愛知県立大学日本文化学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

愛知県立大学日本文化学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

愛知県立大学日本文化学部の偏差値は、学科によって異なり52.5~55.0程度となります。大学入学共通テストでは、6.5~8割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の実質倍率は、前期日程が2.3~2.5倍、後期日程が8.3~16.0倍となり、募集人員の少ない後期が圧倒的に高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

愛知県立大学日本文化学部の入試は、一般選抜、学校推薦型選抜、特別選抜の大きく分けて3種類となります。一般選抜は、前期日程と後期日程に分かれており、前期日程は大学入学共通テストと個別学力検査等、後期日程は大学入学共通テストのみが課され、両日程とも調査書の内容を含め総合的に判定されます。さらに前期日程は、学科ごとに志願者数が募集人員の8倍を超えた場合、大学入学共通テストの成績等によって第1段階選抜を行うことがあります。試験科目について、大学入学共通テストは両日程とも5教科5~6科目が課され、個別学力検査等(前期のみ)は〈外国語・国語〉の2科目となります。試験科目や配点などの詳細、その他の選抜については必ず募集要項を確認し、受験する選抜に必要な対策を行いましょう。

〈教育福祉学部と同様〉

 

 

愛知県立大学日本文化学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜(前期日程)》

試験時間60分の大問3題構成で、現代文、古文、漢文がそれぞれ1題ずつ出題されます。大問1は現代文(評論文)の読解問題となり、漢字の読み書き問題や本文からの抜き出し問題、説明問題が出題されます。説明問題は、すべて指定字数が設定されているため、字数内で簡潔にまとめて表現する記述力が必要となります。普段からさまざまなテーマの評論文の読解問題に取り組み、内容を正確に読み取る力を養っておきましょう。大問2は古文となり、傍線部の言葉の意味を答える問題や例にならって文法的に説明する問題、内容理解を問う問題など、大問3の漢文では、書き下し文や傍線部の読み方を答える問題、内容理解を問う問題など、基本的な問題が多く出題されます。基礎知識を確実に身につけ、入試基礎~標準レベルの問題集で演習を重ねることが大切です。

〈教育福祉学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜(前期日程)》

試験時間90分の大問4題構成ですが、日本文学部の受験者は大問1.2.3の計3題を解答します。大問1.2は英問英答形式の長文読解問題で、空欄補充問題や脱文挿入問題、内容一致問題などが出題されます。解答は全て記号選択となります。大問3は、A~Dの4つのパートに分かれており、A~Cパートは長文と絡めた問題、Dパートは英作文問題となり、適切な語句や表現を用いて指示された語数で解答する必要があります。いずれも英単語や文法、熟語、構文などの基礎知識を徹底的に押さえ、入試基礎~標準レベルの問題集で演習を重ねることが大切です。

〈教育福祉学部・看護学部と同様〉

 

 

愛知県立大学日本文化学部基本情報

公式サイト

愛知県立大学日本文化学部:https://www.aichi-pu.ac.jp/academics/japanese_studies/index.html

 

基本情報

創立年

2009年

生徒数

465人(2023年5月1日現在)

教育理念

大学の教育研究上の目的

日本文化学部は国語国文学科と歴史文化学科の2学科で構成する。自らがその構成員として生きる、社会的・文化的な枠組としての日本を、学問研究の対象として見つめる、人文科学系・社会科学系の学部である。2学科で構成する本学部では、言語と文学ならびに歴史と社会という視点によって、複眼的かつ総合的に教育研究する。つまりそれは、文化創造活動の根本原理とその具体的な現れを、長い時代幅における変化と発展に即して、価値ある将来展望を見出す目的のもとに探求するものである。国際社会における文化交流が進展し、地球規模で解決すべき問題が次々に現れている。その中にあって、地に足をつけた地域固有の文化創造活動の必要性がいよいよ高まりつつある。それが、人々の主体性を立ち上げる根拠になる。

(学部履修規程第2条)

 

引用元:大学の教育研究上の目的|情報公開・提供|愛知県立大学

 

愛知県立大学日本文化学部の特徴

愛知県立大学日本文化学部は、【国語国文学科】と【歴史文化学科】の2学科で構成されています。

【国語国文学科】〈国文学〉〈漢文学〉〈国語学〉の3つの領域を軸とし、言語や文学、思想に関する専門的な知識・能力を身につけることができます。また、人文学系の学問を横断的に学ぶことで、広い視野と確かな分析力、問題解決能力などの習得を目指します。

【歴史文化学科】〈歴史文化〉と〈社会文化〉を2本柱として、日本の歴史・文化・社会について学びます。古文書や地図等を扱う「歴史文化資料学」や「文書演習」、フィールドワークも行う「資料調査法」など特色ある授業が用意されています。

 

 

愛知県立大学日本文化学部キャンパス情報

長久手キャンパス

住所:〒480-1198 愛知県長久手市茨ケ廻間1522番3

 

 

オンライン家庭教師WAMの愛知県立大学日本文化学部受験対策

愛知県立大学日本文化学部の受験を志望している方には、オンライン家庭教師WAMがおすすめです。

専任の教育アドバイザーと東大・京大・早慶などの名門大学講師による質の高い授業で、愛知県立大学日本文化学部の入試突破に必要な思考力・記述力を養うことができます。

また、学力を養う上で重要な自学自習の方法についても伝授。日頃の学習管理も行うので、自然と自学の力を身につけることができます。さらにオンラインだから通学にかかる時間をカット。合格に必要な学力を効率的に得ることができます。