大学入試情報・受験対策
弘前大学人文社会科学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
弘前大学人文社会科学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
弘前大学人文社会科学部の偏差値は47.5程度で、大学入学共通テストにおいては6～6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.9～4.6倍で、募集人員の少ない後期日程の文化創生課程が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
弘前大学人文社会科学部の入試は、一般選抜（前期・後期）、総合型選抜、特別入試の大きく3種類となります。一般選抜は前期日程と後期日程に分かれており、両日程とも大学入学共通テスト（6教科7～8科目）と個別学力検査等の受験が必要です。個別学力検査等では、前期日程の文化創生課程と社会経営課程（国語選択）が国語と英語の2科目、社会経営課程（数学選択）が数学と英語の2科目、後期日程は両課程とも小論文のみ課されます。前期日程の配点は、大学入学共通テストの方が高めに設定されているため、重点的に学習しましょう。科目や配点の詳細、その他の入試については募集要項でしっかり確認しておくことが大切です。
弘前大学人文社会科学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜前期》
試験時間90分の大問3題構成で、現代文・古文・漢文から1題ずつ出題されます。現代文では、文章全体の論旨や論理展開を正確に把握し、それを自らの言葉で論理的に表現する力が問われます。漢字の読み書きや接続詞などの知識問題も含まれるため、確実に得点できるよう対策しておきましょう。古文・漢文では、基礎知識をもとに文章を正確に把握することが求められ、文章全体の論旨を問う問題や登場人物の言動・心情を問う問題など、さまざまな論述問題が出題されます。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組みましょう。
※教育学部・医学部（心理支援科学科）と同様
数学の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜前期》
試験時間90分の大問3題構成で、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B（数列・ベクトル）から出題されます。2023年度は大問1が指数関数・対数関数、大問2が場合の数と確率、大問3がベクトル・図形と計量に関する問題が出題されました。設問数はそれほど多くないため、苦手分野を作らないよう各分野ともバランスよく学習することが大切です。また、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。
※教育学部（技術専修・特別支援教育専修）・医学部（保健学科・心理試験科学科）・農学生命科学部と同様
英語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜前期》
試験時間90分の大問4題構成で、読解問題2題、会話文問題1題、英作文問題1題が出題されます。文章の内容を正確に理解し、その内容を的確にまとめ、自らの意見を論理的に述べる力が問われます。解答形式はすべて記述式で、日本語訳や日本語説明などが中心となります。英作文は、問いに対する自分の考えを100語程度の英語で記述する必要があります。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識を身につけ、実際に書く練習を行いましょう。書いた文章は先生に添削してもらうことで、精度を上げておくことが大切です。
※教育学部・医学部（保健学科・心理支援科学科）と同様
小論文の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜前期》
試験時間は90分となります。与えられた文章を読み、問いの内容を簡潔にまとめ、自らの考えを800字以内で記述する問題となります。課題文の内容を正確に理解する能力や自分の意見や考えを論理的に展開し、適切な日本語で表現する能力が問われます。小論文の基本の書き方をマスターし、複数年分の過去問や問題集で演習を重ねましょう。書いた文章は先生に添削してもらうことで、正しい言葉遣いや表現力を身につけることが大切です。
弘前大学人文社会科学部基本情報
公式サイト
弘前大学人文社会科学部：https://human.hirosaki-u.ac.jp/faculty/
基本情報
創立年
2016年
生徒数
1,173人（2023年5月時点）
教育理念
弘前大学人文社会科学部規程
(教育研究上の目的)
第 2 条の 2 学部は、多元的な文化理解と多様性認識、地域文化を含む自国の文化の創造力と発信力の養成に力を入れつつ、地域課題を含む現実の課題の解決に重点をおいた実践型教育を提供することで、地域社会の活性化に寄与する人材を育成することを目的とする。
弘前大学人文社会科学部の特徴
弘前大学人文社会科学部は、【文化創生課程】と【社会経営課程】で構成されており、人文社会科学系の学問分野を幅広く学ぶことができます。約70のゼミナールが用意されており、少人数教育のもと丁寧な指導を受けることができます。 【文化創生課程】には、〈文化資源学コース〉と〈多文化共生コース〉の2コースが設置されています。人文科学分野の専門知識・技能等を学びながら、国内外の歴史や文化の価値を正しく評価する力、自国の文化を創造し発信する力を身につけることを目指します。 【社会経営課程】には、〈経済法律コース〉〈企業戦略コース〉〈地域行動コース〉の3コースが設置されています。社会科学分野の専門知識・技能等を学びながら、現代社会が抱える様々な課題を解決し、より良い社会を構築することのできる応用力を身につけることを目指します。
弘前大学人文社会科学部キャンパス情報
文京町キャンパス
住所：〒036-8560 青森県弘前市文京町1
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