北海学園大学人文学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

北海学園大学人文学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

北海学園大学人文学部の偏差値は、1部(昼間部)が45.0~47.5程度、2部(夜間部)が37.5程度となります。大学入学共通テストでは、5.5~6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の倍率は、1部が1.6倍、2部が1.2~1.5倍となっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

北海学園大学人文学部の一般選抜は、1部と2部に分かれて実施されます。選抜科目について、1部は日本文化学科・英米文化学科ともに〈外国語・国語〉が必須、〈日本史B・世界史B・地理B・政治経済〉の4科目から1科目を試験時に選択して受験します。2部は学科によって異なり、日本文化学科は〈国語〉が必須、〈外国語・日本史B・世界史B・地理B・政治経済〉の5科目から1科目、英米文化学科は〈外国語〉が必須、〈国語・日本史B・世界史B・地理B・政治経済〉の5科目から1科目を試験時に選択します。配点等の詳細は、必ず入学者選抜要項で確認しておきましょう。全体的に標準レベルの問題となるため、各科目とも基礎から丁寧に学習し、複数年分の過去問で演習を重ねることが大切です。

 

 

北海学園大学人文学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

〇日本文化学科

1部が試験時間70分の大問3題構成、2部が試験時間60分の大問2題構成となります。1部は現代文の読解問題2題と古文1題、2部は現代文の読解問題2題が出題されており、解答形式は記号選択と記述式の併用です。

 

〇英米文化学科

1部、2部ともに試験時間60分の大問2題構成となります。現代文の読解問題が出題されており、解答形式は全て記号選択です。

 

現代文の設問の中に漢字の読み書き問題が含まれるため、日頃からコツコツと学習し、多くの漢字を身につけておきましょう。全体的な難易度は標準レベルのため、語彙力や精読力、速読力を養うことが大切です。また、複数年分の過去問で出題傾向や形式を確認しておきましょう。

マスターし、標準レベルの問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。

〈経営学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

試験時間は英米文化学科(1部)が80分、日本文化学科(1部)が60分、2部は両学科とも60分です。英米文化学科(1部)のみ試験前半に20分程度のリスニング試験が行われます。1部は大問6題構成(英米文化学科のリスニング問題は含まない)、2部は大問5題構成で、長文読解問題や空欄補充形式の文法問題、会話文問題、脱文挿入問題、メールや広告の内容に対する読解問題(1部のみ)が出題されます。全てマークシート方式となるため、マークミスやマーク漏れなどケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。読解問題は英問英答形式で、分量も多めとなります。難易度は標準レベルですが、素早く読み取る必要があります。英単語や文法など基礎をしっかりと固め、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。

 

地歴公民の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜》

・日本史B

1部、2部ともに試験時間60分の大問4題構成で、解答形式は記号選択と記述式の併用です。出題範囲は年度や入試日程によって異なり、原始・古代~近現代まで幅広く、中でも中世~近現代の出題が多くなっています。難易度は標準レベルとなるため、教科書を用いて基本的な知識を確実にマスターし、出来事や人物などは関連付けられる物事と合わせて幅広く覚えておくことが大切です。

 

・世界史B

1部、2部ともに試験時間60分の大問4題構成で、解答形式は記号選択と記述式の併用ですが、ほとんどが語句解答の記述問題となっています。出題範囲は、アジアやヨーロッパ、アフリカなど広範囲に渡り、テーマ史も出題されます。難易度は標準レベルとなるため、教科書を用いて基本的な知識を押さえましょう。また、答えを正確に記すためにも、確実に書けるように訓練することも重要となります。問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。

 

・地理B

1部、2部ともに試験時間60分の大問4題構成で、解答形式は記号選択と記述式の併用です。2023年度の出題内容は入試日程によって異なり、世界の自然環境と文化や人口、都市、特定の地域に関する問題、火山、工業と貿易、気候など多岐にわたります。また、地形図や世界地図、雨温図、衛星画像、写真、グラフなど様々な資料が問題に使われているため、教科書だけでなく資料集などにも目を通しておくことが大切です。基本的な知識を身につけた上で、問題集や複数年分の過去問で演習を重ねましょう。

 

・政治経済

1部、2部ともに試験時間60分の大問3題構成で、解答形式は記号選択と記述式の併用です。2023年度の出題内容は入試日程によって異なり、非正規雇用や労働、憲法、企業、世界の環境問題、世界経済、インターネット社会についてなど多岐に渡り、教科書の範囲を超えて出題されることもあります。教科書だけでなく、資料集も活用して知識をしっかりと身につけることに加えて、社会事象問題にも興味を持ち、さまざまな情報を入手しておくことが大切です。出題傾向や形式を確認するためにも、複数年分の過去問に取り組みましょう。

 

〈経済学部・経営学部・法学部と同様〉

 

 

北海学園大学人文学部基本情報

公式サイト

北海学園大学人文学部:https://human.hgu.jp/

 

基本情報

創立年

1993年

生徒数

1,009人(2023年5月1日現在)

教育理念

近代ヨーロッパに起源を持つ人文主義を批判的に継承することで人間としてのあるべき姿を追求し、人間と自然、自己と他者が共生できる世界を目指す「新人文主義」の理念の下、「文化を学ぶ、世界と繋がる」をモットーに、地域に根ざしつつグローバルな視野をもって、人間と人為の所産である文化を探究することを教育研究上の目的とする。

 

日本文化学科

教養を基礎として、主に日本語と日本文化に関する専門知識に裏づけられた洞察力・表現力・創造力を身につけ、多様性に開かれた社会を築くため、主体的に活動できる人間の育成を目指す。

 

英米文化学科

教養を基礎として、主に英語と欧米文化に関する専門知識に裏づけられた洞察力・表現力・創造力を身につけ、多様性に開かれた社会を築くため、主体的に活動できる人間の育成を目指す。

 

引用元:使命・目的|北海学園大学について|北海学園大学

 

北海学園大学人文学部の特徴

北海学園大学人文学部は、【日本文化学科】と【英米文化学科】で構成されており、日本文化と欧米文化を相互に理解することができる学部となっています。【日本文化学科】は、「言語文化」「思想文化」「歴史文化」「環境文化」の4つの科目群からなり、日本文化を理解するために必要な古典や歴史資料に通じた日本語のエキスパートを育成しています。【英米文化学科】グローバル社会で通用する英語の習得を目指すとともに、英語圏やヨーロッパの文化や歴史などを学びます。また、夜間部の【人文学部2部】も設置されており、約半額の授業料で1部とほぼ同じ内容の講義を受けることができます。夜間部の学生は、昼の時間帯を有効活用しながら4年間で卒業を目指すことができます。

 

 

北海学園大学人文学部キャンパス情報

豊平キャンパス

学部:経済学部・経営学部・法学部・人文学部・工学部(1年次)

住所:〒062-8605 北海道札幌市豊平区旭町4丁目1−40

 

 

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