総合型・学校推薦型で
東京大学
に合格するための
入試傾向・対策

このページでは東京大学に総合型・学校推薦型の対策を進める上で必ず知っておくべき情報をお伝えします。
東京大学に何としてでも合格したい、そんな方はぜひお読みください。

  • 1
  • 東京大学
    アドミッションポリシー

期待する学生像(アドミッションポリシー一部抜粋)

  • 東京大学の教育研究環境を積極的に最大限活用して、自ら主体的に学び、各分野で創造的役割を果たす人間へと成長していこうとする意志を持った学生
  • 東京大学の使命や教育理念への共感と、東京大学における学びに対する旺盛な興味や関心、そして、その学びを通じた人間的成長への強い意欲を持った学生
  • 学校の授業の内外で、自らの興味・関心を生かして幅広く学び、その過程で見出されるに違いない諸問題を関連づける広い視野、あるいは自らの問題意識を掘り下げて追究するための深い洞察力を真剣に獲得しようとする人
  • 2
  • 東京大学
    学部別の入試情報一覧

東京大学に総合型・学校推薦型で合格するためには、まずはどのような入試方式があるのかを把握することが重要です。
自分が学びたい学部・学科の入試方式から調べてもよいですし、合格の可能性が高い方式を選ぶのも一つの戦略です。
ここでは、東京大学における総合型・学校推薦型の学部・学科別の入試情報をご紹介します。

2-1.法学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

①学業成績に秀でていること。(第3学年第1学期までに履修した全教科(美術などの実技技術科目を含む)の学業成績に基づいて、志願者が文系・理系を含めた学年全体で原則として上位概ね5%以内であること)

②現実の中から本質的な問題を発見し、独創的な形で課題を設定する能力を有すること。

③問題の解決に向けてイニシアティブを発揮できること。

④異なる文化的背景や価値観を有する他者とのコミュニケーション能力に優れていること。

全学部共通

・合格した場合、必ず入学することを確約できる者

・令和7年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者

・高等学校等を令和5(2023)年4月以降に卒業した者及び令和7(2025)年3月卒業見込みの者

試験内容
第1次選考

・提出書類(調査書、志願書、推薦書等)

・推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料

第1次選考合格者

・面接(グループ・ディスカッション及び個別面接)

最終選考

・提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価

2-2.経済学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

①いずれかの分野で高等学校等の生徒として卓越した才能を有すること(必ずしも学術分野に限らないが、「*求める学生像」にふさわしい能力であること)。

②他者との対話性に優れ、経済分野に強い関心を有すること。

③高等学校等において英語、数学、地理歴史、公民のうちいずれかの教科において成績が優秀(高等学校等内で上位10%)にであること。

全学部共通

・合格した場合、必ず入学することを確約できる者

・令和7年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者

・高等学校等を令和5(2023)年4月以降に卒業した者及び令和7(2025)年3月卒業見込みの者

試験内容
第1次選考

・提出書類(調査書、志願書、推薦書等)

・推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料

第1次選考合格者

・面接(個別面接)

最終選考

・提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価

2-3.文学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

①学業成績に秀でていること。

②人文社会系諸学に関連する分野において、卓越した能力を有することを示す実績があること、あるいは課外活動などの社会貢献活動において、優れた成果をあげたこと。

全学部共通

・合格した場合、必ず入学することを確約できる者

・令和7年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者

・高等学校等を令和5(2023)年4月以降に卒業した者及び令和7(2025)年3月卒業見込みの者

試験内容
第1次選考

・提出書類

・論文

・推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料

第1次選考合格者

・面接

最終選考

・提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価

2-4.教育学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

①本学のカリキュラム履修に必要な、教科の基礎学力があること。

②探究学習の卓越した実績・能力を、論文、作品、発表等を通じて示すことができること。

全学部共通

・合格した場合、必ず入学することを確約できる者

・令和7年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者

・高等学校等を令和5(2023)年4月以降に卒業した者及び令和7(2025)年3月卒業見込みの者

試験内容
第1次選考

・提出書類(調査書、志願書、推薦書等)

・推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料

第1次選考合格者

・発表

・面接(個別面接)

最終選考

提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価

2-5.教養学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

①自ら課題を発見して探究する卓越した能力を持つ者。

②高等学校等で履修した2つ以上の科目(志望分野に関連する科目を含む)で卓越した能力を持つ者。

③国際的な活動についての経験、若しくは関心を有する者。

全学部共通

・合格した場合、必ず入学することを確約できる者

・令和7年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者

・高等学校等を令和5(2023)年4月以降に卒業した者及び令和7(2025)年3月卒業見込みの者

試験内容
第1次選考

・提出書類(調査書、志願書、推薦書等)

