福島大学農学群に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年10月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

福島大学農学群に合格するための受験対策

偏差値・難易度

福島大学農学群の偏差値は、入試日程によって異なり47.5~50.0程度となります。大学入学共通テストでは、5~6割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の競争倍率は、前期日程が1.54倍、後期日程が2.00倍となっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

福島大学農学群の入学者選抜は、一般選抜、総合型選抜、私費外国人留学生選抜の大きく3種類となります。一般選抜は、前期日程と後期日程の2日程あり、いずれも大学入学共通テストと個別学力検査等を受ける必要があります。個別学力検査等は、前期日程が〈理科・数学・英語〉から2科目、後期日程は〈数学・英語〉から1科目と面接が課されます。大学入学共通テストは、前期・後期日程ともに5教科7~8科目の受験が必要です。両日程とも大学入学共通テストの配点が高めに設定されているため、優先的に対策を行うことが大切です。試験科目や配点等の詳細、その他の選抜については募集要項を確認し、自分に合った方式を選択して受験対策に取り組みましょう。

 

 

福島大学農学群の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間について、前期日程は2科目合わせて120分、後期日程は数学のみの60分で、どちらも大問4題構成となります。出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・Aの全範囲と数学B(数列・ベクトル)となり、各分野からまんべんなく出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しておくことが大切です。中でも微分積分と数列、二次関数などは頻出傾向にあるため、重点的に対策を行うと良いでしょう。基本的な公式や概念を確実に理解し、問題集や複数年分の過去問などで演習を重ねておくことが重要となります。

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間について、前期日程は2科目合わせて120分、後期日程は英語のみの60分です。大問4題構成ですが、大問1.2.4の計3題を解答します。大問1は長文読解問題、大問2は空欄補充形式の会話文完成問題、大問4は英作文問題が出題されます。読解問題は全て日本語での解答となります。英作文問題では、2つの質問から1つを選び、自分の考えを100語程度の英語で解答する必要があります。全体的な難易度は標準レベルのため、英単語や文法、会話表現、構文などの基礎知識をしっかりと押さえ、問題集や過去問などで演習を重ねましょう。

 

理科の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜(前期日程)》

理科(物理・化学・生物)と数学、英語から2科目を出願時に選択して受験します。試験時間は2科目合わせて120分です。

※理科から2科目選択も可能

 

・物理

大問3題構成で、物理基礎・物理の全領域から出題されます。全体的な難易度は基礎~標準レベルとなるため、基本事項を確実に身につけ、典型的な問題で演習を重ねましょう。出題傾向や形式を把握するために、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。また、解答の過程も重視されるため、丁寧に分かりやすく記述することを心がけましょう。

 

・化学

大問3題構成で、化学基礎・化学の全領域から出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しておくことが大切です。全体的な難易度は基礎~標準レベルのため、基本事項を身につけた上で、典型的な問題や過去問などで演習を重ねることが重要となります。また、計算問題は計算過程を記述する必要があるため、丁寧に分かりやすく記述することを心がけましょう。

 

・生物

大問3題構成で、生物基礎・生物の全領域から出題されます。苦手分野を作らないように、まんべんなく学習しておきましょう。全体的な難易度は、基礎~標準レベルとなります。基礎から丁寧に学習し、典型的な問題や複数年分の過去問などで演習を重ねておくことが大切です。

 

〈理工学群 共生システム理工学類と同様〉

 

面接の試験傾向と対策

《2024年度 一般選抜(後期日程)》

調査書の内容に関して質問が行われ、食農学類への進学意欲や問題意識を総合的に評価されます。先生や家族の協力を得て、何度も模擬面接に取り組み、面接の緊張感や雰囲気に慣れておくことが大切です。

 

 

福島大学農学群基本情報

公式サイト

福島大学人文社会学群:https://www.agri.fukushima-u.ac.jp/

 

基本情報

創立年

2019年

生徒数

416人(2022年5月1日現在)

教育理念

教育研究上の目的(学士)

農学を総合的・実践的に学び、21 世紀の食料・農林業・地域社会が直面する諸課題の解決に貢献できる知識・技能と応用力を備えた人材を養成する。

 

引用元:教育研究上の目的

 

福島大学農学群の特徴

福島大学農学群は、食と農をつなげて科学する【食農学類】が設置されています。「農学専門教育」と「農学実践型教育」の2つの柱からなる農学教育を実践し、食と農の課題に幅広く取り組む力を養成します。農産物の付加価値を学ぶ〈食品科学コース〉、農産業の高品質化を学ぶ〈農業生産学コース〉、持続可能な農業農村づくりを学ぶ〈生産環境学コース〉、魅力的な農業経営の確立を学ぶ〈農業経営学コース〉の4コースが用意されています。

 

 

福島大学農学群キャンパス情報

キャンパス

学部:人文社会学群・理工学群・農学群

住所:〒960-1296 福島県福島市金谷川1番地

 

 

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