青山学院大学文学部・学科の入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年3月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

青山学院大学文学部の受験対策

偏差値・難易度

文学部の偏差値は学科ごとに異なりますが57.5~65程度で、青山学院大学の学部内では比較的合格のハードルは低くなっています。

入試の特徴・勉強のポイント

青山学院大学文学部の入試は、英語と国語の配点が高めの学科が多くなっています。全教科を通して標準的な難易度の問題が出題されるので、まずは教科書を中心に基礎を固めてから、過去問演習に取り組みましょう。 

 

青山学院大学文学部の科目別傾向と対策

国語の傾向と対策

現代文・古文とも出題難度は標準的なレベルとなっています。解答形式は、マーク式と記述式の両方ですが記述式問題は少なめとなっています。現代文は評論から出題されることが多いため、過去問演習で傾向をつかみましょう。古文は頻出の時代はなくまべんなく出題され、設問形式も様々です。まずは単語の意味を何通りも覚えることから始めましょう。

数学の傾向と対策

難易度は標準レベルで、解答形式はすべてマーク式となります。部分点をもらえる記述式問題とは異なり、ミスなく解答する正確性が必要になります。例年、出題傾向に大きな変化はないので、過去問演習を繰り返し苦手分野をなくすようにしましょう。
※経済学部・経営学部・総合文化政策学部・コミュニティ人間科学部・教育人間科学部・法学部・国際政治経済学部・地球社会共生学部と同様

英語の傾向と対策

大問5~6題構成で、文法・語彙問題は比較的解きやすい標準問題が出題されます。文章量が多い長文読解問題は、時間内に解答するために速読力が必須となります。英文和訳や、テーマが複雑で語数指定のある自由英作文など記述問題も頻出です。いろんなジャンルの問題を解き、文の構造を理解する練習を行いましょう。

地歴公民の傾向と対策

日本史:難易度は標準レベルですが、様々な時代を偏りなく学習することが大切です。教科書に載っている史料だけでなく、資料集にも目を通し、時代背景まで理解するよう心がけましょう。
世界史:標準レベルの問題がほとんどなので教科書を中心に学習し、資料集などを活用して付加知識を習得しましょう。
公民:時事問題が出題されるので、学習する際は歴史的なつながりを意識しその出来事に至る経緯などを考えることが大切です。ほとんどが教科書レベルの標準問題なので、基礎を固め確実に得点できるようにしましょう。
※経済学部・経営学部・総合文化政策学部・社会情報学部・コミュニティ人間科学部・教育人間科学部・法学部・国際政治経済学部・理工学部・地球社会共生学部と同様

 

青山学院大学文学部基本情報

公式サイト

青山学院大学文学部:https://www.aoyama.ac.jp/faculty/literature/

基本情報

創立年

1949年

生徒数

3,128人(2021年05月時点)

教育理念

文学部は、「人類への奉仕をめざす自由で幅広い学問研究」を行うという大学の理念のもと、歴史ある人文学の成果を共通の知的基盤として、文学部を構成する5学科それぞれの専門性に立脚した目標を設定している。各学科は、その学問領域の特徴を基礎とし、学生一人一人が人間と文化の多様な営みを理解すること、そのための資質を形成することを教育の目的とする。

引用元:教育研究上の目的

青山学院大学文学部の特徴

青山学院大学文学部は1949年(昭和24年)に基督教学科と英米文学科の2学科で設立され、現在は5学科を有する学部となります。2019年4月には国際的な方向性を強め、学際的な研究を生み出すことを目標に「文学部附置人文科学研究所」を設立しました。
企業や団体などの寄付によって運営される外部委託の授業「寄付講座」や「出版ジャーナリズム」「放送ジャーナリズム」など独自の文学部共通科目により学問の理解を深めることができます。
卒業後は、楽天㈱、明治安田生命保険相互会社、積水ハウス㈱、教員など様々な分野・業種への就職が可能です。

青山学院大学文学部の学科情報

英米文学科

カリキュラムは6コース(英語学、アメリカ文学・文化、イギリス文学・文化、グローバル文学・文化、英語教育学、コミュニケーション)で構成されており、3年次からは自身の興味関心や得意分野をさらに伸ばすため、ひとつの専門コースを主体的に選びます。指定科目から16単位以上修得すると、学科から修了証を得られる「通訳・翻訳プログラム」や、「英語による授業」のPESE指定科目を72単位以上修得することで学科から修了認定証が授与されるPESEプログラムなどがあります。

フランス文学科

フランス語初心者にも配慮したカリキュラム編成となっており、1.2年次は文法や作文、発音演習などを有機的に組み合わせ、日本人とネイティブの教員が適材適所で担当する少人数クラスできめ細やかな指導を受けます。2年次以降は身につけた基礎的知識をさらに深めるため、語学、言語学、文学、文化と社会について様々な特講と演習が用意されており、「文学」「語学」「文化」の3分野を自由に選択し、研究することが可能となっています。

日本文学科

「文学・語学・日本語教育」の3分野すべてを研究対象としており、実践的なカリキュラムが編成されています。1年次の「日本文学・日本語の研究とは何かを知ること」から学修をスタートさせ、2年次は演習科目を中心に自ら調べて発表するという経験を重ね、3年次には2コース(日本文学、日本語・日本語教育)に分かれて専門性を高めて、4年次の卒業論文に取り組みます。

史学科

歴史学とは史料を読み解き過去を再構築する科学的かつ実証的な学問で、4つのコース(日本史・西洋史・東洋史・考古学)が用意されています。1年次は史学全般について学び基礎と歴史学の方法を学んだ上で、2年次から各コースに分かれます。3年次は選択したゼミで専門的知識を積み重ね、ゼミ単位の研修旅行に参加することでさらに理解を深めます。4年次は学業の集大成として全員が卒業論文に取り組み、さらに、卒業後も研究を続けたい学生のために各コースに大学院が設けられています。

比較芸術学科

「古典重視・比較学習・鑑賞教育」を学びの軸として、3つの領域(美術・音楽・演劇映像)を相互に連携し、理論学習と体験・実践学習を織り交ぜながら学びを深めます。1年次は3領域の基礎をそれぞれ学び、その特性について把握した上で、2年次以降は各領域を比較・研究し、共通性や異質性を理解していきます。 

 

青山学院大学文学部キャンパス情報

青山キャンパス

学部:文学部・教育人間科学部・経済学部・法学部・経営学部・国際政治経済学部・総合文化政策学部
住所:〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4丁目4の25

 

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