大学入試情報・受験対策
佛教大学教育学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
佛教大学教育学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
佛教大学教育学部の偏差値は、学科によって異なり45.0~52.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、6.5~7割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.5~14.5倍で、B日程スタンダード2科目方式の臨床心理学科が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
佛教大学教育学部は入試方式が複数に分かれており、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜などがあります。一般選抜はA日程とB日程の2日程実施され、A日程は2科目型と3科目型に分かれています。試験内容はA日程2科目型とB日程が〈英語〉〈国語もしくは数学〉、A日程3科目型が〈国語、英語〉〈日本史、世界史、数学、現代社会・政治経済、化学のいずれか1科目〉となります。科目による配点の差は無いため、苦手科目を作らないようまんべんなく学習することが大切です。その他の入試方式については、募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。
佛教大学教育学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《一般選抜A日程(3科目型)》
例年、試験時間60分の大問2題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。大問1は評論文、大問2は小説もしくは古文のいずれかを選択して解答します。評論文は、年度によって出題テーマが異なりますが、難易度は標準レベルとなります。設問の前半では、漢字の読み書きや語句の知識を問う問題が出題されます。小説は、評論文よりやや難度が高くなっています。「登場人物の心情を把握すること」を意識して、選択問題を中心とした問題集にたくさん取り組みましょう。古文は、読解力と古文に関する基礎知識が求められます。口語訳や語彙・文法、文学史に関する問題も出題されるため、確実に得点できるよう古文単語と古典文法はマスターしておきましょう。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
〈仏教学部・文学部・歴史学部・社会学部・社会福祉学部・保健医療技術学部と同様〉
数学の試験傾向と対策
《一般選抜A日程(3科目型)》
例年、試験時間60分の大問4題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。数学Ⅰ・Aのすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。特に、数と式、データの分析、2次関数、図形と計量、場合の数と確率、整数などが頻出分野となります。全体的な難易度は標準レベルとなりますが、一部、計算量が多かったり、思考力が必要な問題も含まれます。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。
〈仏教学部・文学部・歴史学部・社会学部・社会福祉学部・保健医療技術学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《一般選抜A日程(3科目型)》
例年、試験時間60分の大問4題構成で、解答形式はすべてマークシート方式です。大問1が長文読解問題、大問2が会話文問題、大問3.4が知識問題で、全体的な難易度は標準レベルとなります。長文読解問題は比較的読みやすい内容となっていますが、設問数が多いため、速読力を身につけスピーディーに解答できるようになっておきましょう。会話文問題は比較的長めのやり取りで、空所補充や内容一致、下線部の意味などが問われます。会話文を読む前に設問内容を確認し、登場人物の関係性や状況を予想しておくと良いでしょう。知識問題では、発音やアクセント、語彙・文法、整序英作文などが出題されます。確実に得点できるよう、単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけておく必要があります。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
〈仏教学部・文学部・歴史学部・社会学部・社会福祉学部・保健医療技術学部と同様〉
地歴公民の試験傾向と対策
《一般選抜A日程(3科目型)》
例年、試験時間60分で、解答形式はすべてマークシート方式です。
・日本史 大問4題構成で、日本史Bの近世・近現代を中心に出題されます。社会経済史や外交史からの出題が多くなっています。地図や史料を用いた問題も頻出となるため、教科書や史料集、地図帳などにはしっかりと目を通しておきましょう。年代整序問題や文章選択問題なども出題されており、それぞれの事象について時代背景を含めた正確な理解が求められます。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくと良いでしょう。
・世界史 大問4題構成で、世界史Bの古代史を中心に出題されます。分野別では、政治史や文化史が中心となります。また、地図を用いた問題や年代関連の問題も頻出となるため、重要語句を中心に地理と年代を整理しておく必要があります。全体的な難易度は標準レベルとなるため、基礎知識をしっかりと身につけたうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことが大切です。
・現代社会、政治経済 大問4題構成で、現代社会と政治・経済の共通分野から出題されます。グラフの読み取りと正確性が問われます。全体的な難易度は標準レベルですが、グラフ問題などでは思考力が必要となります。試験時間には余裕があるため、しっかり吟味して正確に解答することを心がけましょう。また、時事問題も出題されるため、教科書や史料集を用いた学習だけでなく、ニュースや新聞などにも目を通しておくことが大切です。
〈仏教学部・文学部・歴史学部・社会学部・社会福祉学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《一般選抜A日程(3科目型)》
・化学
例年、試験時間60分の大問3題構成で、解答形式はすべてマークシート方式です。化学基礎のすべての範囲から出題され、全体的な難易度は標準レベルとなります。幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。実験に関する問題では、中和滴定や酸化還元滴定などが頻出となります。計算問題も複数出題されるため、過去問演習では出題傾向や形式のほか、時間配分なども確認しておくと良いでしょう。
佛教大学教育学部基本情報
公式サイト
佛教大学教育学部:https://www.bukkyo-u.ac.jp/faculty/education/
基本情報
創立年
1989年
生徒数
1,068人(2023年5月1日時点)
教育理念
人材養成の目的
1.建学の理念に基づき、自己および他者を冷静にそして温かく見つめ、子どもから成人に至る周囲の人間の気持ちや考えを理解する力をもった人材を養成する
2.自己を理解し、集団内での自身の役割を自覚するとともに、周囲の環境や他者を理解し、良好な人間関係を築ける人材を養成する
3.教育・臨床心理に関わる専門的知識と技能を有し、当該分野におけるさまざまな事象に対する的確・迅速な問題把握能力と、協働作業による問題解決能力をもつ人材を養成する
引用元:教育学部の教育研究上の目的
佛教大学教育学部の特徴
佛教大学教育学部は、【教育学科】【幼児教育学科】【臨床心理学科】の3学科で構成されています。
【教育学科】理論と実践を融合させた独自のカリキュラムと関係性を重視した指導を通して、「感性と専門性に長けた教師」を育成します。〈初等教育〉〈中等教育〉〈特別支援教育〉〈教育学〉という4つの領域があり、なりたい教員像に応じて選択することができます
【幼児教育学科】理論と実践をバランスよく配置したカリキュラムと少人数体制による丁寧な指導を通して、幼児教育のプロフェッショナルを育成します。独自の免許取得プログラムが設置されており、複数の教員免許状・資格取得が可能となっています。
【臨床心理学科】「心の専門家」として社会に貢献できる人材を育成しています。医療、教育、福祉、司法、産業という5つの領域をカバーする学びを展開し、多岐にわたる講義・実習を通して、「心」の問題を実践的に学ぶことができます。
佛教大学教育学部キャンパス情報
紫野キャンパス
〒603-8301 京都府京都市北区紫野北花ノ坊町96
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