愛知大学現代中国学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

愛知大学現代中国学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

愛知大学現代中国学部の偏差値は42.5~45.0程度となり、大学入学共通テストでは6~6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の倍率は1.4~10.1倍となり、後期入試が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

愛知大学現代中国学部の一般選抜は、前期日程と後期日程に大きく分かれており、合計6つの入試種別があります。前期日程では、M方式入試、前期入試、共通テストプラス方式入試、共通テスト利用入試(前期)の4種類、後期日程では、後期入試と共通テスト利用入試(後期)の2種類となります。メインとなる入試は前期入試で、試験日は4日程から選択することができます。3教科型となり、外国語と国語が必須、地理歴史・公民・数学から1科目を出願時に選択します。共通テストプラス方式入試(試験科目:大学入学共通テスト2教科2科目と独自試験1科目)では、前期入試と同じ日程、同じ入試問題を使用しますが、配点が異なります。M方式入試は1回の受験で複数学部・学科・コース、後期入試では1回の受験で学部と短大の併願が可能となります。各入試種別の詳細は必ず募集要項で確認し、自分に合った種別を選択して受験しましょう。

〈国際コミュニケーション学部と同様〉

 

 

愛知大学現代中国学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《前期日程(M方式/前期入試)》

試験時間80分の100点満点で、解答形式はM方式入試が全問マークシート方式、前期入試はマークシート方式と記述式の併用となります。大問4題構成で、大問1.2の現代文が必須、大問3の古文と大問4の漢文はいずれか1題を試験当日に選択して受験します。現代文は、評論文からの出題が多く、標準的な知識や読解力などが問われます。文化論や文学論、社会論などの評論文の読解問題に取り組み、文章の展開や論旨を把握できるようにしておくことが大切です。古文・漢文は、比較的読みやすい題材が使用されており、難易度は基礎~標準レベルとなります。基本的な古文単語や句形など、基礎を確実にマスターしておきましょう。例年、出題傾向が安定しているため、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。

〈法学部・経済学部・経営学部・国際コミュニケーション学部・文学部・地域政策学部・短期大学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《前期日程(M方式/前期入試)》

試験時間60分の100点満点で、解答形式はM方式入試が全問マークシート方式、前期入試が全問記述式となります。大問3題構成で、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)の範囲から出題されます。場合の数と確率、数列、微積分、三角比、三角関数、指数対数などがよく出題されますが、日程によって問題が異なるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習しておく必要があります。全体的な難易度は標準レベルで、問題数もそれほど多くはありませんが、試験時間が60分のため、時間に余裕はありません。教科書の例題や練習問題、問題集などで演習を重ね、複数年分の過去問も活用して出題傾向や形式を確認しておきましょう。

〈法学部・経済学部・経営学部・国際コミュニケーション学部・文学部・地域政策学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《前期日程(M方式/前期入試)》

試験時間80分の150点満点で、解答形式はM方式入試が全問マークシート方式、前期入試はマークシート方式と記述式の併用となります。M方式入試は、発音・アクセントの問題、文法・語法問題、語句整序問題、長文読解問題、前期入試は、長文読解問題と和文英訳問題が出題されます。どちらも全体的な難易度は標準レベルとなり、高得点での勝負となります。英単語や熟語、文法・語法、構文など基本事項を確実に押さえ、ケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。例年、出題傾向が安定しているため、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。

〈法学部・経済学部・経営学部・国際コミュニケーション学部・文学部・地域政策学部・短期大学部と同様〉

 

地歴公民の試験傾向と対策

《前期日程(M方式/前期入試)》

試験時間60分の100点満点で、「世界史B」「日本史B」「地理B」「倫理、政治 経済」から1科目を選択します。前期入試の「地理B」「倫理、政治 経済」は、受験日によって選択できない場合があるため注意が必要です。解答形式について、M方式入試は全問マークシート方式、前期入試の「世界史B」「日本史B」はマークシート方式と記述式の併用、「地理B」「倫理、政治 経済」は全問記述式となります。

 

・世界史B

M方式入試が大問3題構成、前期入試は大問3~4題構成で、古代~現代までの幅広い時代、全地域の基本的な知識を身につけておく必要があります。全体的な難易度は、基礎~標準レベルとなるため、教科書や用語集などを活用して重要語句を押さえましょう。語句を覚える際は、時代の流れや背景などと関連付けた学習を行うことが大切です。複数年分の過去問にも取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。

 

・日本史B

M方式・前期入試ともに大問3題構成で、全体的な難易度は基礎~標準レベルです。全時代から満遍なく出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習しておくことが大切です。史料を用いたやや細かな知識を問う問題も出題されるため、教科書だけでなく史料集も活用して、知識の理解を深めましょう。例年、出題傾向が安定しているため、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことも重要となります。

 

〈法学部・経済学部・経営学部・国際コミュニケーション学部・文学部・地域政策学部と同様〉

 

 

愛知大学現代中国学部基本情報

公式サイト

愛知大学現代中国学部:https://leo.aichi-u.ac.jp/~genchu/

 

基本情報

創立年

1997年

生徒数

863人(2023年5月1日現在)

教育理念

【教育研究上の目的】

現代中国について総合的に教育・研究する学部として、国際的な視野と識見を備えたグローバル人材を養成する。この目的を実現するために、ビジネス・言語文化・国際関係の3コースを設け、中国語教育を基礎に、専門的かつ広範な学修を積ませ、また現地プログラム、現地研究調査、現地インターンシップ等を通じた実践的・能動的教育を行う。

 

引用元:大学全体の方針-教育研究上の目的

 

愛知大学現代中国学部の特徴

愛知大学現代中国学部は、最先端の中国を学ぶことのできる日本で唯一の学部です。関心のある分野に合わせて、2年次から「言語文化」「国際関係」「ビジネスコース」に分かれます。中国語については、HSK6級(6段階に分かれた中国政府公認の中国語資格)以上の取得を目標としています。また、現地主義教育を展開しており、フィールドワークやインターンシップのほか、2年次春学期には、全員が中国・台湾・マレーシアのいずれかへ留学(4カ月間)する「現地プログラム」が設定されてます。南開大学(中国・天津)または東呉大学の学位を5年間で取得できるダブルディグリー・プログラムも展開されています。

 

 

愛知大学現代中国学部キャンパス情報

名古屋キャンパス

学部:法学部・経済学部・経営学部・現代中国学部・国際コミュニケーション学部

住所:〒453-8777 愛知県名古屋市中村区平池町4-60-6

 

 

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