学習院大学理学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

学習院大学理学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

学習院大学理学部の偏差値は、およそ55.0~57.5です。共通テストにおいても確実に合格を勝ち取るには7割以上を求められるレベルとなっています。

 

入試の特徴と勉強のポイント

学習院大学理学部の一般選抜は、学科によってコア試験とプラス試験があり、難易度としてはそこまで高くなく、基礎から標準レベルの問題となります。各科目の配点は150点となっており差はありません。数学Ⅲの難度が高いため、数学Ⅲの範囲は重点的な対策が必要です。

 

 

学習院大学理学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

数学の出題範囲は、数学Ⅲまで含まれています。数学Aの確率と数学Ⅲの体積・面積が頻出となっています。全分野を満遍なく勉強した後に、頻出分野を重点的に学習することが大切です。時間配分を意識しながら過去問に取り組み、問題の傾向を把握しておきましょう。

※文学部(プラス試験)と同様

 

英語の試験傾向と対策

英語は試験時間90分の、大問7題構成が続いています。内容はそこまで難しくありませんが、やや文章が長い読解問題が2題出題されます。正確な読解力が必要ですが、あまり時間はかけられません。空所補充や正誤問題では、単語や熟語、文法など正確な英語知識が必要となります。基本的な会話表現も身につけておくと良いでしょう英作文は書き出しの英語が指定されているため、過去問で出題形式を把握しておきましょう。

※法学部・経済学部・文学部・国際社会科学部と同様

 

理科の試験傾向と対策

物理は、標準レベルの問題を中心に一部難問も含まれており、力学と電磁気が頻出分野です。基本的な知識を身につけて、計算力を鍛えておきましょう。論述やグラフなどの描写問題といった特徴的な問題も出題されるため、過去問に取り組み出題傾向に慣れておく必要があります。

 

化学は、全分野から満遍なく出題され、難易度は標準レベルです。化学式が必須項目のため、教科書に載っている重要な化学式は覚えておく必要があります。基礎を徹底的に身につけ、問題集で演習に取り組み高得点を目指しましょう。

 

生物は難度が高く、基本的な知識では対応できない問題が多くなっています。遺伝子の単元が頻出となっており、計算や論述、描図などさまざまな形式の問題が出題されるため、必ず過去問を用いた対策を行いましょう。苦手分野をなくし、応用問題にも取り組む必要があります。

 

※文学部(プラス試験)と同様

 

 

学習院大学理学部基本情報

公式サイト

学習院大学理学部:https://www.sci.gakushuin.ac.jp/

 

基本情報

創立年

1949年

生徒数

876人(2021年05月時点)

教育理念

理学部は、教育においては、物事の根本を論理的・実証的に分析・考察する能力、その結果を総合し実地に活かす技能、考えや知識を他人に的確に伝える技術を備えた人材を育成する。研究においては、教育及び社会との関わりに最大限配慮しつつ、科学の発展に本質的な形で寄与することを目指す。

 

引用元:学習院大学理学部 理学部・自然科学研究科について-目的及び各種方針

 

学習院大学理学部の特徴

学習院大学理学部は、物理学科、化学科、数学科、生命科学科の4学科で構成されています。理学部の研究実績は国内外から高い評価を受けており、それぞれの分野の第一線で活躍する研究者が教員として在籍しています。少人数教育も特徴の一つであるため、密度の濃い、丁寧な指導を受けることができます。卒業後は教員や情報・システム・通信など多岐にわたる分野へ就職できるほか、大学院へ進学し研究を続ける学生も多くいます。

 

 

学習院大学理学部キャンパス情報

目白キャンパス

学部:法学部・経済学部・文学部・理学部・国際社会科学部
住所:〒171-8588  東京都豊島区目白1-5-1

 

 

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