長崎県の中学入試情報・受験対策

長崎県の中学受験概要

長崎県の入学入試は、ほとんどの学校が11月下旬から12月中旬頃に願書の受付が開始され、12月から1月にかけて試験が実施されています。一部試験日が早い学校や、試験日によって願書の受付開始が1月以降の募集枠もあります。中学校や受験回によって試験科目も異なり、科目ごとに分かれた試験ではなく適性検査での試験を実施する学校や、4科目、2科目で試験を実施する学校、総合問題や作文、面接を課される学校もあります。志望する学校の募集要項を確認し、詳細を確認しておきましょう。

長崎県内で受験が可能な中学校は合計13校あり、その中でも鹿児島県の「ラ・サール中学校」と福岡県の「久留米大学附設中学校」と合わせて九州御三家と呼ばれるエリート校「青雲中学校」や2004年に県内で初めての県立中高一貫校となった「長崎県立佐世保北中学校」、2011年に創立された比較的新しい中学校でありながら卒業生の国公立大学への合格率が九州トップクラスを誇る「長崎県立諫早高等学校附属中学校」は、偏差値・人気度ともに高くなっています。

 

 

長崎県の中学受験対策

青雲中学校

入学試験は、国語・算数・理科・社会の4科目で実施され、国語・算数は試験時間60分の150点で、理科・社会は試験時間40分の100点となっています。試験会場が青雲学園以外に福岡県と沖縄県にも用意されており県外受験が可能となっています。試験日は3会場とも同じ日程です。

 

【算数】例年、試験時間60分で大問5題前後で構成されています。大問1は小問集合が出題され、配点の4割近くを占めています。焦らずに正確に解答し、確実に得点源としましょう。場合の数や速さと比、図形問題が頻出のため、重点的に学習することが大切です。

また、解答用紙には答えだけを記入する形式のため、部分点をもらうことができません。丁寧な解答を心がけ、ケアレスミスをなくしましょう。

 

【国語】例年、大問3題で構成されています。全て長文読解となっており、説明文・論説文の文章から2題と物語文・小説の文章から1題の出題です。試験時間60分で長文を3題を読むため、読解スピードが重要です。漢字や語彙などの知識問題は、読解問題に含まれています。普段からコツコツ学習し、多くの知識を定着させましょう。記述問題も出題されるため、内容を正確に把握し要約する練習をしておくことが大切です。

 

長崎県立佐世保北中学校・長崎県立諫早高等学校附属中学校・長崎県立長崎東中学校

長崎県立中学校の入学者選抜は、適性検査と作文、集団面接で実施されます。適性検査が130点、作文70点の合計200点満点と面接の結果、調査書とその他必要な書類を資料として総合的に判断して選抜されます。

 

【適性検査】県教育委員会が作成しており、学校生活や家庭など身の回りのことをテーマとし、学習指導要綱にあった問題発見能力や解決能力、思考力、判断力、表現力などの総合力を見る問題となっています。国語・算数・理科・社会の基本的な知識は身につけておき、国語では記述の練習を、算数では図形問題への対策を、理科・社会では様々な現象や出来事を普段の生活と結び付けて考える癖をつけておくなど、それぞれ対策を行いましょう。複数年分の過去問演習に取り組むことも大切です。

 

【作文】与えられた課題について読み取ったことや自分の考え、感じたことを文章にまとめます。条件に合わせ解答用紙に書くという指定のある場合が多いため、複数年分の過去問に取り組み、出題形式に慣れておくことが大切です。書いた作文は、学校や塾の先生に添削指導をしてもらいましょう。

 

 

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