・推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料

第1次選考合格者

・小論文

・面接

最終選考

・提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価

2-6.工学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格
高等学校等の学習内容、特に理数系教科の基礎学力を有しており、「*求める学生像」にふさわしいことを客観的に示す推薦事由を有すること

全学部共通

・合格した場合、必ず入学することを確約できる者

・令和7年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者

・高等学校等を令和5(2023)年4月以降に卒業した者及び令和7(2025)年3月卒業見込みの者

試験内容
第1次選考

・提出書類(調査書・志願書・推薦書等)

・推薦条件に合致することを具体的に示す資料

第1次選考合格者

・面接

最終選考

・提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価

2-7.理学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

①自然科学に強い関心を持ち、②自然科学の一つ若しくは複数の分野において卓越した能力を有し、③グローバルに活躍する意欲があること。
これらを示すものとして、(ⅰ)特に優れた成績や研究成果(自主的な研究活動も含む)など、(ⅱ)科学オリンピック<数学、物理、化学、生物学、地学、情報>、高校生科学技術チャレンジ、日本学生科学賞など、国内外で開催された各種コンテストへの入賞、科学雑誌などへの論文発表、商品レベルのソフトウェア開発経験など、(ⅰ)、(ⅱ)のいずれか若しくは両方を有すること。

全学部共通

・合格した場合、必ず入学することを確約できる者

・令和7年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者

・高等学校等を令和5(2023)年4月以降に卒業した者及び令和7(2025)年3月卒業見込みの者

試験内容
第1次選考

・提出書類(調査書・志願書・推薦書等)

・推薦要件を満たすことを示す実績(ⅰ)、(ⅱ)をもつことを裏付ける書類・資料

第1次選考合格者

・面接(個別面接)

最終選考

・提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価

2-8.農学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

①高い基礎学力を有する成績上位者であること。

②農学とその関連分野に関する特記すべき推薦事由を有すること。

全学部共通

・合格した場合、必ず入学することを確約できる者

・令和7年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者

・高等学校等を令和5(2023)年4月以降に卒業した者及び令和7(2025)年3月卒業見込みの者

試験内容
第1次選考
提出書類(調査書、志願書、推薦書等)・推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料

第1次選考合格者

・面接

最終選考

・提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価

2-9.薬学部

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

①高い基礎学力を有する成績上位者であること。

②「*求める学生像」に記載されている

(a)自然科学一般への強い好奇心、探究心を持つこと

(b)主体的に課題の発掘ならびに解決を行う能力を有すること

(c)(a)(b)以外にも、リーダーとして活躍する資質を持つことなど「求める学生像」にふさわしいことのそれぞれを客観的に示す推薦事由を有すること。

全学部共通

・合格した場合、必ず入学することを確約できる者

・令和7年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者

・高等学校等を令和5(2023)年4月以降に卒業した者及び令和7(2025)年3月卒業見込みの者

試験内容
第1次選考

・提出書類(調査書・志願書・推薦書等)

・推薦要件に合致することを具体的に示す資料

第1次選考合格者

・面接

最終選考

・提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価

2-10.医学部医学科

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

①高い基礎学力とバランスのとれた人格を持つこと。

②生命科学・医学研究への意欲と能力を持つこと。

③医学部進学後に研究者養成のための特別カリキュラムへの参加を望むこと。

④自然科学の領域においてきわめて高い能力を持つこと。オプションとして、非常に優れた語学力(英語力)とそれに伴う豊富な国際経験も評価に入る。

全学部共通

・合格した場合、必ず入学することを確約できる者

・令和7年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者

・高等学校等を令和5(2023)年4月以降に卒業した者及び令和7(2025)年3月卒業見込みの者

試験内容
第1次選考

・提出書類(調査書、志願書、推薦書等)

・推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料

第1次選考合格者

・プレゼンテーション(質疑応答含む)

