総合型・学校推薦型で
大阪公立大学
に合格するための
入試傾向・対策

このページでは大阪公立大学に総合型・学校推薦型の対策を進める上で必ず知っておくべき情報をお伝えします。
大阪公立大学に何としてでも合格したい、そんな方はぜひお読みください。

  • 1
  • 大阪公立大学
    アドミッションポリシー

(現代システム科学域抜粋)
 

求める学生像

(知識・技能)

 1.高等学校における教科・科目を文理ともに広く学習し、基礎的な知識・技能を有している人

 
(思考力・判断力・表現力)

 2.問題解決を行うための基礎的な思考力・判断力を有している人

 3.自分の考え方や意見を他者に的確に伝えるための基礎的な表現力を有している人

 
(社会の諸問題への関心)

 4.現代社会の諸問題に対する関心を有している人

 

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  • 大阪公立大学
    学部別の入試情報一覧

大阪公立大学に総合型・学校推薦型で合格するためには、まずはどのような入試方式があるのかを把握することが重要です。
自分が学びたい学部・学科の入試方式から調べてもよいですし、合格の可能性が高い方式を選ぶのも一つの戦略です。
ここでは、大阪公立大学における総合型・学校推薦型の学部・学科別の入試情報をご紹介します。

2-1.現代システム科学域

入試方式
総合型選抜
出願資格
【教育福祉学類】

・高等学校等を卒業または通常の課程による12年の学校教育を修了した者、あるいは卒業した者と同等以上の学力があると認められる者

・志願者を客観的に知る立場にある2名(2親等以内の親族を除く。)が責任をもって推薦できる者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
小論文、志望理由書等に基づく面接、出願書類(志望理由書、自己評価書、学習計画書)

 

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格
【知識情報システム学類】

・高等学校等を卒業見込みの者、または通常の課程による12年の学校教育を修了見込みの者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

 
【環境社会システム学類/教育福祉学類/心理学類】

・高等学校等を卒業見込みの者、または通常の課程による12年の学校教育を修了見込みの者

・調査書の全体の学習成績の状況が4.0以上の者(教育福祉学類)

・調査書の全体の学習成績の状況が4.0以上の者かつ「外国語、英語のいずれか1教科」及び「国語、地理歴史、公民、理科、数学、理数のいずれか2教科」の3教科の学習成績の状況の平均が 4.2以上の者((環境社会システム学類/心理学類)

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
【知識情報システム学類】
大学入学共通テスト・面接
 
【環境社会システム学類/教育福祉学類/心理学類】
出願書類・小論文・面接

2-2.工学部

入試方式
総合型選抜
出願資格
【海洋システム工学科】

・高等学校等を卒業または通常の課程による12年の学校教育を修了した者、あるいは卒業した者と同等以上の学力があると認められる者

・「数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C、物理基礎、物理、化学基礎、化学」を履修している者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

 

【都市学科】

・高等学校等を卒業または通常の課程による12年の学校教育を修了した者、あるいは卒業した者と同等以上の学力があると認められる者

・調査書の全体の学習成績の状況が 4.0以上

・「数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C、物理基礎、物理」を履修している者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
【海洋システム工学科】
第1次選考
提出された書類(調査書、志願理由書、自己アピール書)
 
第2次選考
適性検査・口述試験・面接
 

【都市学科】
第1次選考
出願書類・口述試験
 
第2次選考
大学入学共通テスト

 

入試方式
総合型選抜
出願資格
【都市学科】

・高等学校等を卒業または通常の課程による12年の学校教育を修了した者、あるいは卒業した者と同等以上の学力があると認められる者

・大阪府内の高等学校等で、工業、農業及びこれらに類する職業教育を主とする学科(都市系、環境系、建設系、建築系関連学科)に在籍する者

・調査書の全体の学習成績の状況が 4.3以上の者

・「物理基礎」及び「化学基礎、生物基礎、地学基礎のうち1科目」を履修しており、本学の基幹教育科目・英語の履修が可能な英語の基礎学力がある者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
【都市学科】
出願書類・口述試験、面接・小論文

 

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

・高等学校等を卒業見込みの者、または通常の課程による12年の学校教育を修了見込みの者

・調査書の全体の学習成績の状況が4.0以上の者

・(機械工学科)「数学Ⅲ、物理基礎、物理、化学基礎」を履修している者

・(電子物理工学科)「数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C、物理基礎、物理、化学基礎、化学」を履修している者

