群馬大学共同教育学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

群馬大学共同教育学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

群馬大学共同教育学部は、宇都宮大学と「共同」でスタートした「教育学部」です。大学入学共通テストでは、4.5~7割近くの得点率が求められます。2023年度一般選抜の受験倍率は、前期が1.9倍、後期が3.0倍となり、後期の志願倍率は10.6倍と非常に高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

群馬大学共同教育学部の入試は、特別選抜と一般選抜の大きく2種類となります。さらに一般選抜は、前期と後期の2日程実施され、大学入学共通テストと個別学力試験等を受験する必要があります。個別学力試験等では学力試験がなく、専攻によって〈実技試験・面接・小論文〉が課されます。個別学力試験等に著しく不良のものがある場合は不合格となるため、しっかりと対策を行いましょう。大学入学共通テストでは、前期・後期ともに5~6教科5~7科目の受験が必要です。必要科目などの詳細は必ず生徒募集要項を確認し、受験する選抜に合った対策を行うことが大切です。

 

 

群馬大学共同教育学部の科目別傾向と対策

面接の試験傾向と対策

《一般選抜》

前期日程では全専攻、後期日程では芸術・生活・健康系(音楽専攻)/教育人間科学系(教育専攻/教育心理専攻)を除く専攻で、口頭試問を含む集団面接が課されます。面接員は複数で、試験時間は約30分となります。教育への関心と意欲、協調性等、学校教員になるための資質や能力、さらに各専攻の入学者受入方針の観点からも、資質や能力等が問われます。先生や家族の協力を得て、何度も模擬面接で実践的な練習に取り組むことが大切です。

 

小論文の試験傾向と対策

《2023年度一般選抜 前期日程》

全専攻で小論文が課されます。試験時間は系・専攻によって異なり、人文社会系(全専攻)/自然科学系(全専攻)/芸術・生活・健康系(家政専攻)/教育人間科学系(全専攻)が90分、芸術・生活・健康系(音楽専攻/美術専攻/保健体育専攻)が60分となります。全専攻で共通の小論文1が課され、さらに、音楽専攻/美術専攻/保健体育専攻を除く全専攻においては共通の小論文2も課されます。どちらも文章を読み、具体的に説明する問題や自分の考えを述べる問題が出題され、300字~400字以内で解答します。教職に対する愛着や基本的な資質と態度、教育への関心、教職を目指すために必要な基礎学力、自分の考えを的確に表現し他者に伝えることができる力などが問われます。出題の範囲は特に限定されていないため、様々なテーマで小論文を書く練習を行いましょう。書いた文章は先生から添削指導を受け、正しい言葉遣いや表現方法などを養うことが大切です。

 

 

群馬大学共同教育学部基本情報

公式サイト

群馬大学共同教育学部:https://www.edu.gunma-u.ac.jp/

 

基本情報

創立年

2020年

生徒数

607人(2022年5月1日現在)

教育理念

本学部は, 新しい時代の学校教育を担う教員, 中でも小学校・中学校・特別支援学校の教員を養成することを主な目的とし, 豊かな教養と優れた人格, 幅広い実践的な能力を十分に備えた人材を育成する。

 

引用元:大学の教育研究上の目的

 

群馬大学共同教育学部の特徴

群馬大学共同教育学部は、宇都宮大学と共同で教育学部を設置しており、*中学校10教科と特別支援学校5領域のすべてについて教員免許を取得することができます。4年間の授業の4割程度を、両大学の教室をつないで双方向で動画と音声の生中継を行う「相互乗り入れ」で行っています。実践的指導力を養成するため、8週間という他大学と比べても長い教育実習期間を設けています。 *一人2種類の免許取得が基本となっています。

 

 

群馬大学共同教育学部キャンパス情報

荒牧キャンパス

学部:共同教育学部・情報学部

住所:〒371-8510 群馬県前橋市荒牧町4丁目2

 

 

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