最終選考

・提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価

2-11.医学部健康総合科学科

入試方式
学校推薦型選抜
出願資格

①健康科学を通じて社会に貢献することを志向していること。

②高い基礎学力を有すること。

③十分な語学力(英語力)を持つこと。

④チャレンジ精神に富み、忍耐力、柔軟性を持ち、自己を高めることのできる精神力を持つこと。

⑤自然科学領域における高い能力及び科学的探究心を持つこと。

⑥チームの調整力、リーダーシップを有すること。

全学部共通

・合格した場合、必ず入学することを確約できる者

・令和7年度大学入学共通テストのうち、志望する学部が指定する教科・科目の全てを受験する者

・高等学校等を令和5(2023)年4月以降に卒業した者及び令和7(2025)年3月卒業見込みの者

試験内容
第1次選考

・提出書類(調査書・志願書・推薦書等)

・推薦要件に該当すると判断できる客観的根拠を示す資料

第1次選考合格者

・プレゼンテーション(質疑応答含む)

最終選考

・提出書類・資料、面接等、及び大学入学共通テストの成績を総合的に評価

※掲載情報は一部抜粋になります。また、情報が変更されている可能性がございます。詳しくは、大学の公式ホームページ等をご確認ください。

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  • 総合型・学校推薦型で
    東京大学
    に合格する方法とは?

総合型・学校推薦型選抜は、学部ごとに出願資格・試験内容が異なります。さらに一般入試のように過去問題集があるわけでもないので対策が難しい選抜方法となります。
 
では、どうすれば合格できるのでしょうか。
いくつかポイントをご紹介します。
 

ポイント① 対策は高校1年生から

総合型選抜や学校推薦型選抜の多くは、高校3年間の成績や生活態度、活動実績などを評価対象にしています。
 
そのため、高校3年生の夏に総合型選抜や学校推薦型選抜を希望しても志望校の出願条件を満たせていない、といったことが起こりえます。そしてこれは挽回したくてもできないものです。
 
大学進学を視野に入れている人は、どこの大学の選抜入試にも対応できるように入学時からいい成績をキープできるようにしっかりと勉学に励むことが大切です。
 
特に学校推薦型選抜では、出願資格として評定平均値の基準が明記されていることがほとんどです。定期テストの成績はもちろん、提出物や授業中の態度なども含めて、日頃からしっかりと取り組んでおきましょう。
 
また、部活動や課外活動などにも積極的に取り組み、自己アピールできるような内容を作っておきましょう。
 
活動に関しては、実績がなくても大丈夫です。どのように取り組んだか、何を頑張ったかをしっかりと伝えることが大切です。
 

ポイント② 志望校の傾向を把握する

面接や小論文にはっきりとした傾向はないと思われがちですが、大学側の求める人物というのはアドミッションポリシーに明確に描かれています。
 
東京大学がどんな人物を求めているのかをしっかりと分析し、東京大学に合わせた対策をすることが重要です。
 
パンフレットや先輩の体験談、オープンキャンパスなども積極的に活用し、東京大学および志望する学部についてしっかりと理解しましょう。
 
アドミッションポリシーは学部ごとに定められている場合もあります。行きたい学部が明確になったら学部のアドミッションポリシーも確認しましょう。
 
また、志望分野に対する基礎知識は身につけておきましょう。関係のありそうな時事問題についても目を通しておくといいでしょう。
それらを落とし込み、論理的かつ自分らしい意見を伝えられるように練習を重ねましょう。
 

ポイント③ 自己分析を行う

自分の強みや高校生活でなにを経験しなにを学んだかなど、自分についてしっかりと分析し、言葉(文字)にできるようになりましょう。
 
学力が問われる一般入試とは違い、総合型選抜、学校推薦型選抜ともに「自分自身を伝える力」が最も重要となります。
 
なぜ東京大学の学部を選んだのか、将来どのようになりたいのか、そのために東京大学で何を学びたいのかなども明確にしておくことが大切です。
 

ポイント④ 学校や塾に頼る

総合型選抜や学校推薦型選抜の対策を一人で行うのはとても大変です。時には第三者の目線が必要な場合もありますし、面接の練習は一人ではできません。
 
普段の勉強は問題ないという人も、小論文や面接については選抜入試に対する知識がある人に頼るとよいでしょう。

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また総合型・学校推薦型は、一般入試と比べ、入試の開始時期が大きく異なります。一般入試が2月、3月に行われるのに対し、総合型・学校推薦型 は9月に始まりおおむね12月には終わります。つまり、 一般入試よりも半年も早く始まる入試ということです。

より合格率を高めるためにも、総合型・学校推薦型をご検討の際はなるべく早期の対策をおすすめします。
無料相談も受け付けておりますので、ぜひお問い合わせください。

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