北海学園大学工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

北海学園大学工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

北海学園大学工学部の偏差値は、学科によって異なり35.0~37.5程度となります。大学入学共通テストでは、4.5~6割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の倍率は1.2~1.8倍となり、建築学科が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

北海学園大学工学部は1部のみの募集となり、一般選抜、大学入学共通テスト利用選抜、学校推薦型選抜、特別選抜(海外帰国生徒・外国人留学生)の大きく4酒類の選抜方式があります。一般選抜の選抜科目は、社会環境工学科(社会環境コース/環境情報コース)と建築学科は〈外国語・数学〉が必須、〈国語・理科〉から1科目を選択、電子情報工学科と生命工学科は〈外国語・数学・理科〉となりますが、学科・コースによって〈理科〉の指定科目や選択科目が異なるため、配点等の詳細と合わせて、必ず入学者選抜要項で確認しておきましょう。全体的に標準レベルの問題となるため、各科目とも基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問で演習を重ねることが大切です。

 

 

北海学園大学工学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

〇建築学科

試験時間60分の大問4題構成で、大問1が必須、大問2~4の中から2題を選択します。大問1が数学Ⅰの範囲、大問2~4はそれぞれ数学Ⅱ・A・Bの範囲の問題となります。

 

〇電子情報工学科

試験時間60分の大問5題構成ですが、大問1.3が必須、大問4.5から1題を選択します。出題範囲は、数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ必須、数学A・Bは選択問題となります。

 

〇社会環境工学科(社会環境コース/環境情報コース)/生命工学科

試験時間60分の大問5題構成で、大問1.2が必須、大問3~5の中から1題を選択します。出題範囲は、大問1.2が数学Ⅰ・Ⅱ、大問3~5が数学Ⅲ・A・Bとなります。

 

全学科とも、計算過程や導出過程の記述も必要な解答方式となっています。出題内容に偏りはなく、全体的な難易度も標準レベルです。基本事項を確実にマスターし、標準レベルの問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間60分で、大問6題構成となります。長文読解問題や空欄補充形式の文法問題、会話文問題、脱文挿入問題、メールや広告の内容に対する読解問題が出題されます。全てマークシート方式となるため、マークミスやマーク漏れなどケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。読解問題は英問英答形式で、分量も多めとなります。難易度は標準レベルですが、素早く読み取る必要があります。英単語や文法など基礎をしっかりと固め、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。

 

理科の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

受験する学科によって試験科目が異なります。

 

〇建築学科/電子情報工学科

物理:試験時間60分の大問2題構成で、物理基礎・物理の範囲から出題されます。解答形式は記述式で、全体的な難易度は標準レベルです。基礎知識を応用することで解答できるため、教科書を活用して基本事項を確実に押さえましょう。その後、問題集や複数年分の過去問などで演習を重ねることが大切です。

 

〇生命工学科

理科:試験時間60分の大問6題構成ですが、6題の中から任意の2題を選択して解答します。生物基礎、化学基礎、物理基礎、生物、化学、物理より各1題となっており、得意分野での受験が可能です。各分野とも基本事項をしっかりと押さえ、複数年分の過去問で出題傾向や形式を確認しておきましょう。

 

 

北海学園大学工学部基本情報

公式サイト

北海学園大学工学部:https://eng.hgu.jp/

 

基本情報

創立年

1968年

生徒数

1,144人(2023年5月1日現在)

教育理念

社会環境工学科

社会環境コースは、国民の安全・安心のための生活基盤、および経済活動の活性化のための生産・流通基盤等の計画、設計、建設のための基礎的な技術者教育を行い、新しい時代の要請に応え得る”専門建設技術者”の育成を目的とする。 環境情報コースは、環境保全対策、防災政策、福祉政策に必要不可欠なリスク管理、社会調査、及び合意形成等の手法に習熟し、環境への配慮を常に欠かさない人間中心の視野を持ち、あらゆる人にとって優しい安全、安心なまちづくりを目指す”文理融合型の技術者”の育成を目的とする。

 

建築学科

空間、環境、構造・材料の各分野の教育研究を通じ、機能と空間造形のあり方、建物内外の快適な環境づくり、建物の品質と安全・耐久性の確保等に関して必要な知識を身に付け、建築を創造性豊かに考究する能力を培うと共に、建築と地域・都市との関係や地球環境の未来に関する課題に取り組む幅広い問題意識を持ち、プレゼンテーションやコミュニケーションの能力を発揮して積極的に社会に貢献する人材の育成を目的とする。

 

電子情報工学科

ハードウェアとソフトウェアの両面を基礎から応用にいたるまで幅広く学び、新しい技術を生み出すための知識と能力をもつ人材の育成を目的とする。

 

生命工学科

次世代の最先端工学である生命科学と人間情報工学の両面において深い知識を有し、地域・国際社会のニーズを的確に捉える広い洞察力と、生命・地球環境への高い倫理観を併せ持つ人材の育成を目的とする。

 

引用元:使命・目的|北海学園大学について|北海学園大学

 

北海学園大学工学部の特徴

北海学園大学工学部は、【社会環境工学科】【建築学科】【電子情報工学科】【生命工学科】で構成されており、豊かな素養や社会性、倫理観を身に付ける「技術者教育」を行っています。

 

【社会環境工学科】

「維持管理」「防災」「設計・デザイン」を柱とした〈社会環境コース〉と、「環境」「情報」「都市学」を柱とした〈環境情報コース〉が設置されています。

 

【建築学科】

「空間デザイン系」「環境デザイン系」「システムデザイン系」の3系列に分類された専門科目から、学びたい科目を自由に選択することができます。

 

【電子情報工学科】

ハードウェアとソフトウェアの両方を基礎から応用まで幅広く学ぶことができます。多様な演習や実験・実習が用意されており、実践力を養うことができます。

 

【生命工学科】

理学系科目を中心とした「生命科学系」と、工学系科目を中心とした「人間情報工学系」を、分野横断的にバランスよく学ぶことができます。情報リテラシー演習やプログラミング実習など多くの実験・実習・演習を通して先端技術を体感することができます。

 

 

北海学園大学工学部キャンパス情報

豊平キャンパス

学部:経済学部・経営学部・法学部・人文学部・工学部(1年次)

住所:〒062-8605 北海道札幌市豊平区旭町4丁目1−40

山鼻キャンパス

学部:工学部(2~4年次)

住所:〒064-0926 北海道札幌市中央区南26条西11-1-1

 

 

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