・(応用化学科)「数学及び理科」又は「理数」の学習成績の状況が 4.2以上、かつ「数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C、物理基礎、物理、化学基礎、化学」を履修している者

・(マテリアル工学科)「数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C、物理基礎、物理、化学基礎、化学」を履修している者

・(化学バイオ工学科)「数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学A、数学B、数学C、物理基礎、化学基礎、生物基礎、化学、物理又は生物のどちらか」を履修している者

・(応用化学科以外)大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
【機械工学科/電子物理工学科/応用化学科】
大学入学共通テスト・小論文・口述試験・面接
 
【マテリアル工学科/化学バイオ工学科】
口述試験・面接

2-3.医学部 医学科

入試方式
総合型選抜
出願要件

・調査書の全体の学習成績の状況が4.3以上

・学業のみならず、スポーツ・文化活動などの諸活動、海外留学等の多様な経験や特定の分野において卓越した能力を有する者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
出願書類・大学入学共通テスト・口述試験 ・面接

 

入試方式
学校推薦型選抜 地域限定(大阪府内)
出願要件

・調査書の全体の学習成績の状況が4.3以上

・志願者又は保護者が 2023年月1日以前から引き続き大阪府内に現住所(住民票があること)を有する者又は大阪府内にある高等学校等を卒業見込みの者

・卒業後、2年間の初期臨床研修を行った後、一定期間、大阪公立大学医学部に所属することを確約できる者

・将来の大阪の医療・医学において指導的役割を担う医師・研究者になろうという志をもつ者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
出願書類・大学入学共通テスト・小論文・面接

2-4.医学部 リハビリテーション学科

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

・高等学校等を卒業見込みの者、または通常の課程による12年の学校教育を修了見込みの者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
大学入学共通テスト、面接、出願書類

2-5.商学部

入試方式
学校推薦型選抜(商業科等対象)
出願資格

・高等学校等の商業に関する学科又は総合学科に2年以上在籍し、商業に関する科目を 20 単位以上修得している者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・志願者又は志願者の保護者が 2025年4月1日以前から引き続き大阪府内に現住所(住民票があること)を有する者または大阪府内にある高等学校等を卒業見込みの者

・調査書の全体の学習成績の状況が 4.3以上の者

・簿記又は情報処理で次のいずれかに該当する者

① 日本商工会議所簿記検定2級以上の合格者

② (公財)全国商業高等学校協会簿記実務検定1級の合格者

③ 経済産業省が認定する「情報処理技術者試験」の各試験区分のいずれかの合格者

④ (公財)全国商業高等学校協会情報処理検定(プログラミング部門又はビジネス情報部門)1級の合格者

試験内容
大学入学共通テスト・口述試験・出願書類

 

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

・高等学校等を卒業見込みの者、または通常の課程による12年の学校教育を修了見込みの者

・調査書の全体の学習成績の状況が3.5以上の者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
大学入学共通テスト・出願書類

2-6.経済学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格
【経済学科】

・高等学校等を卒業見込みの者、または通常の課程による12年の学校教育を修了見込みの者

・調査書の全体の学習成績の状況が3.5以上の者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
大学入学共通テスト・出願書類

2-7.理学部

入試方式
学校推薦型選抜(数学科以外)
出願資格

・高等学校等を卒業見込みの者、または通常の課程による12年の学校教育を修了見込みの者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
【物理学科】
大学入学共通テスト
 
(第1次選考)
出願書類
 
(第2次選考)
小論文・口述試験
 

【物理学科以外】
大学入学共通テスト・出願書類
 
(第2次選考)
口述試験

2-8.農学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

・高等学校等を卒業見込みの者、または通常の課程による12年の学校教育を修了見込みの者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
【応用生物科学科/生命機能化学科】
大学入学共通テスト、出願書類
 
【緑地環境科学科】
大学入学共通テスト、出願書類、小論文、面接

2-9.獣医学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

・高等学校等を卒業見込みの者、または通常の課程による12年の学校教育を修了見込みの者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・「英検、英検 S-CBT」又は「GTEC CBT」を受験し、「英検、英検 S-CBT」の場合は2級以上、「GTEC CBT」の場合は 690 点以上を満たす者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
出願書類・大学入学共通テスト・小論文・面接

2-10.看護学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

・高等学校等を卒業見込みの者、または通常の課程による12年の学校教育を修了見込みの者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

