佛教大学保健医療技術学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

佛教大学保健医療技術学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

佛教大学保健医療技術学部の偏差値は47.5程度で、大学入学共通テストにおいては6.5~7割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.0~11.0倍で、B日程スタンダード2科目方式の理学療法学科が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

佛教大学保健医療技術学部は入試方式が複数に分かれており、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜などがあります。一般選抜はA日程とB日程の2日程実施され、A日程は2科目型と3科目型に分かれています。試験内容はA日程2科目型とB日程が〈英語〉〈国語もしくは数学〉、A日程3科目型が〈国語、英語〉〈数学、生物、化学のいずれか1科目〉となります。科目による配点の差は無いため、苦手科目を作らないようまんべんなく学習することが大切です。その他の入試方式については、募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

 

 

佛教大学保健医療技術学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般選抜A日程(3科目型)》

例年、試験時間60分の大問2題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。大問1は評論文、大問2は小説もしくは古文のいずれかを選択して解答します。評論文は、年度によって出題テーマが異なりますが、難易度は標準レベルとなります。設問の前半では、漢字の読み書きや語句の知識を問う問題が出題されます。小説は、評論文よりやや難度が高くなっています。「登場人物の心情を把握すること」を意識して、選択問題を中心とした問題集にたくさん取り組みましょう。古文は、読解力と古文に関する基礎知識が求められます。口語訳や語彙・文法、文学史に関する問題も出題されるため、確実に得点できるよう古文単語と古典文法はマスターしておきましょう。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

〈仏教学部・文学部・歴史学部・教育学部・社会学部・社会福祉学部と同様〉

数学の試験傾向と対策

《一般選抜A日程(3科目型)》

例年、試験時間60分の大問4題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。数学Ⅰ・Aのすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。特に、数と式、データの分析、2次関数、図形と計量、場合の数と確率、整数などが頻出分野となります。全体的な難易度は標準レベルとなりますが、一部、計算量が多かったり、思考力が必要な問題も含まれます。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。

〈仏教学部・文学部・歴史学部・教育学部・社会学部・社会福祉学部と同様〉

英語の試験傾向と対策

《一般選抜A日程(3科目型)》

例年、試験時間60分の大問4題構成で、解答形式はすべてマークシート方式です。大問1が長文読解問題、大問2が会話文問題、大問3.4が知識問題で、全体的な難易度は標準レベルとなります。長文読解問題は比較的読みやすい内容となっていますが、設問数が多いため、速読力を身につけスピーディーに解答できるようになっておきましょう。会話文問題は比較的長めのやり取りで、空所補充や内容一致、下線部の意味などが問われます。会話文を読む前に設問内容を確認し、登場人物の関係性や状況を予想しておくと良いでしょう。知識問題では、発音やアクセント、語彙・文法、整序英作文などが出題されます。確実に得点できるよう、単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけておく必要があります。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

〈仏教学部・文学部・歴史学部・教育学部・社会学部・社会福祉学部と同様〉

理科の試験傾向と対策

《一般選抜A日程(3科目型)》

・生物 例年、試験時間60分の大問4題構成で、解答形式はすべてマークシート方式です。生物基礎のすべての範囲から出題されますが、特に体内環境や光学顕微鏡の観察に関する問題が頻出となります。また、考察問題では見慣れないものや目新しい問題が出題されるため、問題文や図表を正確に読み取ることができるかが重要となります。複数年分の過去問演習や類似問題演習を繰り返し、出題形式に慣れておくことが大切です。

 

・化学 例年、試験時間60分の大問3題構成で、解答形式はすべてマークシート方式です。化学基礎のすべての範囲から出題され、全体的な難易度は標準レベルとなります。幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。実験に関する問題では、中和滴定や酸化還元滴定などが頻出となります。計算問題も複数出題されるため、過去問演習では出題傾向や形式のほか、時間配分なども確認しておくと良いでしょう。

 

 

佛教大学保健医療技術学部基本情報

公式サイト

佛教大学保健医療技術学部:https://www.bukkyo-u.ac.jp/faculty/healthcare/

 

基本情報

創立年

2006年

生徒数

603人(2023年5月1日時点)

教育理念

人材養成の目的

1.共生と平等、人間尊重といった建学の理念を体現しうる人材を養成する

2.人を理解し、真に共感しうる豊かな人格を有する人材を養成する

3.高い学識を有する人材を養成する

4.優れた技術を有する人材を養成する

5.探究心や研究の視点を有する人材を養成する

6.有効なチーム医療を担いうる人材を養成する

7.福祉、保健、教育、地域などの関連諸分野と連携して問題解決のために行動しうる人材を養成する

8.医療技術の高度化・情報化・国際化に対応しうる人材を養成する

 

引用元:保健医療技術学部の教育研究上の目的

 

佛教大学保健医療技術学部の特徴

佛教大学保健医療技術学部は、【理学療法学科】【作業療法学科】【看護学科】で構成されています。3学科の連携と少人数制を生かして、人間性豊かな医療人を育成しています。

 

【理学療法学科】1年次に基礎医学を学び、2年次以降実習や演習で理学療法に必要な力を段階的に身につけます。地域リハビリからスポーツ分野まで、特定の分野に偏らない多様な領域に関する教育を行っています。

【作業療法学科】充実した演習・実習教育を展開し、チーム医療の一員として技能を発揮できる作業療法士を養成しています。「地域作業治療学演習」をはじめ、地域のニーズに応じた専門科目を強化しています。

【看護学科】人間の生きる力をサポートする「ホリスティックケアアプローチ」や、安心して人生の終焉を迎えるケアを行う「エンドオブライフケア」の科目を開設するなど、仏教の教えに触れた看護精神を養成しています。

 

 

佛教大学保健医療技術学部キャンパス情報

二条キャンパス

〒604-8418 京都府京都市中京区西ノ京東栂尾町7

 

 

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