先生や家族の協力を得て、しっかりと準備しておくことが大切です。

 
 

札幌日本大学中学校基本情報

公式サイト

札幌日本大学中学校：https://www.sapporonichidai.ed.jp/junior/

基本情報

創立年

2003年

生徒数

292人（2024年05月01日時点）

札幌日本大学中学校 所在地情報

〒061-1103 北海道北広島市虹ヶ丘5丁目7-1

校訓

自立
叡智
真心
 
引用元：学校概要・沿革

中学校の特徴

札幌日本大学中学校は、「創造力」育成を念頭に置いたコンピテンシーベース（資質能力）の教育課程を編成しています。具体的な取り組みとして、全校体制の探究学習、探究授業を取り入れているほか、ICT教育、外部企業と連携したプログラミング教育などの多様な教育実践を展開しています。
 
東京大学、京都大学など難関大学・医学部を目指す「SAコース」と、難関国公立大学・難関私立大学を目指す「Aコース」にわかれており、高校からは「国際バカロレア（IB）コース」を選択することが可能となっています。
 
※2025年度よりAコースがなくなり、新たにGLOBAL CREATE（GC）コースが新設されます。GCコースでは、探求的学習プログラムを中心とした教育手法のもと、豊富な知識とコミュニケーション能力を身につけることができます。
 
 

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