精道三川台中学校の中学入試情報・受験対策

※本記事は2022年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

精道三川台中学校の受験対策

難易度

精道三川台中学校は、長崎市三川町にある併設型の私立男子中高一貫校です。偏差値は49程度となります。卒業生は東京大学をはじめとする国公立大学や、早慶上理、MARCHなどの私立大学へ進学しています。また、各大学の医・薬・獣医・歯学部系への合格実績もあります。

入試の特徴・勉強のポイント

精道三川台中学校の入試は、第1回・第2回・帰国子女入試の3日程実施されます。第1回は適性検査型、第2回は4教科型となっており、それぞれ試験内容が異なります。自分の得意科目等を考慮して、入試方式を選択しましょう。帰国子女入試は、総合試験と英語による面接が課されます。各科目の基礎知識をしっかりと身につけて、複数年分の過去問や類似問題に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。また、過去問は公式HPに掲載されているため参考にすると良いでしょう。

 

精道三川台中学校の科目別傾向と対策

総合問題の傾向と対策

例年、試験時間60分の大問4題構です。会話形式で問題文が長く、写真やグラフなどの資料も複数出題されます。副教科を含む様々な分野から出題されるため、各科目の基礎知識と、それらを融合した総合的な力が必要となります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておくと良いでしょう。

作文の傾向と対策

例年、与えられた文章や資料などの内容をもとに、筆者の考えを読み取ったり、自分の考えや感じたことを表現する力が問われます。出題されるテーマは多岐にわたり、記述する文章量は全体で600字程度となります。様々なテーマの作文問題に挑戦し、記述力を養いましょう。また、書いた文章は先生から添削指導を受けることが重要となります。

国語の傾向と対策

例年、試験時間45分の大問4題構成です。大問1.2が長文問題、大問3が詩、大問4が120字程度の短い作文問題となります。長文問題は論説的文章と小説的文章から1題ずつで、小問は説明記述を中心に筆者の意見や登場人物の心情を読み取る問題が出題されます。漢字の読み書き問題も含まれるため、毎日コツコツ学習しましょう。大問4では、与えられた文章や資料についての内容理解とそれに対する自分の意見を表現する力が問われます。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組みましょう。

算数の傾向と対策

例年、試験時間45分の大問5題構成です。大問1が計算問題、大問2が小問集合、大問3以降が各単元ごとの問題となります。計算問題は小数や分数を含む四則計算、小問集合は各単元の基本問題が出題されるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。単元ごとの問題では、整数や場合の数、水の深さ、図形の面積、速さなどが頻出分野となります。苦手分野を作らないようバランスよく学習し、過去問や類似問題にも取り組みましょう。

理科の傾向と対策

例年、試験時間は社会と合わせて60分で、大問4題構成となります。動植物、磁石、天気、ふりこのはたらき、天体、地層、水溶液、電気回路など、物理・化学・生物・地学の各分野からまんべんなく出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習する必要があります。また、社会と合わせての試験時間となるため、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式だけでなく、時間配分も確認しておくと良いでしょう。

社会の傾向と対策

例年、試験時間は理科と合わせて60分で、大問数は年度により異なります。地理・歴史・公民の各分野からまんべんなく出題されます。写真やグラフ、表などの資料問題が複数出題されるため、教科書だけでなく資料集や地図帳、年表なども参考にしながら学習すると良いでしょう。また、各大問につき1問以上記述問題が含まれているため、各出来事の重要語句を覚えるだけでなく、時代背景なども正確に理解した上で、説明できるようになっておく必要があります。また、理科と合わせての試験時間となるため、時間配分には注意しましょう。

 

精道三川台中学校基本情報

公式サイト

精道三川台中学校:https://seido-gakuen.net/secondary/

基本情報

創立年

1984年

精道三川台中学校 所在地情報

〒851-8121 長崎県長崎市三川町1234-1

教育理念

建学の精神

カトリックの教育理念にしたがって、全人格的な成長を促し、本当の幸せを知り、味わい、人々にその幸せを与えることのできる人間の育成

校訓

「自由と責任」
「POSSUMUS(ポスムス)」
ラテン語;私たちはできます!の意

引用元:学校法人精道学園 精道三川台中学高等学校-学校について

中学校の特徴

精道三川台中学校は、《自由と責任》と《POSSUMUS(ポスムス)》(=私たちはできます)を校訓に、カトリックの教育理念に基づく全人教育を行っています。生徒一人ひとりを理解することを大切にしており、担任とは別にもう一人の個人指導教師がアドバイスを行う「個人指導制(チューター制)システム」を導入しています。そのほか、『自主勉』システムやスタディーサポートシステムなど、特徴的な教育システムを展開しています。 オーストラリアのレッドフィールド校やフィリピンのサウスリッジ校、イギリスのシダーズ校など世界中に姉妹校があり、希望者はレッドフィールド校への海外研修に参加することができます。

 

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