大学入試情報・受験対策
法政大学理工学部・学科の入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2022年4月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
法政大学理工学部の受験対策
偏差値・難易度
法政大学理工学部の偏差値は学科により異なりますが52.5~57.5程度で、法政大学の学部内では比較的合格のハードルは低くなっています。また理工学部内では経営システム工学科の難度がやや高くなっています。
入試の特徴と勉強のポイント
法政大学理工学部の入試問題は、全体的に標準レベルの出題となります。科目による配点の差は無いため、まんべんなく学習する必要があります。理科は年度によって解答形式や大問数が異なるため、複数年分の過去問演習を行うと良いでしょう。
法政大学理工学部の科目別傾向と対策
数学の傾向と対策
《個別日程A方式》
例年、大問5題をマーク式で解答する形式となり、難易度は教科書の章末問題レベルの出題となっています。微積分、数列、極限、ベクトルなどが頻出範囲となっているため、重点的に学習すると良いでしょう。部分点をもらえる記述式とは異なり、完答が必要になるマーク式は計算ミスなどのケアレスミスをなくすことが重要です。
※生命科学部と同様
英語の傾向と対策
《個別日程A方式》
例年、解答形式はすべてマーク式となっており、難易度は標準レベルとなります。学科により大問数が異なりますが、問題数に大きな差はありません。大問の半分は長文読解問題となっているため、時間配分に注意が必要です。単語や文法など基礎知識をしっかり身につけ、過去問演習で出題傾向に慣れるとともに速読力と読解力を養いましょう。
※生命科学部と同様
地歴公民の傾向と対策
《個別日程A方式》
物理:年度により解答形式が異なるため、複数年分の過去問演習を行うことが重要です。難易度は標準レベルですが、幅広い範囲で出題されます。中でも、電磁気、熱力学、波動は頻出なので重点的に学習すると良いでしょう。
化学:例年、大問4題構成で難易度は標準レベルとなります。有論化学を中心にまんべんなく出題されるため、教科書学習と問題演習で基本事項をしっかり身につけましょう。
※デザイン工学部と同様
法政大学理工学部基本情報
公式サイト
法政大学理工学部:https://www.hosei.ac.jp/riko/
基本情報
創立年
2008年
生徒数
2277名(2021年5月)
教育理念
理工学部は法政大学建学の精神「自由と進歩」「進取の気象」を重んじ、この建学の精神にもとづき理工学分野における広範な教育・研究活動を実践し、優れた研究成果を社会に還元するとともに有為な人材を世に送り出すことを基本理念とする。
引用元:法政大学 理工学部 理念・目的
法政大学理工学部の特徴
法政大学理工学部は、「機械工学科」「電気電子工学科」「応用情報工学科」「経営システム工学科」「創生科学科」の5学科で構成されています。学科で設定されている専門科目から62単位以上履修すれば、残りを他学科科目から履修できる教育システムとなっています。自身の学習目的に応じ学科を横断的に学ぶことで、工学的な基礎知識を高度に活用できる能力と幅広い創造性を養うことができます。卒業後は製造業、情報・通信業など様々な業種に就職することができるほか、大学院へ進学し研究を続ける学生も多数います。
法政大学理工学部の学科情報
機械工学科
《機械工学専修》
「ものづくり」に欠かせない意思伝達能力を養い、創造的なエンジニアを育成しています。推奨されている履修モデルが6コース(ヒューマンロボティクス、環境・エネルギー、マテリアルプロセッシング、航空宇宙、デジタルエンジニアリング、材料物性・強度)提示されており、専門領域を超えた横断的なカリキュラムが展開されています。
《航空操縦学専修》
航空機の操縦とそのために必要な機械工学を学ぶことにより、「機械工学に強いパイロット」と「航空エンジニア」の育成を目指しています。1年次から操縦実習を実施していることが特徴の一つで、専門的かつ実学的な工学のカリキュラムが展開されています。所定科目を履修し、国家試験に合格することで、航空従事者技能証明(自家用操縦士・事業用操縦士)、航空無線通信士などの資格の取得が可能となっています。
電気電子工学科
「共創」という学科理念のもと、家電製品から自動車、エネルギー供給に至るまでの幅広い領域で貢献できる多角的な視野やビジネスセンス、創造性を身につけた技術者・研究者を育成しています。現代社会の最先端にリンクした5つのコース(電気エネルギーエンジニアリング、マイクロ・ナノエレクトロニクス、回路デザイン、通信システム、知能ロボット)が設定されており、主な授業として、知的制御、パワーエレクトロニクス、電磁波情報工学、マイクロ・ナノプロセス工学が用意されています。
応用情報工学科
情報通信技術(ICT)を理解し、利用する人にとって有用で安心・安全な情報環境を構築できるエンジニアの育成を目指しています。履修モデルとして6つのコース(情報ネットワーク、人間環境情報、社会情報、ユビキタス情報、生体情報、基礎情報)が設けられており、学生一人ひとりの学びのニーズに応じた履修が可能となっています。各コースに該当するゼミ(研究室)がそれぞれ用意されており、未来へとつながるユニークな研究活動が行われています。
経営システム工学科
情報科学や数理科学などの理系分野を積極的に学び、企業の仕組み(人・お金・モノ・情報)に関する課題を数理的に理解し、解決できる人材を育成しています。目標に合わせた履修モデルとして4つのコース(数理システム分野、企業システム分野、社会システム分野、生産システム分野)が設けられており、学生の興味・関心や適性に合わせて選択することができます。主な授業として、数理統計学、線形代数学及び演習/微分積分学及び演習、オペレーションズリサーチなどが用意されています。
創生科学科
理系・文系の枠組みを越えた教育を実施し、地球温暖化や資源エネルギーの枯渇など現代の様々な問題に対峙できる「理系ジェネラリスト」を育成しています。自然、物質、人間、知能という4つのフィールドで、物理学と数理学を基礎とした様々な科目が展開されています。主な授業として、物理学基礎Ⅰ/Ⅱ、多変量解析(創生)、創生科学実験Ⅰ/Ⅱなどが用意されています。
法政大学理工学部キャンパス情報
小金井キャンパス
学部:情報科学部・理工学部・生命科学部
住所:〒184-8584 東京都小金井市梶野町3-7-2
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