試験内容
大学入学共通テスト、出願書類

2-11.生活科学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

・高等学校等を卒業見込みの者、または通常の課程による12年の学校教育を修了見込みの者または高等学校等を卒業した者と同等以上の学力があると認められた者

・大学入学共通テストの所定の教科・科目を受験する者

・合格した場合は、必ず入学することを確約できる者

 
(大阪府内枠)

① 2024 年4月以降に卒業(修了)した者で、志願者又は保護者が 2024 年4月1日以前から引き続き大阪府内に住所(住民票があること)を有する者

② 2026 年3月に卒業(修了)見込みの者で、志願者又は保護者が 2025 年4月1日以前から引き続き大阪府内に住所(住民票があること)を有する者

③ 大阪府内の高等学校等を卒業した者及び卒業見込みの者

試験内容
第1次選考
大学入学共通テスト、出願書類
 
第2次選考
口述試験

※掲載情報は一部抜粋になります。また、情報が変更されている可能性がございます。詳しくは、大学の公式ホームページ等をご確認ください。

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  • 総合型・学校推薦型で
    大阪公立大学
    に合格する方法とは?

総合型・学校推薦型選抜は、学部ごとに出願資格・試験内容が異なります。さらに一般入試のように過去問題集があるわけでもないので対策が難しい選抜方法となります。
 
では、どうすれば合格できるのでしょうか。
いくつかポイントをご紹介します。
 

ポイント① 対策は高校1年生から

総合型選抜や学校推薦型選抜の多くは、高校3年間の成績や生活態度、活動実績などを評価対象にしています。
 
そのため、高校3年生の夏に総合型選抜や学校推薦型選抜を希望しても志望校の出願条件を満たせていない、といったことが起こりえます。そしてこれは挽回したくてもできないものです。
 
大学進学を視野に入れている人は、どこの大学の選抜入試にも対応できるように入学時からいい成績をキープできるようにしっかりと勉学に励むことが大切です。
 
特に学校推薦型選抜では、出願資格として評定平均値の基準が明記されていることがほとんどです。定期テストの成績はもちろん、提出物や授業中の態度なども含めて、日頃からしっかりと取り組んでおきましょう。
 
また、部活動や課外活動などにも積極的に取り組み、自己アピールできるような内容を作っておきましょう。
 
活動に関しては、実績がなくても大丈夫です。どのように取り組んだか、何を頑張ったかをしっかりと伝えることが大切です。
 

ポイント② 志望校の傾向を把握する

面接や小論文にはっきりとした傾向はないと思われがちですが、大学側の求める人物というのはアドミッションポリシーに明確に描かれています。
 
大阪公立大学がどんな人物を求めているのかをしっかりと分析し、大阪公立大学に合わせた対策をすることが重要です。
 
パンフレットや先輩の体験談、オープンキャンパスなども積極的に活用し、大阪公立大学および志望する学部についてしっかりと理解しましょう。
 
アドミッションポリシーは学部ごとに定められている場合もあります。行きたい学部が明確になったら学部のアドミッションポリシーも確認しましょう。
 
また、志望分野に対する基礎知識は身につけておきましょう。関係のありそうな時事問題についても目を通しておくといいでしょう。
それらを落とし込み、論理的かつ自分らしい意見を伝えられるように練習を重ねましょう。
 

ポイント③ 自己分析を行う

自分の強みや高校生活でなにを経験しなにを学んだかなど、自分についてしっかりと分析し、言葉(文字)にできるようになりましょう。
 
学力が問われる一般入試とは違い、総合型選抜、学校推薦型選抜ともに「自分自身を伝える力」が最も重要となります。
 
なぜ大阪公立大学の学部を選んだのか、将来どのようになりたいのか、そのために大阪公立大学で何を学びたいのかなども明確にしておくことが大切です。
 

ポイント④ 学校や塾に頼る

総合型選抜や学校推薦型選抜の対策を一人で行うのはとても大変です。時には第三者の目線が必要な場合もありますし、面接の練習は一人ではできません。
 
普段の勉強は問題ないという人も、小論文や面接については選抜入試に対する知識がある人に頼るとよいでしょう。

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より合格率を高めるためにも、総合型・学校推薦型をご検討の際はなるべく早期の対策をおすすめします。
無料相談も受け付けておりますので、ぜひお問い合わせください。

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