大学入試情報・受験対策
藤田医科大学医学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
藤田医科大学医学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
藤田医科大学医学部の偏差値は65.0程度で、大学入学共通テストでは8.5割程度の得点率が求められます。2023年度の受験倍率は、一般入試(前期)が6.2倍と最も低く、募集人員の少ない一般入試(後期)が34.5倍と最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
藤田医科大学医学部の入試は、ふじた未来入試(高3一般枠・独創一理枠)、一般入試(前期・後期/一般枠・愛知県地域枠)、共通テスト利用入試(前期・後期)となります。一般入試について、一次試験は学科試験(外国語・数学・理科)、二次試験では面接が課されます。各科目とも基礎から丁寧に学習を行う必要があります。現役生と一浪の人が受験できる「ふじた未来入試」は、一次試験で学習能力適性検査(英語・数学・小論文)、二次試験で講義課題と面接(個人・グループディスカッション)が課されます。出願資格などの詳細は必ず募集要項で確認しておきましょう。
藤田医科大学医学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
試験時間100分の大問3題構成で、解答形式は記述式となります。大問1は答えのみを解答する小問集合で、難易度の低い問題から高い問題まで幅広く出題されます。大問2以降は途中式や考え方の記述が必要です。出題範囲が広く、頻出分野もはっきりとしてませんが、微分・積分がよく出題される傾向にあります。基礎から丁寧に学習し、標準問題・典型問題は確実に解答できるようにしておきましょう。
英語の試験傾向と対策
試験時間90分で、文法、和文英訳、長文読解の大問5題構成です。中でも長文読解は2題出題され、内容は専門的で非常に難易度が高くなっているため、医学に関する専門的な英文を正確に読解する力が必要となります。和文英訳は、難易度はそれほど高くありませんが、慣れていないと時間のロスに繋がります。いかに長文読解に時間を残せるかが重要になるため、必ず複数年分の過去問に取り組み、出題形式や傾向、難易度を把握しておきましょう。
理科の試験傾向と対策
物理・化学・生物の中から2科目を問題配布後に選択します。試験時間は2科目で120分です。
・物理
大問4題構成で、力学、熱力学、電磁気、波動の分野から難易度の高い問題も出題されます。難易度の高い問題は後回しにし、確実に解答できる問題から取り組むことが大切です。基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問で出題形式や傾向を把握しておきましょう。
・化学
大問5題構成で、幅広い範囲から満遍なく出題されます。難易度は標準~やや難レベルですが、問題量が多く時間配分には注意が必要です。基礎固めを優先的に行い、標準レベルの問題は確実に解答できるようにしておきましょう。
・生物
大問4題構成で、全体的な難易度は標準レベルですが、一部珍しい問題が出題されます。基礎をしっかりと定着させ、標準問題や複数年分の過去問に取り組みましょう。
藤田医科大学医学部基本情報
公式サイト
藤田医科大学医学部:https://www.fujita-hu.ac.jp/faculty/medicine/
基本情報
創立年
1972年
生徒数
744人(2022年5月1日現在)
教育理念
教育目標
「独創一理」の建学の理念の下に、「リサーチマインドの涵養」、「グローバル化」、「医療、介護、最先端医療、地域医療を担う新医療人」という医学教育改革の三本柱を基軸とした教育プログラムにより、医学・医療の様々な分野でリーダーとなり得る、独創的な学究精神と国際的視野を持った謙虚で誠実な「良き医療人」を育成する。
引用元:学科概要|藤田医科大学
藤田医科大学医学部の特徴
藤田医科大学医学部は、1972年の創設以来、全ての患者さんに最善の医療を尽くす「良き医療人」としての志と技能を養っています。1年次より「早期臨床体験」や「医療コミュニケーション」など実践的な学びを受けることができます。3年次には「藤田式PBL」と呼ばれる学部独自の問題解決型授業がスタートし、医療推論でのプロセスを実際的に学ぶことができます。6年次は、自主的に選択した国内外の実習先での臨床実習プログラムにより実践能力を高めます。国外を選択した場合は、イタリア、タイ、ザンビア、アメリカなど海外の提携大学へ留学することができます。2023年4月時点での全卒業生の医師国家試験合格率は99.6%と非常に高くなっています。
藤田医科大学医学部キャンパス情報
キャンパス
住所:〒470-1192 愛知県豊明市沓掛町田楽ケ窪1番地98
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